折りからの不況と店舗の乱立で、競争が激化の一途をたどる風俗業界。そんな業界で現役デリヘル嬢を生業にしてきた美羽さん(仮名/28歳)に聞いた、過酷な業界内幕の体験告白。
風俗嬢が語る実体験。ゴックンや本番より辛いのは…
◯指名を取るためには本番行為は当たり前!
日本最大のヘルス地帯と呼ばれる名古屋。現在もファッションヘルスからデリヘルまで、数多くの店が乱立し、サービス競争を繰り広げている。それだけに客の要望とあらば、ゴックンや放尿などの過激サービスも当たり前のように行なわれる。
「お店同士の競争もありますけど、女のコ同士の競争も激しかったです。ある程度サービスが良くないと、指名がとれないんですよ」
と話すのは、名古屋のヘルスで働いていたという美羽さん(28歳・仮名)。結婚するまでの19歳から24歳までは名古屋の某ヘルスに在籍しており、現在も人妻デリヘルに勤務している。
風俗で安定して稼ぐためには、多くの指名をとることが必要不可欠。そのためには他の女のコにはないサービスをすることも求められるのだとか。
「私の場合、ゴックンは必ずしてあげてました。お客さんが多い時なんかだと、精液でお腹がタプタプになっちゃうくらい(笑)。あとはお店に内緒で本番させてあげたり。これは1日でだいたい3人くらいかな」
しかし美羽さんにとって、ゴックンや本番はそれほど苦痛を伴うものではなかったという。それよりも彼女が苦労したのは排泄行為だ。
衆人環視の中で排便までさせられて…
◯見られながらの屈辱的な排泄行為
「さすがに排泄はなかなか慣れませんでしたね。オシッコだけならまだしも、ウ○コもあったので…」
彼女が在籍していた店には、入場料の2,000円にプラス3,000円で入れる「特別待ち合い室」というものがあったという。20畳ほどの広さで、その真ん中にガラスのお立ち台が置かれた部屋。実はこのお立ち台がトイレになっており、部屋に招き入れられた20人ほどの客が女のコの排泄を鑑賞できるというシステムになっていた。
「お立ち台の真下に和式便器があって、スポットライトで上と下から照らされている中、オシッコやウ◯コをするわけです。お店から出る手当は、オシッコ5,000円、ウ◯コ1万円でした」
ちなみに店には特別待ち合い室以外に、女のコが入れるトイレはない。仕事中に用を足そうと思えば、強制的にここでするしかないのだ。
「入店時にこのことを説明されるので、女のコは人前で排泄することを一応覚悟ができているんです。でも、実際に10人くらいの前でやろうとすると、さすがにキツイですよね(笑)。とくに新人のコだと、オシッコを我慢したり、プレイ前後のシャワータイムにこっそりしちゃうようでした。私自身もウ○コができるようになるまで、半年くらいかかりましたね」
フェラはもちろん、パックリ開かれたマ◯コを見せることさえ平気なヘルス嬢であっても、排泄行為はさすがに別。とくに大勢の人の目に囲まれて…という状況では、恥ずかしさも倍増だ。
「新人でいきなりできるコは少ないですね。私は慣れてきたら、休憩時間中にジュースやお茶をいっぱい飲んで、手当目当てに1日4~5回、オシッコしてましたけど」
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