◉前編、中編はコチラ
――キカタンになって各社を巡り、去年の12月には『膣奥射精オネダリ淫語お姉さん』(本中)で、本物の中出しを初解禁しました。その感想を聞きたいです。
夏希 ゴムを着けないから、気持ちが高まったまま前戯からセックスに入れるのがよかったですね。
――この作品のもう1つの売りの淫語ってどう?
夏希 淫語は今までそんな喋ったことなかったんだけど、喋るとよけいに高まりました。めずらしく私が責める方なので、それも新鮮で、やってみると楽しかったです。
――プライベートで淫語を喋らせたがるパートナーはいなかった?
夏希 いなかったです。あ、でもすごいSの人がいて、その人は寝取られ願望があって、「今まで誰のチンポがよかった? そいつのチンポを欲しいって言えよ、でないと挿れてやんないゾ」って。
――ほほう。
夏希 「○○のチンポが欲しい!」て昔の彼氏の名前を私に喋らせて興奮する人でした。淫語喋らされたのはこれくらいですねぇ。
――ここまで聞いて、みなみちゃんはストライクゾーンは広いなと感じたけど、それでもこういうタイプだけは絶対ダメというのは?
夏希 苦手なタイプはチャラい感じの人。ホストとかめっちゃイヤ。見た目が怖いです。
――あっち系が苦手なんだぁ。
夏希 保育園の時、金髪に染めてる男の人を見るだけで泣いてたくらい。
――金髪男はワルにしか見えない?
夏希 ワルにしか見えない。
――意外に純真だなー。
夏希 あと、めっちゃオシャレにこだわってる人。キラキラ系がダメなんですよ。
――どこがダメなの?
夏希 私が素を出せなくなっちゃうから。ちょっと汚いくらいの人がいい。
――気後れしちゃうということ?
夏希 この仕事を始めてから潮を吹くようなって、プライベートでも困るんですよ。ハメながら潮出ちゃうし、キラキラしてる人だと私なんかの潮をかけて申し訳ないって思っちゃうんです。
――へえ。インタビュー前半のオヤジ狩り(笑)してた女の言葉とは思えない。デビュー当時と変わらないうぶな部分かあるんだねぇ。
夏希 デビュー当時はカラダも開発されてなかったんですよね。
――今の感度が100としたらデビュー時はどれくらい?
夏希 60くらい。まだ恥ずかしさのほうが勝ってて、当時の彼氏にも「オナニーなんてしない」って嘘ついてたくらい。
でもAVに出たら、「オナニーくらいみんなしてるよ」っていう環境だからオープンになれたんです。すごい気が楽になりました。
――なるほどね。みなみちゃんがマッチョの胸筋が好きなように、僕たちはうぶな短髪美少女の腹筋に萌えたわけだよね。
夏希 最近アスリート物(の仕事が)多いんですよね。インストラクター役とか。
――デビューしてしばらく経ってから「チャームポイントは腹筋」て言うようになったよね。
夏希 最初、腹筋の何がいいわけ? て思ってたんだけど、アスリート物で腹筋運動を撮ったりするようになって、おかずになるんだってわかったんですよね。
――僕、チョー腹筋フェチなので、それだけで今日会えて高まってるんですよ。腹筋は昔から割れてたの?
夏希 中学の時から「お腹すごいね」って言われてました。
――部活は何かやってたの?
夏希 中学の時はソフトテニス部で、高校時代はハンドボール部です。
――そりゃ腹筋も割れるね。
夏希 高校の時は今より腹筋割れてたし、太腿もムキムキでした。
――業界最高クラスの腹筋の秘密を最後にぜひ知りたい。日々のエクササイズの賜物でしょ?
夏希 ほんと何もしてないんですよ。
――原更紗(現・夏目彩春)さん以外の腹筋女優は皆さん「何もしてない」って言うんだよねぇ。
子連れ腹筋女優の武藤あやかさんも、あんなにバキバキなのに「日常の家事の動作で自然とこうなった」って。
夏希 へえ。私の場合は、よく笑うからじゃないですか。お笑い見るの好きなんです。テレビでもライブでも。
――たしかに大笑いすると腹筋に効くね。またみなみちゃんは笑い上戸だよね?
夏希 そうなんです(笑)。
(次のページに続く)