ラスト1時間でOLからコール
そして、そこから夕方5時まで。電話はぱたりと鳴らなくなり……。
やばい、パックの8時間終了まであと1時間しかないじゃん! 取材とはいえ7時間もムラムラしてると、どうしてもセックスして帰らないと治まらない。そんなときに最後のチャンスが訪れた。
「こんにちは。え、私? OL、いま仕事終わったばっかりなんです。飲みいく約束してた友だちにドタキャンされちゃって。久々に電話してみようかなーって」
推定30代半ば。なんとなく癒し系のほんわかした話し口調で悪くない。
「じゃ、おごるから一緒に飲みイク?」
と誘ってみた記者。
「そっかぁ、でもなー。実はちょっと援助して欲しくて。1でいいんですけど、ダメですか?」
……やっぱそうよね、分かったよ、性欲には勝てませんからね、こっちも。
ということで会うことにしたんですが……これがなかなか可愛らしいOLさん。明るい性格で笑顔もよくて、しかもなかなかの床上手でありまして(笑)。
「なんでテレクラなの?」
「メールだけで会うの恐いじゃないですかぁ。テレクラは声が聞けるから、なんとなく相手の性格も想像できるし」
「あ、オレも同じこと思ってたよ」
なんて会話をしながらセックスして、気づけばホテルで3時間。風俗みたいに時間が決まってないのが素人遊びのいいとこだと実感した記者だったのです。
結局、8時間粘った今回の取材。取った電話の数は18本。内訳は、ひやかし2本に、おしゃべり目的が3本、援交目的が15本……。結果、お金はいらないからエッチしたいという欲求不満の淫乱妻とは出会えなかった。しかし、ネットの掲示板には、
「妊娠したらダンナがしてくれなくなったという妊婦さんに中出ししてきました」
「童貞を探してる熟女と話した」
「セックスしたくて5年振りに電話してみたという人妻と一発キメてきました」
なんて書き込みがわんさとあり、長年エロ本に携わって取材をしてきた記者は、それがあながちウソでないことを知っている。
ということで、あえて言おう。「テレクラは宝探しのアドベンチャーである」と!