ちゃんよたAV女優引退インタビュー!
2020年11月に「SODクリエイト」からAV女優デビュー、2021年9月にはプロレスデビューも果たしたちゃんよたちゃんが、「AV女優」としての別れの10カウントゴングを鳴らした。
これまでマッスル系女優として多数の作品に出演、多くのファンを悦ばせてくれたのだが、自身のやりたい道が見つかり、前向きな女優引退となった。
そこで、これまでのAV女優活動を振り返ってもらうと同時に、今後の抱負も語ってもらった!(前編)
―― 今回はAV女優を引退ですよね。
ちゃんよた そうです。
―― AVと両輪で活躍してきた女子プロレスは継続ですか?
ちゃんよた 引き続き頑張っていきます。
―― そもそも女子プロレスラーになろうと思ったきっかけはなんですか?
ちゃんよた 私が所属するプロレス団体「P.P.P. TOKYO」の三富兜翔代表と同じジムに通っていたんです。そこで、「せっかく鍛えているんだから、プロレスをやってみたら?」とプロレスに誘われたんです。私は結構、深く考えずにパッパパッパと行動してしまうタイプなので、プロレスも見たことがなかったし、特に好きというわけでもありませんでしたが、自分がやったことのないことをやってみたいなと思い、プロレスを始めたんです。
―― それはすごいですね。プロレスラーはプロレスが好きじゃないと、なかなかできないですよ。
ちゃんよた プロレス自体が好きだったわけではないんですが、実はプロレスラーという存在には興味がありました。昔、私が警察官の仕事をしていた時に、プロレスってなんだか面白そうだなと思って、見たこともないのに新潟プロレスに一度、連絡をとったことがあったんです。
―― 新潟プロレスというご当地団体があるんですか?
ちゃんよた 私の地元が新潟なんですが、「新潟プロレス」という団体があって、「女子でもできますか?」と問い合わせたら、「できますよ」と返信があったんです。でも結局、やらなかったということがありました。
―― プロレスは全く未知の世界でしたか?
ちゃんよた そうですね。未知の世界でしたし、実際にちゃんと見たことはなかったです。
―― たまたま三富代表に声をかけられたんですか?
ちゃんよた はい。
―― 当時はプロレスに対する目標はなかったんですか?
ちゃんよた 誘われて「やってみたいな」とは思っていたんですけど、そもそもプロレスを見たことがなかったので、プロレスラーとして強くなるにはどうすればいいかといった具体的なイメージが全くなかったんです。とりあえず「やってみようかな」という感じでした。だから、長く続けるイメージも特になくて、本当に何も考えていなかったんです。とりあえずやってみたいという感覚でした。
―― 先入観がないからデビュー戦が素晴らしかったのかもしれないです。
ちゃんよた 逆に怖いもの知らずだったのかもしれないです。
―― プロレスはあえて技を受けるじゃないですか。そういうことは承知でやっている感じですか?
ちゃんよた プロレスをやり始めた当時は、そういったことすら分からなかったんです。練習や試合の中で、「痛いものなんだな」と思いましたが、絶対に無理という感じではなかったです。
―― デビュー戦はナイスファイトで、私もびっくりしました。
ちゃんよた 本当ですか。ありがとうございます。
―― あの時の必殺技でアルゼンチンバックブリーカーからのスクワットがありましたが、あの技の名前はあるんですか?
ちゃんよた 技の名前はないんです(笑)。
―― いまも使っていますか?
ちゃんよた いまでも使っているけどスクワットはしないです。いまはアルゼンチンバックブリーカーで担いだら、そのままバックフリップします。そんなに強力な技というわけではなく、中間技くらいの位置づけです。
―― いまの必殺技はなんですか?
ちゃんよた いま一番のフィニッシュ技はジャック・ハマーですね。
―― ビル・ゴールドバーグじゃないですか!
ちゃんよた 私に合っているんじゃないかと思い、団体内でも「いいんじゃない。やってみれば」って言われて、練習で試したら結構うまくいったんです。
―― デビュー以来、快進撃を続けて、業界ナンバーワン団体の「スターダム」のリングにまで上がりました。
ちゃんよた そうですね。去年1年間は、定期的に出場していました。月に1回か2か月に1回くらいは出ていました。
―― すごいですよ。
ちゃんよた 「スターダム」はプロレスが好きじゃない人でも知っていますよね。しかも、テレビ放送されているから、「テレビで見たことがある」ってよく言われるんです。周りからそう言われるのを聞いて、「やっぱりすごいんだな」って自分でも思いました。