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【ガン闘病中のレジェンドAV男優・沢木和也インタビュー】「昔は深刻な問題を抱えてAV出演してる暗いコも多かったけど、始まっちゃえば普通にセックスしてた」【前編】

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「女とヤッて金になる仕事がしたい」と、日本の景気がよかった1980年代にAV業界に飛び込んだ男、沢木和也。ドラマ物もナンパ物も席巻したトップ男優の彼が、昨年4月に食道がんと下咽頭がんに冒されていることを自身のTwitterで告白。

 

「中学3年の息子にお金を残したい」と、クラウドファンディングを活用した自伝の出版へと動き、このたび6月の発売が決定した。
https://note.com/k_sawaki/n/n309debb275f5
そんな「終活」にいそしむ沢木和也さんに初めて会って、興味深いお話を聞かせてもらうことができた。

ナマ挿入が当たり前でヤリまくっていた僕だけど、巨乳と豊満が苦手になった

── 80年代からドラマ物、ナンパ物のAVで活躍していた沢木さんですが、当時、どうやって業界入りしたんですか?
沢木 とにかく、ヤッてお金になる仕事を探してたんです。三行広告を見て片っ端からそういう仕事を。でも上手くいかなくて、銀座で黒服をやってたんですが、そこで僕が管理している女の子の彼氏のお兄さんがAV男優の臼田(健司)さんだったんです。
── なんと、臼田君がきっかけだったんですか。
沢木 あの人がけっこうアテナ(映像)に出入りしてたんですね。
── あの当時、アテナで制作にも関わってましたよね。
沢木 それでアテナに行って、臼田さんが面接してくれて、AV男優デビューできたんです。
── 男優としての初仕事が、女の子のオナニーを見るだけでギャラををもらったとおっし ゃってますよね。
沢木 15分くらいオナニー見ただけで2万円もらいました。
── ボロい仕事だと思いました?
沢木 思いましたね。
── 日常とのセックスとは違う女優さんとのカラミの撮影に戸惑ったことはあったんですか。
沢木 2作目で初めてカラミをやって、当たり前のように正常位で女優の身体に手をかぶせていたら、(ムービーの)カメラマンに手をパンッてはたかれました。
── 邪魔だからどけろと。あの時代の技術スタッフは厳しかったですね。
沢木 厳しいなって思いました。今だったら、そっちが動いて撮れる位置から撮れって思うけど(笑)。
── ヤリたい盛りの沢木青年からしたら、撮影のセックスは面倒くさいなぁなんて思ったりは?
沢木 面倒くさいとは全然思わなかったです。
── 仕事にはノウハウがあるのは当たり前だなと。
沢木 当然のことだと思いました。ただ、初カラミの時にもらったギャラが8万円だった。
── 初カラミで8万円ももらえるとは。
沢木 もうこの仕事やめられなくなりますよね。
── 今の若手の男優を見て、当時のご自身と比べてどう思いますか。
沢木 今の男優みたいなことはできない。一日に現場を掛け持ちすることもあったりして、2回も3回もカラミをやるでしょ、それも毎日。20代の頃の僕でもそれは無理です。
── 個人差はありますからねぇ。売れっ子男優になってから、仕事上で壁に当たったことはあったんですか?
沢木 ありましたありました。●●●●っていう女優がいるじゃないですか。
── あの豊満な。
沢木 そうそう。あの子と初めて会ってから、僕おっぱいが大嫌いになっちゃって。
── どういうことでしょう?
沢木 こう言ったら失礼だけど、デブじゃないですか。彼女とカラミをやって以来、豊満と巨乳が難しくなって。
── そういう体格の女性とは好んでセックスしていなかった?
沢木 そう(笑)。
── 沢木さんが一時代を築いたナンパAV(1991年に始まった『沢木和也のナンパ帝国』シリーズ)でも、好みの女の子だけを狙っていたという感じですか?
沢木 ナンパ物に関しては、ルックスはあんまり関係なかった。ただ挿れられればいいんで。でも、太ってる女性だけには行かなかったですね。

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