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【鬼性欲ブスのOCCC道場第11回】OCCCを求めて不純な動機の人だらけの「既婚者合コン」へ! そこで出会ったのは某国の「スパイ」を名乗るナイスミドル!? 007並の急展開に藍川先生のお股もヌルヌルに……!?

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自称「鬼性欲ブス」のライター・藍川じゅんが、自らの強すぎる淫欲を満たすため、ありとあらゆるOCCC(おちんちんチャンス)にチャレンジ!

お久しぶりの第11回はOCCCを求めて不純な動機の人しかいないであろう「既婚者合コン」に意気揚々と参加した藍川さんですが、出会うのはやっぱり…

前回までのコラムはコチラ

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【鬼性欲ブスのOCCC道場第4回】興奮しすぎて体内の全血液が子宮に集中し、I.Qが25くらいにまで低下。突然のトラブルに頭のなかではドリフのBGMが鳴り響く…。「20歳の童貞くんとテレフォンセックスをした話」
【鬼性欲ブスのOCCC道場第5回】ナンパ待ちの女の子たちがずらりと並ぶ、飛田新地のような有名スタンディングバーに突撃するもパリピの若人たちに蹂躙され…「イキッたパリピにマウントを取られたり、お世話をしたりした話」
【鬼性欲ブスのOCCC道場第6回】てっとり早くお金を払って抜いてもらおうと、女性用性感マッサージを予約するも「31歳、自称・坂口健太郎似の抜作先生に雑にエスコートされた上に、膣をドスドスされた話」
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【鬼性欲ブスのOCCC道場第8回】藍川じゅんが青姦の思い出を語る! 「場所を問わず半裸になって『お抱きなさい!』と迫っていたので、『東電OLに最も近い女』という異名がついていたころの話」
【鬼性欲ブスのOCCC道場第9回】藍川じゅんがT●nderの真実!プロフィールに病院のベッドで酸素マスクつけて寝てる写真。トイレから戻ったら違う女性が…本当にあったティンオカルト体験体験話
【鬼性欲ブスのOCCC道場第10回】大嫌いだった職場の大声ハラスメントおじさんのちょっとした優しさに、思わずツンデレ対応!? でもやっぱり最後には…「最近ちょっと気になっている職場のおじさんが☓☓した話」

 

「頭を使うな、子宮で考えろ」

「既婚者合コン」に参加してまいりました。その場にいる全員が「出会いを求めてる既婚者」という不純にも程があるイベント。

参加資格は、男女共に35歳以上。料金は、男性一万円、女性千円。中年の乱交が始まる予感しかしません。

「頭を使うな、子宮で考えろ」という父(生きてる)の遺言(言われてない)に従い、当日夜のイベントに急遽申し込み、爆速で勝負下着に着替えて、覚悟完了。おちんちんチャンスのためなら午後半休をも辞さない構えです。

いざ、ときめきに飢えた既婚者たちの欲望のるつぼへ!

ちなみに、このイベントを教えてくれたドルショック竹下さんは、私に送るはずのURLを実母に送ってしまい、現在母娘の間に気まずい空気が流れているそうです。私の性欲のせいでドルショック家に混乱を招いてしまったことを、この場を借りてお詫び申し上げます。

会場に着いたら、受付で身分証明証を提示。既婚者かどうかの確認はないので(証明も簡単にはできないし)、独身でも潜り込むことができます。他人の家庭を壊したくて仕方ない独身のメンヘラにおすすめです!

ドリンクを注文すると、案内のお姉さんが申し訳なさそうに 「急なキャンセルが続いて女性が少なくなってしまって…。一番綺麗な方になるべくお話していただきたいので、男性3人のテーブルにお1人で座っていただいてもよろしいでしょうか」と、話しかけてきた 。

1人で男性3人を相手にしろっていきなりハードル高くない? あと、私の顔面見て「一番綺麗」って、他の女性に失礼すぎでは?と思いつつ、会場に入るとまさかの女性ゼロ。

確かに、今会場内で私が一番綺麗な女性だった。案内の人、間違ってなかった。

狭い会場内に、6人掛けのテーブルが2つ。片方のテーブルに男性が2人、もう片方に男性が1人。立ちつくす私。無言の男性たち。ぬるくなったビール。運ばれてこない料理。鳴らない電話。知らない天井。使徒、襲来。

急なキャンセルが何件続いたら、こんな悲惨な状況になるんだよ…とブルブル震えていると、やっと女性の単体客が2人来てくれた。危ねー。ここにいる男性たち、私と話すためだけに1人一万円払うはめになるとこだった。まあ選択肢2人しか増えてないけど。

その後男性客も数名増えたので、女性2人男性3人のテーブルと女性1人(私)男性3人のテーブルに分かれて、総勢9名で合コン開始。もはやスケベな40代既婚者のオフ会でしかありません。

最初は緊張し過ぎて唇の皮がズルズルに剥けましたが、次第に謎のコミュ力スイッチが入り、やたらと陽気に話してしまった。そして、人の良さそうなサラリーマンがニコニコと相槌を打ち、会社の同僚男性2人組が明るく盛り上げてくれたおかげで、いつのまにか打ち解け、意外にも楽しく飲めたのでした。

30分経って、男性たちがテーブルを交換。

もう片方のテーブルにも男性が3人座っていたはずなのに、やってきたのは2人。1人は途中で帰ってしまったらしい。

なんか、ごめんな…。

 

「スパイです」おじさん登場

一人はほんわかした小柄な男性で、もう一人は何故か自信ありげなサラリーマン。自信ありげな方が、仕事や住んでる場所について根掘り葉掘り聞いてくる。自分のことは話そうとしないので、興味ないけど「何系のお仕事されてるんですか?」と聞いてみたところ、「スパイです」と言われ、思わず渾身の「へえ〜〜〜〜」が出てしまった。酔ってたら、たぶん「おもんな〜〜」まで出ちゃってた。

わざわざ濁して「何系の」って聞いたんだから、そのくらい答えろよ。言いにくいことまでズケズケ聞いてくるくせに、自分だけ保身に走ってさらに滑ってんじゃねえよハゲ。

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