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【リアリティに長けたドラマモノを撮る・イージー松本監督インタビュー】「あえてサンプルは全てを見せずに、引きつける要素だけを詰め込んで作るようにしています」AV監督になったきっかけや新作のミドコロなども紹介!【中編】

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現在、SODのエース監督として活躍されるイージー松本監督! 私は毎回、監督の作品を観ると映画を見終わった後のような充実感に包まれます(もちろんエロくてめちゃくちゃ抜けます)。
前編では「最新作のミドコロ」の話をして頂き、今回の中編では「サンプルのこだわり」、人気シリーズの「桃色かぞく、催眠モノを撮るようになったキッカケ」の話を伺っております! 
ぜひ、最後までお付き合い下さい! (全3回、中編)

「兄妹っていうのは、切っても切れない関係の男女だからこそ複雑ですからね。ここが近親相姦の面白いところです。」

—— 松本監督のサンプル動画は、映画の予告のようなこだわりっぷりで定評がありますが、サンプル動画を作る際のこだわりを教えて下さい! 

イージー松本(以下、松本)サンプル動画は特にこだわっていますね。サンプルを観てエロいなって思ってくれたら、もちろんそれはそれでいいんですけど、一番は「なんだこの作品?」って興味を持ってくれたら嬉しいですね。
なので、映画の予告もそうですし、ミュージックビデオなどを色々と観たりしています。なので、「AVっぽいサンプル動画にはしたくないな。」というような思いで作っていますね。

—— なるほど。松本監督のサンプルって、内容的な興味は物凄くそそられますが、いい意味でエロの内容はわからないっていう印象ですよね。

松本 あえてセックスシーンとか、エロいシーンは外しているかもしれませんね。サンプルを観ただけで、「こんな感じのエロがあるんだな。」ってわかってほしくないんです。
AVっていうのは飛ばして観ちゃうことが多いと思うのですが、作品の中身自体も、早送りさせないような工夫をしています。なのでサンプルも、あえて全ては見せずに、引きつける要素だけを詰め込んで作るようにはしています。

—— 松本監督の人気シリーズの、近親相姦を描いてドラマモノ「桃色かぞく」を撮られたキッカケや、こだわりを教えて下さい! 

松本 まず元々は、近親相姦を撮りたかったというのがあったんです。キッカケはTBSの「高校教師」というドラマでした。このドラマは、父親と娘の話で、最終的には父親が娘を犯しちゃうというストーリーなのですが、セックスシーンは描かれていなくて、最終的にそうだったとわかるんですね。このリアリティが凄いなって思ったんです。なので「高校教師」みたいな近親相姦を撮りたくて、桃色かぞくを撮りました。
で、最初は「妹のおっぱいを吸い続けて、10年になりました」という作品なのですが、この作品を撮るキッカケとなった発想が、「妹が制服を着て、お兄ちゃんに授乳している」という、一枚の二次元の画像があったんですね。この画像を見た時に「この兄妹ってどんな関係性なんだろう?」というようなイマジネーションが物凄く沸いてきたんです。なのでこれを元に、10年間という期間でやったら、兄妹の心情の変化とかも見せることができると思ったので、これらを合わせて作品になっていったという感じですね。

—— たしかに、兄妹の成長をリアルに描いていて、自分の青春時代を思い出すような演出ですよね。

松本 こだわりとしては、「兄妹のあるあるをひたすら追求したこと」です。例えば「リモコンを取り合う」とかですね。そういったあるあるを入れ込むことによって、人物が立体化していきます。高校生、大学生、社会人になった時の、この10年間で、「この時代の2人はどんな会話をするのかな? この時代の2人の距離感はどれくらないなのかな?」ということをひたすら考えました。
ってなるとリアリティが無いと描けませんよね。「近親相姦って、あり得ないけどあり得ている」というところを、リアルに描いたら面白いなって思うので。
近親相姦の魅力は〝禁断感〟だと思うので、ここを見せれたらなと思って撮っています。兄妹っていうのは、切っても切れない関係の男女だからこそ複雑ですからね。ここが面白いところです。
「近親相姦という芝居」と「リアリティ」と「禁を犯す」という3つをテーマに、桃色かぞくは撮っています。

—— 「桃色かぞく」は数多くシリーズ化されていますが、まだ観たことのない読者が最初に見るならどの作品がオススメですかね?

松本 まずはやはり先程も言った、第1作目の『妹のおっぱいを吸い続けて、10年になりました。』ですね。
で、これを観て頂けたら、最初の頃のテーマは「女子校生」だったんですけど、ちょっと味変えとして「熟女」をテーマとしてやった、平岡里枝子さん主演の『僕は子供部屋おじさんです。』という、のちに3作に渡って続いた作品は観て頂けたらと思います。

—— 私もこちらの作品は観させて頂きましたが、どれも本当に素晴らしい作品でした! 個人的には、平岡さんの「鎖骨」がエロくて好きでした(笑)。あらためて、この作品のミドコロをお願い致します! 

松本 平岡さんに関してはもう言うことの無いような、映画女優のような高い演技力を持っている方なので、「子供部屋おじさん」という空気感のリアルさを感じて頂ければと思うのと、4月に第3作目が出ますので、こちらもぜひ観て頂きたいと思います。
あと、紗倉まなさんが出演した作品もあるのですが、紗倉さんクラスになると芝居もエロも超一流だったので、ぜひこちらもオススメです。

—— 「子供部屋おじさん」というテーマで撮るキッカケは何かあったのですか?

松本 この作品の元ネタとしては、海外のポルノ動画を見ていて、西アジアの個人動画を見つけたんですね。熟女の人と、その息子みたいな人が部屋の中で自分たちをカメラで撮っていて、歯を磨いたりご飯を食べるみたいな、息を吸うような感覚で、お母さんが息子に対し手コキをしたりフェラをしたりしていたんですよ。この「日常の中でやっている、非日常」が凄くインパクトがあったので、これからまずヒントを得ました。
そして、ちょうどその頃に「子供部屋おじさん(実家の子供部屋で成人後も暮らす中年男性のことを指すインターネットスラング)」っていうのがネット用語で流行っていて、それと結び付けて撮ることになりました。
お母さんさんが仕方なく、日常の中で息子の性欲処理をしている話なので、〝日常をたんたんと描く〟ということを意識しています。

—— あと、松本監督と言えば「催眠モノ」が有名ですが、撮ることになったキッカケを教えて下さい! 

松本 元々は、催眠に詳しい一般ユーザーの企画者の方がいらっしゃって、その方が会社にメールを送ってきて頂いて「面白そうだな」と思ったのがキッカケですね。
今では「催眠モノ」というのは流行っていますが、当時はインディーズのメーカーしか撮っていなかったんです。でも、エロゲーや二次元の世界では確立されているジャンルだったので、「もしかしたら催眠モノって、次にAVで流行るジャンルになるかもな」と思い、企画者さんと綿密に打ち合わせをして撮ることになりました。
でもこの作業が結構大変で、企画者さんは言いたいことや、やりたいことが溢れ出ているので、そこをちゃんと整理して、「ここはしっかりドラマを描く。ここはしっかりエロを描く」といった感じで、押し引きをしながら台本にしていきました。
ここで一番大切にしたのは、「企画者さんの発想」ですね。これは誰にも無いことだし、自分の勉強にもなることなので、そこをしっかり描けるようにしました。企画者さんは「今まではドキュメントでは催眠モノはあったが、ドラマモノで人間関係をしっかり描いての催眠モノを撮ってほしい」というこだわりがあったので、催眠をかける前までの人間関係をしっかり描きました。「清楚な子が、催眠をかけられたら乱れる」といったような〝ギャップ〟が催眠モノの魅力なので、「清楚な子」というフリを作る芝居を丁寧に撮りましたね。

—— なるほど。企画者さんにしか出せない発想を大切にしながら、それをしっかりと整理して作品にしていったのですね。

松本 そうですね。ちゃんとしたSFの映画とかって一個大きな嘘があるじゃないですか。「宇宙船が来た」や「怪獣が来た」みたいに。でも、細いに人間関係などのディテールは、リアルにしっかりと描いていますよね。ここをちゃんと描かないと、大きな嘘は効いてきません。僕たちの大きな嘘は「催眠」なので、それ以外の部分はリアルにこだわっています。

—— 「催眠モノ」を撮る際の、こだわりを教えて下さい! 

松本 まず視聴者は、催眠をかける男に感情移入するので、「社会的から虐げられている、日の目を浴びていない人間が、催眠アイテムを手にいれたことがキッカケで人間関係を逆転させる」という部分は絶対に描かないといけないと思っています。
あとは先程も言った、催眠をかけられる対象の相手のギャップを、大きい振り幅で描くことです。「清楚な人がオッシコをする」、「上品な処女の子が興奮している」みたいなことですね。
それと企画者さんに基づいた、催眠をかけるシーンにもこだわっています。ただ手を叩いただけで催眠がかかるとかではなく、催眠光線を浴びて放心状態になってからハッとして、手を叩いたら目が醒めるみたいに、段階を踏むようにしています。

—— では、まだ「催眠モノ」を観たことがない人に向けての、監督が選ぶオススメ作品を教えて下さい! 

松本 『催●光線で支配された大学テニスサークル』という作品は、自分の中でちゃんと催眠モノを撮れたかなと思っているので、ぜひ観てほしいですね。

—— 美咲かんなさんや、浜崎真緒さんのやつですね!!!!  たしか、監督が最初に催眠モノを撮られた作品でしたよね?

松本 はいそうです! この時のロケは、朝8時から撮り始めて、翌朝の5時ぐらいまでかかってしまったんですよ。普通だったらそれくらいの時間になってしまうと、撮影の雰囲気はグダグダになっちゃうんですね(笑)。でもこの作品は、女優さんや、大勢のエキストラやスタッフ全員が、最後まで楽しんでやってくれてたので、非常に印象に残っています。
特に、浜崎さんの催眠をかけられた後の豹変ぶりが凄かったので、先程言った「催眠のギャップ」が出せたと思います。
美咲さんも凄くて、「居酒屋で裸で阿波踊り」をするシーンがあったのですが、恥じらいなく一生懸命やってくれたので、良いシーンを撮ることができました!

—— では、中編最後の質問です! 松本監督は、デビュー作も多く撮られてきたと思いますが『インタビューで「1聞いたら10返してくれた」のような、印象的な女優さん」がいたら教えて下さい! 

松本 昨年9月に撮ったデビュー作で、佐田茉莉子さんという女優さんは、まさに「1聞いたら10返してくれた」というような方でしたね。

—— 当時、新しくできたばかりのレーベル「麗-KIREI」の第一弾女優としてデビューされた、美容サロンを経営する傍ら、自分磨きのためにAVデビューされた女優さんですね! 

松本 そうですね! 実際に美容家の方で、それを等身大に描いた作品なのですが、「アラフォーになっても前向きにセックスしたい。性のことを発信していくのは大事なこと」というようなポリシーを持っている方なので、そのようなメッセージ性のあることをインタビューで語ってくれたので、他のデビュー作とは一味違ったものになっているので、ぜひ観てほしいなと思います。
あと、みひなさんの『拝啓- 高●生の僕へ。』っていう作品も、この当時撮った中だったら一番手応えを感じた作品なので、非常に印象に残っていますね。だいたい専属じゃない女優さんの場合は、一日で写真撮ってV撮ってみたいな感じなのですが、このみひなさんの作品に関しては僕のわがままを聞いてもらって二日撮りにしてもらったんです。ドラマモノとしての完成度が高く撮れたっていうのもあるのですが、みひなさんは「全身性感帯」って言われるように、エロが本当に好きな方だと思うんですね。「エロが好きな人のセックスや、ちょっとしたエロのドラマシーンでの反応」っていうのは、彼女みたいな本当にセックスを好きな人にしか出せないものがあると思うんです。なので、この作品には他には無い手応えを感じました。彼女でしか撮れない、ドラマモノの作品になったと思います。

以上、インタビュー中編でございました! 兄妹あるあるの話がでましたので、私も姉がいるのであるあるを一つ! 「姉に影響されて少女漫画読みがち」はい(笑)!!!! ということで、ラストの後編では「AV監督になったキッカケ」などのお話を伺っております! ぜひお楽しみに!

後編予告
・松本監督がSODの説明会に来た時に、入社の決め手となったあの有名な人物とは!?
・松本監督のフェチは、○○!?
・松本監督なら、リボルバーヘッドをヤクザの○○役でキャスティングする!?

乞うご期待! 

 

イージー松本

1992年生まれ。リアリティに長けたドラマ作品を得意とする、SODのエース監督。人気シリーズ「桃色かぞく」や催眠モノの作品が有名。

リボルバー・ヘッド @RevolverHead01

AVを心から愛する芸人。28歳で既婚者。過去には女優さんのリリースイベントに通っていて、お会いした女優さんは200名以上。過去観た作品は、イチ○ー選手の安打世界記録(4367本)を越える。AVに関するコラム多数執筆中。趣味は筋トレで、ベンチプレスは150キロを上げる。

 

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