希島あいり『幸せのカタチ』MV撮影潜入レポート!
2015年のデビューから16曲のオリジナル楽曲を送り出し、アーティストとして着実に進化を続けてきた希島あいりちゃん。その新曲『幸せのカタチ』は、これまでの歩みの集大成として特別な輝きを放つ一曲となりました。
自身が作詞を手がけたこの楽曲には、彼女自身の想いがギュッと詰め込まれています。そして、この一曲を永遠に刻むため、クラウドファンディングを通じてMV制作に挑戦。212人の支援者から寄せられた熱いエールを背に、ついにその撮影がスタートしました!
昨年9月の早朝、撮影スタジオに姿を現したあいりちゃん。どこか緊張した面持ちも見せつつ、笑顔で撮影準備を進める彼女には、これから始まる物語の序章を感じさせる凛とした雰囲気が漂っていました。
まずは飾り気のない衣装に身を包み、最初は紙に何かを書いているシーンからスタート。カメラの前で静かにペンを走らせる彼女の目元には、いつしか涙がこぼれています。
その自然な涙は、楽曲に込めた想いそのもの。撮影現場にいた誰もが、そのひたむきな姿に心を打たれました。たった数秒の映像にも関わらず、一つ一つの動きで表現し、何度もテイクを重ね、丁寧に撮影が進められます。あいりちゃん曰く、このシーンでは過去の自分を重ねながら撮影に臨んだとのこと。
続いての階段で割れたグラスを拾うシーンでは、一歩一歩の動作を確認しながら何度も同じ動きを繰り返します。あいりちゃんの集中力と妥協のない姿勢は、見る者すべてに作品に懸ける情熱を伝えました。
早朝から3時間にわたる撮影を終えてようやく訪れたお昼休憩も、撮影済みのシーンをモニターで確認することに費やすその姿勢は、まさにプロフェッショナルの一言。
午後の撮影では、深紅のドレスに身を包んだあいりちゃんが登場。スタジオの2階では、クラウドファンディングの特典で訪れたファンが息をのむようにその様子を見守ります。時折、撮影を見守るファンに見せる笑顔や、撮影の合間に行われた記念撮影が、少しずつ場の緊張を解きほぐしていきました。
いよいよクライマックス! 歌唱シーンの撮影が始まります。深く情熱的な表情、曲に寄りそった動き、響き渡る彼女の声。楽曲の世界観を全身で体現するあいりちゃんの姿には、目が離せないほどの力強さと繊細さがありました。
そして、全てのシーンを終えた後には、クラウドファンディング支援者やスタッフと共に記念撮影を行い、笑顔と感謝が交わされる温かなひとときが広がりました。
このMVは、あいりちゃんのこれまでとこれからをつなぐ重要な1ページです。212人の支援者、撮影スタッフ、そしてなによりあいりちゃん自身の想いが込められたこの作品。ぜひ、その熱量と心に響くメッセージをMVから感じ取ってください!
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(写真・取材 神楽坂文人)