【アタッカーズ20周年記念インタビュー！川上奈々美、希島あいり、希美まゆの専属三人娘、アタッカーズを語る！前編】「アタッカーズに出演してわかりました。女って残酷な生き物だなって」（川上奈々美）

「奴隷色の女性記者2 希島あいり」

レイプ魔に快感を覚えて旦那を裏切る女の演じ方

── 皆さんそれぞれですねぇ。では、役作りの苦労など聞かせてください。

希美　難しいのは、女教師とか、頭のよさそうな役。

川上＆希島（笑）。

希美　ほんとバカなんで。数学の公式とか説明するじゃないですか。台本通り読んでてもさっぱりわかんない（笑）。

川上　アタッカーズのADさんで早稲田（大学）出てる方がいるんですよ。

希島　眼鏡かけてる方ね。

川上　そうそう。教師役をやる時は教えてもらいます。

希美　あー、あの人そうなんだー？　　

── でもまゆちゃんは『人気女子アナ　ストーカーに狙われて…』の役なんかは、ハマり役と言うしかなかった。

希美　あれも大変でした。滑舌が悪いんですよ。

── じゃあ、ニュース読むシーンは苦労したんだ。じゃあ、キャリアウーマンではなく『あなた、許して…。』のような普通の若妻役のほうが楽？

希美　そうですね。

── たとえば、乱暴者にレイプされると、日常だったらアタッカーズのドラマのように絶対こんな男になびかない、許さないと思う女性のほうが多いと思うんですよね。

川上　あー、はい。

── そのへん、どう折り合いをつけて納得して演じてるんですか？

川上　私の意見ですけど、主婦の方って、同じ場所で毎日を過ごして、刺激もなくなってくる。

── SEXの回数も減るからね。

川上　それに対して第三者から、悪者なんだけど刺激を与えられて、快感を覚えちゃうと、好きとか、イイとかになっちゃう……んですかね。

── そういうこともあり得るんだろうなと思えるわけだね。

川上　うん。たまにの刺激は私は大好きですね（笑）。だからこの世界に長くいられるんですよね。

希島　私もやっぱり、愛する旦那さんがいる主婦が犯されて、その男を許せるはずがないと思うんですけど、体験したことがない状況なので、台本を読んで、その人になりきろうと思って。きっとこの人は、多少の刺激は求めてたんだろうなって解釈してやってます。

川上　一人の女に戻るみたいなのって理解できますよね。

希島　もともとＭ性癖だから、流されちゃうのかなとかね。

＞＞インタビュー中編は明日公開!!

（掲載：「月刊DMM」2017年8月号　インタビュー沢木毅彦）