プロの監督が認めるAV作品はズバリこれ!
AV監督が愛したアダルトビデオの話を聞いてきた…
毎月、何百、何千という数のAVがリリースされ続けている。
新作をチェックするのも楽しいが、何か指針が欲しい。
そんなあなたには、是非この連載『人気監督オススメAV』を読んで欲しい。
『これガチなんじゃないの? と思わせる女優…、
ファンタジーの中にリアルが混じり込んでいると面白い』
(第一回:タイガー小堺監督編<前編><後編>) (第二回:麒麟監督編<前編><後編>)
前編ではオススメAVとして、監督のチンポ欲しさに無茶苦茶な要求も聞くドスケベ女達が出て来る『さくら企画』を紹介してくれた沢庵監督。
フリーの監督として独立して10周年、40歳、代表作の『脅迫スイートルーム』の100作目リリースなど、人生の節目を迎えて始めたこととは…!?
ファンタジーの中にリアルが混じり込んでいると面白い
ーー前編でオススメして下さった『さくら企画』のAVは、スケベな女がいないと成立しない作品だと思うのですが、スケベな女がAVには最重要だと思われますか?
沢庵 「う~ん、スケベであることはもちろん大事なんですけど、俺は例え設定があったとしても「これガチの反応なんじゃないの?」って思わせてくれるような作品だったり、それが出来る女優が好きですね。
僕の出身のワープは、単体メーカーなので、『ドスケベな女』みたいなポテンシャルの部分より、何も出来ない子に対してこっちが台本をガチガチに作って、女の子に何かをさせようという作品が多かったんですが、そのファンタジーの中にリアルが混じり込んでると面白いなって思うんです。」
沢庵監督の最新作『メスころがし ケツ穴&オ○○コ2穴中出し調教 篠田ゆう』
ーー監督の最新作についてお聞かせ下さい
沢庵「h.m.pさんから11月6日に発売になる篠田ゆうさん主演の『メスころがし ケツ穴&オ○○コ2穴中出し調教 篠田ゆう』という作品なんですが、1本の作品の中にアナルもレズもある、ジャンルの既成概念にとらわれないような作品にしたかったと言うか…。
みどころは元女優さんで今は監督やってる真咲南朋さんが責め役として出て来る部分なんですけど、彼女が出てくるといつも僕は食われちゃってます(笑)。
女優と人間同士で向き合ってる感が強くて、ヘタな男優なんかよりよっぽどエロくひっぱってくれてるように感じますね。
真咲さんが出ている場面は立派なドキュメントになっていると思います。」
使えるものは使わないとウソだろうという気がして…『40歳からのハメ撮り』はじめてみました(笑)
ーー今度撮りたい作品ってどんなものでしょう?
沢庵 「今までは一人の子を撮ることが多かったので、複数の子が出て来る作品を作ってみたいです。
ドキュメントにしろドラマにしろ、女の子の数が増えると世界感が広がる。
もちろん人数が増えると確実に大変にはなるんですけれど、関係性が複雑になったからこそ芽生えてくるものもあると思うので、組み合わせの面白さでも魅せたいなと思います。
俺、今年でフリーの監督として独立して10周年を迎えて、年も40歳になったんです。それと『脅迫スイートルーム』という作品の100本目が今年リリースになったりもしたし、自分の中で色々と区切りになる年だったんですよね。」
ーー節目の年だったと
沢庵 「はい。なので今年は今までしてなかったハメ撮りを始めてみました。
『40歳からのハメ撮り』ですね(笑)。
出身であるワープが「監督は出るな」って方針だったのでその考えにとらわれていたり、単純に恥じらいもあって自分を出せないところがあったんです。
でも、使えるものは使わないとウソだろという気もしてきて、
最新作の『メスころがし』では遂に顔も出してベロンベロンめちゃくちゃカラミまくってます。でも「ちゃんと撮らなきゃ!」っていう画角の呪縛でメンタルがやられちゃって勃ちが弱かったりと、ハメ撮り監督としてはまだまだです(笑)。
今まではハメてないのにハメてるように見せる技術をずっと磨いてきたんですが、今後は覚悟を決めて必要あらばガンガンチンポ出して行こうと思ってます。」
(取材・文:菊池由貴)