【未歩なな「月で逢いましょうvol.55」ライブレポート！】初のワンマンライブは超満員のファンを前に大成功！　ライブ新世代の到来で2023年は未歩なな時代を予感！

未歩なな「月で逢いましょうvol.55」ライブレポート！

所属アーティスト全員がセクシー女優というオンリーワン音楽レーベル「Milky Pop Generation（以下、ミルジェネ）」が送る、本気の音楽配信ライブ「月で逢いましょう」の第55回が東京・三軒茶屋グレープフルーツムーンで行われ、初のワンマンライブとなる未歩ななちゃんが登場しました！

ななちゃんはこれまでミルジェネの「ニューカマースペシャル」と「10周年記念LIVE」には登場しましたが、ワンマンライブは今回が初めて。それだけに注目が集まり会場は超満員の観客で膨れ上がりました。

今回、ななちゃんのバンドを務めるのは福田正人さん（ギター＆コーラス）と高島ユータさん（ピアノ&コーラス）です。

かわいらしいドレス姿で登場したななちゃんは若干、緊張気味。そこで福田さんが「緊張している？」と聞くと、正直に「めっちゃ緊張しています」と答えるななちゃんですが、１曲目の『学園天国』（小泉今日子）が始まれば、その緊張も嘘のように吹き飛び明るく元気な姿で歌ってくれました。

曲後は「初めてのワンマンライブでとても緊張しているんですが、みなさんが集まって盛り上げてくれただけでとても嬉しくなっています。最後までみんなと楽しい思い出を作れたらいいなと思っているので、一緒にたくさん盛り上がっていきましょう！」と笑顔で挨拶します。

2曲目の『桃色片想い』（松浦亜弥）をキュートさ全開で歌う姿は、まさにななちゃんの雰囲気にピッタリ。ななちゃんの甘い歌声と曲のかわいらしさがマッチしていました。

いまや、ななちゃんと言えばアコースティックギターと言っていいほど、そのイメージが定着しました。3曲目はそのアコースティックギターをポップに弾き、『ルージュの伝言』（松任谷由実）を歌います。

序盤は様々なジャンルで構成した3曲を歌い終えると、「みなさん楽しんでいただけたでしょうか？」とリラックスした雰囲気になり、バンドメンバーを紹介する余裕もみせます。

続けて、「次から歌う3曲は私が『歌いたい』と選ばせていただいたんですけど、高校生の時に軽音部で文化祭やライブで披露した思い出のある曲を歌わせていただきます」とのことで『U&I』（放課後ティータイム）を笑顔で楽しく、『瞬間センチメンタル』（SCANDAL）をクールに、そして『君の知らない物語』（Supercell）を切なく歌い、この思い出の3曲でななちゃんの様々な感情が見られました。

ライブも後半へと差し掛かり、「楽しい時間はあっという間で、次で最後の曲になります」と言うと、ファンからは「え～！」という声が上がります。

「私は歌が上手いとか、ギターが上手いとかいうわけではないんですけど、歌で思いを届けたいと思っています。この業界に入ったおかげでみんなと会えたし、自分が大好きな歌をライブで歌えるとは思っていなかったので、めちゃめちゃこの環境が幸せだと思っています。いましか届けられない思いをみんなに上手く伝えられないですけど、歌で届けていけたらいいなと思っているので、今日は気持ちを伝えることを大事にして歌いました。最後の曲もみんなに気持ちを届けられるよう歌いたいと思います」とファンへ感謝の言葉を述べ、『明日への扉』(I WiSH）を健気に歌い聴く者を感動させてくれました。

曲後、会場からは大きな拍手が送られステージを去りますが、その拍手は鳴り止まず、再び登場したななちゃん。

アンコールでは「みんなに向けた曲」とのことで『ファンサ』（Mona）を愛をこめて熱唱。歌詞の「投げキッス」の場面では実際に投げキッスのポーズをしたり、「投げキッス」の歌詞を「ななビーム」に変えて歌ったりとファンをメロメロにします。

さらに、「私の尊敬する偉大な尾崎豊さんの『OH MY LITTLE GIRL』を歌わせていただきたいんですけど、尾崎豊さんは『世界中の人を笑顔にさせたい』とか、『誰にでも希望を持たせたい』とかいいことを言っていて、『とりあえず俺について来い！』みたいな感じで素晴らしい方なんです。私も尾崎豊さんみたいに『とりあえずななについて来い！　幸せにしてやるから』っていうくらい頑張りますので、みなさんついて来い！」と遠慮気味に「ついて来い！」と言います。