大阪・布施は唯一のピンサロ店が遂に閉店
◯京橋が盛況の一方で東大阪の花街では… 消えゆくピンサロ店
摘発の余波から思わぬタイミングで盛り上がりを見せる京橋だが、その一方で衰退を余儀なくさせられている町がある。それが布施だ。京橋と同じ東大阪にエリアに位置するこの場所は町工場が建ち並ぶ、東大阪を代表する工場街だ。
「昔から布施は密かな飲み屋街として知られています。お客も大抵、地元の人たち。土着的な場所ですね」(在阪風俗ライター)
地元民しか知らない町。そんな布施だからこそ、風俗店も隠れた名店も多かったという。風俗関係者はこう話す。
「飲み屋街なだけあって、セットとなる抜きのお店も一定数あった。正規の風俗店もあれば、中には裏風俗だってあった。ただ、今はそういったお店も続々と潰れてしまっていて、過去の栄光となっています」
特にここ最近の布施風俗の衰退は著しいという。
「古くからやっているお店はほとんどなくなってしまっていて、去年の末には遂に最後の老舗店であるピンサロ店『O』も閉店してしまいました」
現在、布施に残っているのは1店のみとなっている。相次ぐ閉店の理由の一つに挙げられるのが大手店の進出だ。
「2年ほど前に大阪の大手ホテヘル店が布施にお店を出店しました。当然、大手店だけあって『安心安全で質よし価格よし』ですから、男性客が殺到するのは当たり前。ピンサロの閉店には、大手店の登場で周囲のお店がそれまでの顧客を奪われてしまったという原因があるでしょう」
一強多弱という関西風俗の現状を体現した布施だが『狙い目はある』と別の風俗関係者は語る。
「風俗店が激減した布施は活気がないと言えばそうだが、逆に考えれば穴場。町工場で働く人たちが多い地域だけあって風俗の需要は絶対にある。課題はホテルの数。中心地に比べ、布施はラブホテルの数が少ないですから、この問題さえ解消出来れば関西の大手店が次々に布施へ支店を出す可能性は否定できません」
京橋同様、ピンチから一転、布施が大阪の次なる風俗激戦区になる日も近いかもしれない。
(記事引用元=実話誌『ズバ王』)
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