海沿いの家に住みたいんです。コロナの期間中に「家賃はこのくらいか」って物件を見ていた(笑)
川上 そうだ! 人生グラフ見ないと!
── では、人生グラフを説明してもらいますか。
小島 デビューして、アリスた~ず★をやって、S1に移籍して、ドラマも出て、いまコロナ禍の時期だから少し波があるんです。いまはコロナ禍でイベントができないけど、私は調子がいいと3日連続でイベントをするくらい、ファンの方に会う機会が多かったの。でも、イベントがなくなって誉めてくれる人がいなくなったの。私は周りに誉めてくれる人がいないと無理なんです。
川上 私は誉められると警戒しちゃうから。
小島 なんで(笑)?
川上 もう、警戒しないよ。いまは受け入れているけど。
小島 だから、私はマネージャーに仕事が終わったら、「ここはこうで反省だけど、こう考えると偉くない?」って聞いて、絶対に「偉いね」で終わらすの。イベントも「かわいいね」とか、「会えてよかったよ」とか言われたいし、誉めてくれなくても自分から「かわいい? 今日はかわいい?」って誉められに行くのがイベントだった。
川上 そうね、イベントは甘えに行くよね。
小島 それがなくなった時に私は需要があるのかなって、すごく不安になっちゃったんです。
川上 私、聞いたよ! イベントを再開した時に席が50だったけど、「50人も集まらないかもしれない、40人にしたほうがいい」ってこじが言っていたって。
小島 そう、そう、そう。いつも不安だからさあ。
川上 そこがいいところかもしれないけど、もう少し安心してもいいのにって思った。
小島 安心なんてできないよ。
── すごい慎重派ですね。
小島 慎重派です。
── そのコロナ禍が過ぎ去ったら、将来の夢を書いていますが説明をお願いします。
小島 海沿いの家に住みたいんです。コロナの期間中に「家賃はこのくらいか」って物件を見ていた(笑)。
川上 カフェのオーナーとは?
小島 料理が嫌いだからできれば料理はしたくなくて、どうやったら料理をしない人生を歩めるか一生懸命考えたんです。そうしたら自宅の1階をカフェにしたら毎日そこで食べられるじゃんって思ったの。
川上 作ってくれるスタッフがいるから?
小島 そう。オーガニックとか朝採れ新鮮野菜とかいいじゃん。だから、オーナーをしたいなって。
川上 経営者をやるんだ?
小島 うん。
川上 できるよ。
小島 できるかな?
川上 できるよ。
小島 だから、貯金を頑張ろう。
川上 でも、貯めすぎてもよくないよね。
小島 不安だからめっちゃ貯金しちゃう!
川上 それ! 当時からそうです!
小島 そうです。そうです。
川上 散財しないタイプだよね。
小島 しない、しない。
川上 自分のなかで散財した経験はなに?
小島 なんだろう?
川上 ホストに行ったとか(笑)。
小島 行かない、行かない。
川上 行かないのは分かるけど(笑)。
小島 マジでないよね。
── 車とかですか?
小島 車は買いましたけど、軽自動車です。
── ははは(笑)。庶民的でいいですね。
小島 Diorのバッグを買いました。
── それくらいなら普通のOLでもボーナスで買っていますよ。
小島 自分のお誕生日やデビューの周年でバッグを買うんです。そのタイミングで買いました。
── まさにOLがそういう記念日に自分へのご褒美と言って買うのと同じですよ。
川上 本当にこじは安定しているの。
小島 あっ、積立預金を始めた! 怖いから。だから、コツコツとお仕事を頑張って、おばあちゃんになった時に面倒を見てほしいから老人ホームを作るの。オーナーだとヘルパーさんが大事にしてくれるじゃん。
川上 ははは(笑)。私はおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に遊びたいから老人ホームに行きたい。子どもか慕ってくれる人にお金を出してもらって老人ホームに入っておじいちゃん、おばあちゃんと遊んでいたい。
小島 分かる、分かる。日向ぼっこしてさ。
川上 あやとりをしてね。それで死んでいきたい。
小島 めっちゃいい。
── まだまだ、60年後くらいじゃないですか。
川上 イチゴ畑はなに?
小島 イチゴが好きだから老人ホームの庭にイチゴ畑を作って食べたい。あとワンコの服を作るお店もすごくやりたいの。
川上 向いてると思う。
小島 作りたいの!
川上 もう一回言うわ、向いてると思う。
小島 コンセプトやブランド名も考えているけど、忙しいのは苦手だから、心に余裕ができたタイミングでワンコの服を作れたらいいなって思ってる。
川上 私はこじのセンスが本当に大好き! かわいいし細部にまでこだわって愛情込めている感じがして!
>>この続きの対談後編は明日公開!!<<