出会いカフェでA級の女子大生をカネで買いたいならば「土日の正午から夕方5時まで」の時間帯に的を絞るべしと言われている。他の曜日、時間帯にも可愛いめの自称女子大生を見かけることはあるが、彼女らは食事やカラオケしかできなかったり、あるいはセミプロ化した売春婦だったりする。
我々が欲する、『普段は一応マジメに授業に出てるしバイトもしてます。でもたま~にお金に困ったときだけエンコーします』的な子は、休日にやってくるのだ。
A級を2で買うのは少々ムシがいい
というわけで、今回オレが出会いカフェに向かったのは土曜日の13時だ。店内にいる女は6人。プロフィールの職業欄に「学生」と書かれているのは2人だ。どちらもそこらへんに転がっていそうなレベルなので、わざわざ買う価値はない。しばし待ちだ。
15時すぎ、ついに場が動く。店員による「新しい女の子が入りま した」の呼びかけと共に、むさ苦 しい男たちが一斉にマジックミラーへ群がる。
男たちの間から彼女の顔を観察する。どれどれ…えーと身長は155cmくらいで細身の黒髪。うん、かわいい!
プロフィールには「あおい・学生」とある。顔は松井玲奈を少しロリっぽくしたかんじの美白ちゃん。こりゃあ激戦になるだろうな。
案の定、希望者6人によって、トーク順を決める抽選が始まった。 オレが引いたのは3番目。前2人のトークが決裂することをひたすら祈り続ける。頼む、まわってきてくれ!
2人目のおっさんが部屋に戻ってきたってことは・・・
抽選になった場合、1人目の去就によって、女の要求はおおよそわかるものだ。割り切り1.5マン程度なら必ず連れ出されるはず。外出しないのは、割り切り額が高いか、茶メシ希望ってことだ。 2人目のおっさんも撃沈し、なんとか順番が回ってきた。茶メシでなければいいのだが。
「こんにちは、初めまして」
「どうも、初めまして」
「えっと、学生さんって書いてあったけど、大学生なの?」
「そうですよ。なんでですか?」
次はどこの大学なのかが気になるとこだが、互いの距離が縮まらぬ間はプライベートな話題は避けた方がよい。
「オレより前に2人トークしてたけど外出しないって言われなかったの?」
「誘われましたけど、条件が合わなかったので…」
「条件とは?」
「値段とか・・・」
「どれくらいなの?」
「・・・そうですね~。最低でも3万円ですかね」
なるほど。前のおっさん2人がすごすご退散したのもわからん話じゃない。カフェでのエンコー相場は2なのだから。
しかし彼女のようなA級を2で買うのは少々ムシがいいと言わざるを得ない。2万でOKなのはせいぜい70点クラスの女までで、それ以上となると3は必要なのが今のカフェ事情なのだから。
「いいよ3万払うよ?」
「ほんとですか?」
はい、連れ出し成功。一丁上がりです。
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