「前戯をしない男はダメ」とは昔から言われてきたことだが、なんと、イマドキの若い女性の間では前戯不要論が広まっていた。一体、なぜ?(後編)
※20代女史セックスレポート記事前編はこちら↓
前戯不要論の裏にあったセックス恐怖症という病
「もっと彼氏にも強引に迫って欲しいのに、いつも遠慮しているんですよね。セックスの時も私の身体を舐めながら『気持ちいい?』とか『そろそろ入れてもいいかな?』なんて聞いてきて、その瞬間、こっちの気分も冷めちゃうんですよね」(26歳・OL)
昨今の草食系男子の急増よろしく、すっかり男が弱くなったと言われて久しいが、彼女たちが指摘しているのはまさにソレ。
「女のコってなんだかんだいって、ちょっと男性に支配されたいところがあるんです。でも、そういう男っぽい男子は滅多にいなくて、みんな、はれものにでも触るかのような気遣いばかりする」(22歳・女子大生)
どうやら前戯が嫌いというより、男らしく、情熱的に迫ってこない男性を嫌っているのだ。アンケートに答えてくれた28歳の若妻はこんな秘密体験を聞かせてくれた。
「うちの旦那、日頃から家事を手伝ってくれたりときすごく優しいんだけど、なんか…物足りないんですよね。エッチの時も優しすぎると言うか、オスの本能の素振りも見せてくれなくて、優しく私の体を触って、優しく入れてくる…。気遣いはありがたいんだけど…物足りないんです」
そんな彼女は現在、旦那とは真逆な40代の男性と不倫をしているのだという。
「不倫相手の彼は旦那と正反対で、ホテルに入るなり、私に抱き着いて、激しくキスをしてくるし、すぐに硬くなったモノを入れてくる。乱暴なんだけど、腰の動きも激しくて、私は女として求められている感じがして、すごく幸せなんですよね。まあ、射精も早いんですけど(笑)。私の体でそこまで興奮して、気持ち良くなってくれたなら、嬉しいんですよ」
女性はむしろ本能のままに即ハメされるほど、自分がメスとして魅力的なんだと思えるのだ。一昔前のフェミニストからは、「それは性欲処理の道具にされているだけ」と批判が飛んできそうだが…。
「私は性欲処理の道具にされても構わない(笑)。もちろん、好きな人にだけ、ですよ」(23歳・OL)
という意見も決して少なくなく、いわば「M願望」の強い女性が増えているともいえるのだ。この傾向は前戯に関しても同じようだ。
「一番嬉しいのは、オッパイやアソコを舐める時、変なテクニックとか駆使しないで、無我夢中でベロベロされることですね。私の今の彼は舌全体で犬みたいに、アソコをべろんべろん舐めてきて『お前のマン汁、美味しい、美味しい』とか言ってくれるから、気持ちいいし可愛くて仕方ない」(21歳・女子大生)