プロの監督が認めるAV作品はズバリこれ!
AV監督が愛したアダルトビデオの話を聞いてきた…
毎月、何百、何千という数のAVがリリースされ続けている。
新作をチェックするのも楽しいが、何か指針が欲しい。
そんなあなたには、是非この連載『人気監督オススメAV』を読んで欲しい。
『ご主人様のチンポが欲しい女達は無茶苦茶な要求も受け入れる…
作品全体のクオリティーは雑だが、逆にそのガチンコの衝撃度が強い!!』
(第一回:タイガー小堺監督編<前編><後編>) (第二回:麒麟監督編<前編><後編>)
第三回はAV業界屈指の陵辱シリーズとして人気の『脅迫スイートルーム』など、
数々のヒット作品を手がける沢庵監督のオススメAV!!
『野外露出投稿DX Vol.07』(さくら企画)
沢庵 「僕がおすすめするのは“さくら企画”(というAVメーカーの)のAVなんですけど、もうこれ“さくら企画”っていうジャンルなんですよ。」
ーーと言いますと…
沢庵 「さくら企画の作品って、作品内で『ご主人様』と呼ばれる男が素人的な女優さん達を撮ってるんですけど、どの作品も女の子が「ここまでやるか!?」ってくらいの無茶をしてるんです。」
ーーご紹介頂いた作品『露出投稿 アムロ2』のアムロさんも、駅前でM字開脚してますね。しかも、Tバックの白透けレオタード姿…!
沢庵 「これローターも入れられてるんですよ。もちろん通行人もバンバン通るんですけど、そいつら携帯カメラで写真を撮りまくってますからね。
他のさくら企画の作品では、電車の中でオナニーさせられたり、早朝の町を素っ裸で歩かされたりとシチュエーションは違えど、どれも駅前M字開脚に並ぶ無茶苦茶っぷり。
でもなんで彼女達がここまでするかと言うと、撮影しているその『ご主人様』との関係が、本当の愛人に近いんだと思うんです。
みんな本気でご主人様のチンコを欲しがってる…。一日で何発も出せる絶倫のご主人様に惚れてるんですよ。」
『野外露出投稿DX Vol.14』(さくら企画)
ーー個人調教を作品として売っているような感じなんでしょうか?
沢庵 「それに近いかも。僕らAV監督って意外に『ちゃんとソフトにして売り出そう』という感覚を持ってAVを作ってる気がするんですけれど、さくら企画の作品の場合は商売が二の次になってる感があるんですよね。
『エロいもん撮ってさばこう!』って感じでエロさが前面に来てるので、作品自体のクオリティーが雑なのは逆に良いことだと思うんです。」
ーークオリティーが雑というのは?
沢庵 「一連でダラダラしてる。ダラダラっと露出してる(笑)。
でもそれって実はあんまり出来ないことなんです、今は規制が厳しいので、せっかくの露出プレイなのに人に見られない前提で露出してるから作品を見ても「ここで脱ごう」ってやってるのがどうしても分かっちゃうんですけど、さくら企画は思いつきでそこいらで適当に露出してる。本物ですよね。
もっと言うと、このアムロさん。ドヤ街に行っていきなりフェラチオしたり男達に囲まれて触られてますけど、その中には実はメーカーで手配している男も混じってる。
僕とか業界関係者は、例えモザイクがかかっていても「これアイツだな」ってその汁男優が誰だか分かるものなんです。もちろん一般人に触られると女の子がめちゃくちゃテンパったりもするんですけど、その生の反応がまたエロくて面白い。」
『露出投稿 アムロ2』(さくら企画)
ーー女の子は嫌がってガチ泣きしちゃったりしないんですか?
沢庵 「泣かないっす、ドスケベな女ですよ。」
ーードスケベの一言で片付けちゃうのが沢庵監督らしいですね(笑)
沢庵 「行き当たりばったりで撮ってて、失敗したらそれでもいいやって感じなんだと思うんですよね。
さっきも話しましたけど、ソフトとしてのクオリティーは高くない。でも一発の衝撃度が強いというか…。
90分作品の中でヌキ所は少ないんですけど、強力にヌケる1個があるんです。今のAVって、5コーナーとかに分けて『オナニー』『フェラ』『カラミ』みたいな感じで確実に1つ1つ作ってますけど、さくら企画の作品はそうじゃない。
スケベな女が居てそれを撮影してみたらこうなったという感じで、後付けで作品が成立しちゃってる。ヌクものが思いつかなかったらとりあえずさくら企画。それくらいオススメです。」
>>後編では、フリーの監督になって10周年、40歳、代表作の100作目がリリースなど、人生の節目を迎えたと感じる沢庵監督が語る、最新作そして今後について…
⇓後編
(取材・文:菊池由貴)
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