── さて、AVをやるにあたって、AVを観て勉強していた、もしくは勉強して挑んだようなことってありましたか?
愛花 AVのシリーズ物が自分にいつか回ってくることがあと思うので、あまり観ないようにしていますね。その作品のお仕事が、自分に回ってきた時に、観ていた作品と比較したりして、意識しちゃうかもしれないので。観ている時に、同じものってつまらないじゃないですか。人が違うといえども。
── 愛花あゆみ、意識高い系! すごいぞ! それでは質問の視点を変えまして、好きなパターンのAVってありますか?
愛花 AVというよりも女優さんが好きです。野々浦暖ちゃんがすごい好きです。あるAVサイトのランキングで暖ちゃんとランキングが並んでいて、スクショしちゃいました!
── ガチ勢の行動だ(笑)。そういえば、暖ちゃんも、あゆみちゃんと同じように、受け身のようで責めていて、責めているようで受け身なプレイですよね。
愛花 とにかく彼女のビジュアルが好きです。プレイのことも、私も客観的に観て、「似てるな」って思いました。
── その攻守が入り混じるあゆみちゃんのプレイは、どこで覚えたと思う?
愛花 やはりソープで覚えましたね。
── 話をガラリと変えまして、先ほど、アニメも好きと言っていましたよね。どのあたり?
愛花 「テニスの王子様」とか好きでした。とにかくいろいろなジャンルを見ます。
── 深夜系からwebからなんでも?
愛花 はい。ほとんど押さえてます。
── ゲームキャラ的なパターンが登場するのは?
愛花 ゲームキャラっぽいほうが好きですが、絵柄的には、青春系が好きです。今季だと、「ホリミヤ」とか。「Dr.STONE」」とか、「魔道祖師」とか「進撃の巨人」とか好きですね。
── ドメジャーからマイナーまで、好きの広さが半端ない。
膣が下付きなのでバックが一番気持ちいいです
── 続いては、あゆみちゃん自身のセクシー女優的な野望の話をお聞きします。最初のほうで、「AV業界に爪痕を残したい」と言われていたのですが、現在、セクシー女優にとって、実は過去一でキツいシーズンのような気がします。まもなくAVは、ネットの中のひとつに収まっちゃいそうな感じですよね。
愛花 ああ、そうだと思います。
── そういう中で、愛花あゆみは何をやってきますか?
愛花 最初からバコッと売れる女優さんっているとは思うんですけど、それはメーカー専属女優さんの話ですよね。私は、これから先は、いろいろなメーカーさんにお世話になるキカタンとして頑張っていきます。地味にコツコツとお仕事を全力でやって、徐々に爪痕を残していく。上がっていくには、地道な努力を積み重ねるしかないと思います。
── 単体といえども最初からずっと売れているわけではないですしね。デビューから3年経っていきなりブレイクした女優さんもいます。あゆみちゃん自身、あえてセクシー女優としてのスタイルを自分で説明をすると、どんな感じですかね。
愛花 この業界で考えると、ちょっとぽっちゃりになるんじゃないですかね? 私、顔が丸いんです。どんなに体が痩せても、顔だけは丸いんです。徐々に絞っていこうとは思っています。普通の成人女性と比べたら痩せているほうだと思いますよ。
── この業界、異常なまでに細い人がいますからね(笑)。
愛花 そうですよねぇ。そういう女優さんたちと比べると、私はぽっちゃりになるんだと思います。ソープをやっていたこともあるし。ソープのお客様は、触った時にムチっとした感じを好む人が多いです。
── ソープ嬢もいろいろな体勢でプレイするので、内転筋はかなり鍛えられますよね。ストレッチとかAV撮影は重要になってきます。
愛花 はい。そうですね。私、体が硬いので、そこは気をつけています。
── あゆみちゃん自身が実際に一番気持ちいい体位はなんですか?
愛花 バックです(即答)。
── その理由は?
愛花 私……また論理的になっちゃうんですけど(照笑)、膣が下付きなのでバックが一番気持ちいいです。正常位だとお尻を上げていないといけなくて腰に負担がかかっちゃうので、そっちに意識がいっちゃうんです。
── 挿入されやすくするために、腰を浮かせているわけだ。確かにそれをしていたらキツい! 男でそういうことに気がつく人なんて、まさにセクシー男優ぐらいしかいない。
愛花 はい。男優さんくらいだと思います。特にベテラン男優さんは気を遣ってくれて優しいです。