葵マリーさん連載コラム第209回!
ドグマTOHJIRO監督作品『しゅら』がオンデンブルグ国際映画祭にノミネート。TOHJIRO監督と主演女優の塩見彩ちゃんが参加した映画祭の様子をレポート!
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ドグマTOHJIRO監督作品『しゅら』がオンデンブルグ国際映画祭にノミネート
ドグマTOHJIRO監督作品『しゅら』。作品が完成してから、代官山シアターギルドにてスクリーン上映されてた事は知ってる人も多いと思います。しかも1回だけに限らず、2回目3回目と上映が継続されて、毎回チケット完売になる人気っぷりを見せた『しゅら』
しゅら-縄の姉妹- 塩見彩 神納花 叶芽遥希
そして今回、物凄い事が『しゅら』に舞い降りて来ちゃいました。
なんと、ドイツで毎年開催されているオンデンブルグ国際映画祭にノミネートされたんです。ドイツですよ? 国際映画祭ですよ? これ大事件ですよ。この一報を聞いた時には歓喜の舞を踊りたくなる位に嬉しかったな。
継続は力なりなのか、努力は報われるなのか分からないけど、これこそTOHJIRO監督が身を持って私達に見せてくれた結果なんだと思います。素晴らしい!
ノミネートされたからには準備が大変。流石にドイツまでドグマ様ご一行で行ける訳がなく。日本での仕事も沢山あるしね。結局、スタッフ付かずのTOHJIRO監督と主演女優の塩見彩ちゃん、そして通訳の人の3人で出発。何かと色々と心配だったけど、無事にドイツに到着の報告が来た時は、心落ち着きました。
いよいよ、我らのTOHJIRO監督が海外へ羽ばたく日。もちろん、隣にはしっかりと主演女優の塩見彩ちゃん。
旅立つ前にTOHJIRO監督から「しおみんに着せるならどんなドレスが良いかな?」と、まずはしおみんの衣装を気にしてたTOHJIRO監督。こうゆう所、ほんとに気が利くし優しいんですよね。なんかね「シャネルとかじゃなくても良いよね?」と遠慮気味に言ってたTOHJIRO監督の言葉に可愛らしささえ感じました。
お待ちかねのレッドカーペット。レッドカーペットまでは映画祭専用のポルシェで乗り付けてからのレッドカーペットらしく、もう完全にレジェンド状態。もちろん、あちこちにはメディアの数々のカメラが勢揃い。
キラッキラのドレスを着てるしおみん、ここ1番の時に着用するYOHJI YAMAMOTOのロングジャケットを羽織ったTOHJIRO監督がレッドカーペットを歩く姿。感無量よね。遂にこの日が来たか!って感じ。素敵だったな。
やはり海外の方からの関心も高いみたいでマイクを向けられたりしたみたいなんだけど、そこは流石のTOHJIRO監督、日本語でめちゃくちゃ喋ってたそうです。通訳さん、大丈夫だったのかな?
そして、やっぱりやってくれましたよ、いつものTOHJIROポーズ。例のガオーです。あれを映画祭のプロデューサーと共に3人揃ってガオーポーズ。しっかりTOHJIROポーズも海外へ渡りましたね。良かった。
実はレッドカーペット前に、日本のファンのみんなに向けてツイキャスをやってくれたんですよ。この時は、まだまだ2人共に緊張した面持ち。TOHJIRO監督も、普段とは違う真面目な表情。本気具合が見えました。こんな姿を見てると、やっぱりTOHJIRO監督は映画の人なんだなーって思います。スクリーンを愛してるんだなーって。でも、そりゃそうだよね、良い作品は大きな画面で見たいもんね。
結果はノミネートのみで賞を取る事はできませんでしたが。国際映画祭にノミネートされるなんて事は滅多に経験できない事。しかもSM作品でのノミネートですよ、有り得ない事を実現してくれちゃったんです。これだけで、もう十分。って思ってたんだけど。
どうやら、映画祭のプロデューサーからは気に入ってもらえたみたいで、次回作への期待が高かったらしいんです。帰国して早々、疲れてるかと思いきや、全く真逆でヤル気満々になってました。これで、またTOHJIRO監督の引退はだいぶ遠退いた様です。まだまだ長生きしてもらわなくちゃ困りますね。
今回、私は同行してなかったので、しおみんから写真を提供してもらいました。ありがとうございます。そして、現場での状況も分からないので、しおみんからどんな感じだったのか、教えてもらったりしながら今回記事にさせてもらいました。
だってさ、こんな快挙な事、記事にしなくてどーすんのよ?でしょ?
こちらの記事にもどんな映画祭なのかとか表記された記事がありますので参照してみて下さいね。
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(取材:葵マリー)
しゅら-縄の姉妹- 塩見彩 神納花 叶芽遥希