葵マリーさん連載コラム第152回！
今回は、三代目・葵マリープロデュース新宿ニューアートSM興行／第4日目。
向理来プロデュースDAY『光学的にすごい向理来のコント「いない」』をレポート！
■マリーさんの今までの連載はこちら
向理来プロデュースDAY『光学的にすごい向理来のコント「いない」』
皆様、新たな年になりましたね。明けましておめでとうございます。2023年もどーにかこーにか気合いだけで頑張って行きたい所存であります。
一歩後ろから、みんなを見守り、夢を叶えられる場所を少しでも多く作って行きたいと思ってますので、本年もどうぞ宜しくお願いします！
昨年を振り返ってみたいと思います。
三代目・葵マリープロデュース新宿ニューアートSM興行／第4日目。
向理来プロデュースDAY『光学的にすごい向理来のコント「いない」』
向君も5回目の出演になるSM興行だけど、またしても今回もやられました。
また前回とは違う演目を持って来て、場内も前回以上の女子ファンを集結させ満席。予備椅子出したって追いつかない程の超満員。
こんな感じで今回も見た事ない光景をしっかりとステージから見させてもらえました。ほんと、この光景をありとあらゆる人達に見せたい気分。こんな事、前代未聞だよ。
そして、12月は向君のリアルバースデー月って事なので、場内をほんのちょっぴりバースデーにしました。演目の妨げにならない装飾をしたつもりだけど、果たして大丈夫だったのかな？ とりあえずステージ途中に壁の物とか風船が落ちて来なくて良かった。
今回の出演者、向君は勿論の事、初めて複数人で出演。共演者は「株式会社ムカイ一同」で、気が付けばやっぱり男子ばっかり。
イケメンズ達勢揃いな中、何故か縄師の鵺神蓮氏が入り混ざってお坊さんになっていましたね。
足を運んでくれたファンの皆さんは知ってると思うけど、なんといざ本番って時にトラブル発生。どうやらプロジェクターが機嫌を損ねたらしく作動せず。これは！！！と思ったけど、流石ですよね、何も動じずそのままできちんと進行する向君と株式会社ムカイ一同、トラブルがあったなんて忘れちゃう演出で最後の最後までやり切ってくれました。本番に強いって素晴らしい。これはこれで思い出に残るステージになったんじゃないかな。
そうなんですよ。ステージって思い出を作る為にあると思ってます。何年かして「あの時のステージは」って話題になれば良いなーって感じ。
元々、男優業をやってるから毎日が違うシチュエーション、違う人達の中で生活してるから、日々思い出作りなんだろうけど、その中の１つにストリップ劇場での思い出があっても良くない？
私自身も向君も、ニューアートでやるSM興行は５回目で同じ。スタートラインは一緒です。そんな中、回を重ねる毎にステージを自分の物にするスピードは早くて、第１回目の緊張してた顔はもう見る事ないかな。
構成にしても同じで、最初の頃のリハから本番の流れも物凄い勢いで固めて来てるし、何をどうすれば客席からこう見える、も完全に熟知してると思う。ほんと自分の事を良く知ってるって感じ。
これだけ自分の存在価値を見出せる人に久し振りに会えたし、これだけ強く生きてる証を残せる人も早々居る訳じゃないと思う。完全に唯一無二の人。どうしてAV業界に居るのか不思議だもん。狭い狭いAV業界じゃなく、もっともっと自由に表現し形に出来る世界で十分に通用するのにな。もったい無い。
きっとどんな業界に行っても、必ず頂上を目指せる人だからチャレンジして欲しい。
そんな期待をしつつ、ステージ最後に感謝の気持ちを込めつつバースデーケーキを贈らせて頂きました。こんなデカいケーキ初めて買った。とてもじゃないけど食べれる感じじゃなかったよね。
今回も向理来プロデュースDAYに足を運んで頂いた皆様、有難うございました。私からおもてなしをする事が出来ずに、いつも申し訳なく思ってます。いつか、何かの形でお返しする事ができたなら嬉しいです。
向君。何回でも言います「自由にやりなさい。伸び伸びとやりなさい。とにかく楽しみなさい」です。
そして。いつも、いつもありがとう。
次のページに画像を大量掲載！
（文・写真：葵マリー）
