モンスターペアレントの存在に悩まされている学校教師。
そんな中、大胆行為で問題を解決している男性教師がいた!!
教師を悩ませる問題母の存在
とある機関の調査によると、中学校の教員の8割が、過労死ラインの「月100時間超の残業」を余儀なくされているそうだ。
「教師の本当の仕事は放課後から。テストの作成に採点、次の日の授業の準備。その上に部活動の顧問になったりすると、試合で土日も生徒の引率……休みなんてないに等しいですよ。しかも、残業代もつきませんしね。笑うしかありませんよ」(30歳/中学校男性教師)
せっかく夢を持って学校の先生になったのに、このような、いつ倒れてもおかしくない過酷な状況で働いている教師の方々。しかし、教師を悩ませるのはブラック企業並みの就労時間だけではない。もっと恐ろしいのが……そう、モンスターペアレントの存在だ。
「言うことを聞かない生徒の腕を軽く掴んだだけで〝体罰だ〟と言って怒鳴り込んでくる母親……。それで教師が萎縮してしまうので、逆に生徒から乱暴されるケースも少なくありません。もう堪りませんよ」(41歳/高校男性教師)
「うちの子が家に帰ってきて〝うるせぇ、ババァ〟と大声を上げるんですよ、学校はどういう教育してるんですか! と言って怒鳴り込んできた母親がいました。それはお宅の教育の問題でしょって、ねぇ?」(47歳/中学校女性教師)
人ごとながら、あまりに理不尽なモンスターペアレント。なんとか撃退する方法があればいいのだが、と思わずにはいられないが……。
問題があるのは夫婦の関係?
「モンスターペアレントの母親なんてね、セックスしてないからイライラしてるだけで、可愛いもんですよ」
そう豪語するのは、匿名を条件に取材に応じてくれた某中学校の男性教師、佐々木氏(46歳)。聞けばこの先生、これまで生徒の母親ふたりと肉体関係を持ったと言うのだ。
「ふたりとも、たちの悪いクレーマーでしたよ。でもね、セックスしてやったら途端に大人しくなっちゃってさ」
ことの成り行きはこうだ。息子の素行の悪さを学校のせいにし、担任を変えろと言ってきた30歳の人妻、A子。佐々木氏は話を聞いてもらおうと、放課後に足しげくA子の自宅に通ったそうなのだが……。
「〝あなたとお話しても意味がありません〟の一点張り。鬼の形相で、憎たらしいったらありゃしませんでしたよ。でも、あるとき気がついたんです。家に行ってもA子以外に人の気配がないんです。素行の悪い息子は夜遊びしてたんだと思いますが、いつ行ってもダンナが出てこないんですよ」
ご主人は? 佐々木氏はそう聞いた。
「主人は関係ありません」
「いや、そうは言っても」
「だから、関係ないって言ってるでしょ!」
夫婦関係に問題がある……そう直感したという佐々木氏は、翌日から作戦を変えた。
「お母さん、悩み事があるんじゃないですか……僕でよければ話を聞きますよ」
夫婦の問題が解決すれば、学校へのクレームが治まるのではと考えたからだ。が、ことはそう簡単にはいかなかった。以前と同じように玄関先で怒鳴り散らされる日が続いた……。
「ところがですね、ある日を境にA子の態度が軟化したんですよ」
と語る佐々木氏。ことが思いもよらぬ方向に傾き始めたのだ。
「先生……お茶入れますから、あがっていってください」
「え……いいんですか?」
「散らかってますけど、どうぞ……」
これまで一度もなかったことだが、力ない声のA子からリビングに招かれた佐々木氏。部屋は散らかっており、ダイニングテーブルにはワインの空き瓶が転がっていた。すると!
家庭不和を告白 泣き崩れる母親
「先生……私、もうどうしたらいいか分からなくて。先生に八つ当たりしてどうにかなる話じゃないのに……本当にごめんなさい」
「お、お母さん、どうされました?」
「息子はフラフラして帰ってこないし、ダンナも外に女作ってるみたいだし……もう私、辛くて」
A子はそう言って、テーブルに突っ伏して泣き出したとか。
「そういうとき、そっと抱いてやるのが男でしょ(笑)。でもねぇ、学校にバレたら大変なことになるじゃない。A子が泣く姿を見ながらだいぶ迷ったんだけどね……」
とニヤケ顔の佐々木氏。その後の展開は言わずもがな、というわけだ。
「〝大丈夫ですよ〟と優しい言葉をかけて肩を抱いてやったら、彼女の方からキスを求めてきたよ。もう〝嫌なことを忘れさせてッ〟と言わんばかりでさ。で、彼女の方から僕のズボンのベルトに手をかけてきて……」
A子は〝誰かにすがりたくて堪らない〟そんな切ない表情のまま、佐々木氏のペニスを口に咥えたとか……。
そして、ふたり目のモンスターペアレントも、ほぼ同じ展開でいただいたという佐々木氏。もちろん、全てのモンスターペアレントが欲求不満というわけではないだろうが……。
もしこの記事を、理不尽な生徒の母親に悩まされているほかの先生が読まれたら、どのように考えるのか。ぜひ聞いてみたいものだ。
(掲載/「実話大報」2018年7月号)