葵マリーさん連載コラム第338回!
今回は、おなじみドグマ専属女優の塩見彩ちゃん主演の縄作品『緊縛ラプソディー 塩見彩』の撮影現場をレポート!
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「緊縛ラプソディー 塩見彩」
塩見彩ちゃんと言えば。ドグマ専属女優。デビューは2020年。そもそもAV業界に足を踏み入れるきっかけは「SMをやりたい!」だったんだよね。知り合いの編集の人が面白い女優さんに会ったから、いつかマリーさんに会うんじゃないかな?って連絡くれたの。
聞いてみたら、どうやら当時ドグマ専属縄師だった鵺神蓮さんに縛られたいって言ってたよって聞いたから、え? 蓮に?ってなって名前聞いてどんな女優さんなんだろうとX検索したり、蓮と大騒ぎしたのも懐かしい思い出。
そんなしおみんが会いたかった蓮との初ドグマ現場。もちろん、駆け付けました。あれから5年が経ち今やNo. 1M女となりトップを走り続けてる。思いって強いね。
そんなしおみんと蓮が本気でぶつかり合った作品「緊縛ラプソディー 塩見彩」
このシリーズはストーリー性が全くなく、縄師と女優さん2人が作り上げる作品。2人に共通するのは縄が好きって事だけ。さらに今作品がTOHJIRO監督シリーズ40本目と言う節目な作品。ドグマ1作品目から長い間お手合わせして来てる2人がどんな縄ラプソディーを見せてくれるか楽しみだったよね。
今、日本に限らず海外へも縄を伝えに行ってる蓮。1年365日、縄を触らない日なんかないだろうな。そしてしおみんも身体が縄を忘れない様に蓮のサロンにも足繁く通う熱心さがある。ほんと熱い2人の縄が楽しみ過ぎる。
場を仕切るTOHJIRO監督はかなりリラックスモード。そりゃそうだよね、この2人なら任せて安心。口出す事なんか1つも無いはず。
そんな空気感の中カメラが回る。安心安定。ただただカメラマンさんが撮り所を押さえるだけで現場は進む。
しおみんの吐息と縄の擦れる音が現場のBGMだった。いつも聞こえて来るTOHJIRO監督の罵声は一切聞こえて来ない。
流石だな、と思った。縄の流れや身体の形、どれを取っても完璧。飽きさせない流れでカメラを止めるのが惜しいくらい。
しおみんが蓮を探す。そこには必ず蓮がいて2人で微笑む。言葉にしなくても、互いにありがとうを伝えてる様に見えた。
蓮がいたから今のしおみんが存在してる。逆にしおみんが居たから今の蓮がいると言っても誰も否定しないと思う。
互いに互いを見つめ追い掛けながら、ぶつかり合いながら今の地位まで行き着く事ができて、真正面から見る事ができる。
やっぱりさ、縄はパートナーありきだもん。良いパートナーさんに出会えれば一緒に昇って行ける。こんな風に息がピッタリ合うパートナーさんと出会える事は稀な事。だからこの2人の出会いって運命だよねって思える。
しおみんが蓮に会いたくて業界に来てくれてTOHJIRO監督が蓮を縄師で使ってくれてて、別々の場所にいたのをドグマさんと言うメーカーさんがあったからみんなが繋がったよね。
そして今。まだまだ続くこの業界でどんな仕掛けが待っているのか楽しみです。
■ドグマ「緊縛ラプソディー 塩見彩」
http://www.dogma.co.jp/home/16153-gtj-158.html?search_query=塩見彩&results=55
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(取材:葵マリー)
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