都内の某大型アダルトショップに現れたイイ女が、男性客に声を掛ける場面を目撃した記者。
目的は逆ナン? そう思って急遽、女性にインタビューを試みた。果たして女性の正体は!?
アダルト店で逆ナン女性発見
本誌の撮影を翌日に控えていた記者。記者がその女性に出会ったのは、ローションやらローターやら、撮影用の小物を仕入れようと都内の某アダルトショップに買い出しに出向いたときのことだった。
店は品揃えの多い大型店で、昔ながらの〝大人のオモチャ屋〟と違い、ファッショナブルでカップル客も多いと有名なショップだ。
午後2時ごろだっただろうか。店に入ると、スーツ姿のサラリーマンがひとり、大型のバイブを手に持ちながらほかの商品を物色中だった。
(さすがに平日の昼間はお客も少ないな)
などと思いながらスケルトンのローターをカゴに入れ、スキン売り場に移動しようとしたときだった。
ロングヘアでボディコンシャスな出で立ちの女性が売り場に現れ、スーツの男性の隣に立ったのだ。
(店で待ち合わせしてたカップルだったのか)
と思いつつ、女性を目で追った記者。女性はキャバ嬢のようでもあり、風俗嬢のようでもある。顔は見えないが、いずれにしても〝イイ女〟風だ。しかし、ふたりは話す素振りがない。男性が一歩離れては、女性が一歩詰める……そんな間合いが2、3分経過したときだった。
「……ん……りま……」
ついに女性が男性に声を掛けた。離れた距離で何を言っているかは聞き取れなかったが、男性は驚いた表情をしている。
(あれ、カップルじゃなかったのか?)
これは面白そうな展開になった……そう感じでチラチラと横目で男女を追う記者。しかしその後、ふた言み言の会話を交わすと、男性は頭を下げてその場を立ち去ったのだ。
記者の声掛けに明らかに警戒
このチャンスを逃してはとばかり、ひとりになった女性に〝すみません〟と声を掛けた記者。
「さっきの男性とは何を話してたんです?」
「え、なに……警察? 私ナニもしてないよ」
すぐに〝警察〟なんて単語が出るあたり、後ろめたいことをしていたに違いない。うろたえた表情を見せつつも、こちらの素性を疑うような視線を寄越す女性。
明らかに警戒しているようだった。しかし、こちらがアダルト雑誌の記者であることを告げると、途端に安堵の表情を見せた女性。取材を申し入れると今度は驚きの表情に変わった。
「え、私にインタビューしたいって? うそでしょ、やだよぉ」
「話だけ、話聞くだけで1万円払いますから」
渋る彼女に金額を提示し、なんとか承諾を得た記者。話が話なのでと、彼女をラブホに連れ込んだ。
《次ページに続く》