「立ちバックが好きなのは、ヤラれている自分の姿に興奮しちゃうからなんです」
── 話がヤバい方向に進みそうなので、普通の下ネタをお聞きします。体位は何が好きでしょうか。
辻 体位はバック。特に立ちバックです。相手がつかんでいる腕がちょっと痛いくらいなほうがいいです。
── 女子的には大変じゃないですか?
辻 私は後ろ好きですからね。大変とは思いませんよ。普通の四つん這いも好きだし、寝バックも好きです。
── 立ちバックが好きってことは、されているシチュエーションが好きなんじゃないの?
辻 バレてる! バレてるじゃん(笑)。私の嗜好がバレている!
── 窓ガラス越しに見える自分が好きってことでしょ?
辻 はい。ヤラれちゃっている自分を見てさらに興奮しちゃうわけです。
── さくらちゃん、オナニー好きでしょ?
辻 好きですけど、なぜわかるんですか?
── シチュエーション好きな人はオナニー好きな確率が高いです。一番好きなオナニーのシチュエーションは?
辻 好きなシチュエーションは、さっき言った、「隣で友達がSEXしている横でオナニーする」というのが好きですね。あとは、お仕事をした日にエッチした男優さんが出ている作品を観ながらオナニーするのが好きです。
私じゃなくて、他人にやっている時ってエロくないですか。私には見せてなかった表情をしたり、そういうところがエロいと思います。
── こじれてるねぇ、さくらちゃん。好きな人が浮気しているとか好きそう。
辻 浮気されたことがないし、筆下ろしタイプなのでわからないですが、デートとかしているところを発見したら、それをオナニーのおかずにしたいと思います!
── そんなことを言っているけれど、さくらちゃん的にはどこからが浮気になりますか? まずは映画をふたりで観る。
辻 それはきわどいなぁ……。
── ご飯をふたりで食べた。会社の部下の女子とか。
辻 それもきわどいなぁ。どういう関係性なのかにもよりますよね。本当は嫌だけど、1、2回ならばいいかな。
── 食事したとかを内緒にしていたら?
辻 ぶち犯す(笑)。
── 怖っ(笑)。そういえばさっき、何気に「筆下ろしタイプ」と言っていたんだけど、SEXをしてきた人たちがそうだったってこと?
辻 学生なのでそんなに経験がないじゃないですか。そうなると自然と私が教えているみたいになってました。受け身な感じのSEXよりも、責めちゃう側になっていると思います。フェラチオをするのは好きですし。とはいっても、「後ろから突いてみなさいよ」みたいなパターンのSEXも好きですね。
── それはシチュエーションがエロいからでしょ。
辻 その通りかもしれません(笑)。
── こうやって話をしていると、辻さくらさんはAVに向いてますよね。
辻 向いてますか? 嬉しいです。
── 人の妄想に入り込める女子が重要ですからね。セクシー女優の妄想ではなくて、監督などの妄想が具現化しているから。微妙に自分の好きとずれることあるでしょ?
辻 確かに観ていたりする時とか、撮影でもタイトルから想像していた感じじゃなくて、「ああ、そっちか」ってことはありますね。
── 今の時代のAVは、観ている側の細かいシチュエーションにいかに入り込めるかってところが重要なんですよね。微妙なズレが生じた時に、相手側の思惑にアジャストできる人が、2021年のセクシー女優として必要な資質だと思います。
辻 「カメレオンな存在」のセクシー女優なので、みんなのために頑張ります! ドキュメントっぽい感じのものでも、ドラマでNTRされちゃうとかどちらも興奮できるし、観てくれた方が、興奮してもらいたいと思います。
── 冷静な自分が、自分を観ているタイプですよね。その場合、撮影している自分のことをどういう感じで見てる? ジッと見ているとか、興奮しまくっているとか。
辻 「へぇ。こんな感じなんだ」って感じで見てます。ちょっとニヤニヤしながら(笑)。「こんな一面もあるんだね」とかですね。
── 自分に対してもエロい目で見ているわけだ。
辻 人間観察が好きっていうのは、自分に対してもやっているんです。
── 最後にファンに向けてメッセージをお願いします。
辻 このいっぱいいるセクシー女優さんの中から、私を見つけてくれて、イベントがあれば足を運ぼうと思ってくれているみなさん。あなた、あなたですよ。あなたに感謝の気持ちを込めて、ぜひお会いしたいです。こういう時期なので、イベントが開催されてはいないのですが、開催された時には、ぜひ辻さくらに会いにきてください。
辻さくらが、辻さくらでいれるのは、ファンのみなさんがいてくれる間だけです。こんな状況ですが、さくらと会える時まで、待っていてください。そして会った時には、存分に楽しみましょう。よろしくお願いします。
(インタビュー:麻雅庵)