過酷な職場環境に、ブラック企業並みの待遇が取りざたされつつも、超高齢化社会を目前にして絶対に欠かすことのできない職業、それが介護士だ。
そんな中、ひとりの熟女介護士が口を滑らせた、介護業界の裏側とは?
ナースと同じくストレス過大!
男の妄想をかき立てる、エロさを感じる女性の職業ナンバーワンと言えば白衣の天使、ナースで決まりだろう。が、ナースと同じように体が弱った人のお世話をする仕事なのに、いまひとつ妄想が働かない職業がある。それが〝介護士〟だ。ナースの看護師と、言葉の響き的に一文字違いで、仕事内容も酷似。それなのに何故だろう? 今回、そんな疑問を現役の女性介護士さんにぶつけてみた記者。話を聞かせてくれたのは介護士歴20年の大ベテラン、紀江さん(48歳)だ。
「単純に、若くてカワイイ子が少ないからじゃないですかぁ(笑)。現役の私が言うのもなんだけど、介護業界は3K(キツい、汚い、危険)な上、給料はブラック企業並みですからねぇ。若い女子はなかなか居つきませんから」
紀子さんいわく、現場で働く女性は熟女が中心。それも、ある意味で力仕事だからか腕っ節が強く、髪が長いと煩わしいので、多くの熟女がショートカット。見ため的にいっても、ナースのようなエロさは感じないって話なのかもしれない。
しかし、外見はともかく中身はどうだろう。男の妄想だけでなく、実際にセックス好きのナースは多い。その理由は主に過度のストレスを解消するためだと認識されているが……ストレスという意味では介護士の熟女も同じではないか?
「そりゃそうでしょー。私だって、セックスしてくれる相手がいれば、してほしいですよ(笑)。この年になると、相手にしてくれるのは在宅介護の元気なオジイちゃんくらいですからねぇ……あ、これ言っちゃっていいのかな」
ん、在宅介護のオジイちゃんと何かがあるような口ぶりですが?笑ってはぐらかそうとする彼女を問いつめる記者。すると、介護業界の意外な裏事情が彼女の口から明かされたのだ。
在宅介護で下半身を清拭!
「介護施設で働いてると、元気なオジイちゃんにお尻を触られるなんてことはしょっちゅう。で、たまに仕返ししてやろうって思うことはあったんだけど、介護施設の中で、オジイちゃんのオチ●チンをギュッと握るわけにもいかないじゃないですか(笑)」
確かに、ほかの職員の目もある中、いくら冗談まじりの仕返しといえ、それは問題行動だ。
が、しかし……こと在宅介護になると、話が違ってくるのだと紀子さん。
「ヨチヨチ歩きなのに、アソコだけは元気なオジイちゃんが意外に多いんですよ。で、私を誘ってきたオジイちゃんっていうのが……」
それは、彼女が家庭の事情で施設を辞め、在宅介護を請け負うホームヘルパーの派遣業者に登録。あるオジイちゃんを担当するようになって間もなくのことだったとか。
「紀子さん、いつも悪いねぇ。悪いついでで申し訳ないんだけど、パンツの中を 洗ってくれんかねぇ。汗かいて痒いんだよ」
介護職において、清拭は大事な仕事。蒸しタオルで体を拭く流れで、陰部を洗うことも当たり前だ。
「お尻の下にオムツをしいて、オチ●チンにお湯を掛けて洗うんですね。で、皮を剥いてカリ首に溜まった汚れも洗い流してあげるんだけど……そのオジイちゃん、それやるとすぐ勃起しちゃうんですよ。でね……そのオチ●チンの膨張率がすごくて(笑)」
初めてオジイちゃんのムスコの完全態を目にしたとき、
(わお、これでエッチしたら気持ちよさそう♥)
と思ったという紀子さん。が、自分から手を出すわけにもいかず興味のないふりをしたそうなのだが……。
「3回目のときだったかな……オジイちゃんが〝冥土の土産に挿れさてくれんかのぉ〟って言うのよ!」
どう考えても介護士の仕事の範ちゅうを越えたリクエスト。ここはしっかりと断るのが普通だが……。
「絶対に内緒ですからね! って言って、騎乗位で挿れちゃった(笑)」
と悪気のない笑顔を見せる紀子さん。すると!
「ところで記者さん、今日って話だけ? こんな話させといて、責任とってくれないの?」
彼女、お年寄りの相手ばかりで、たまには若い男としてみたいというのだ。50に手が届いた男に若いもなにもない話だが……。
「50歳なんて若いですよぉ。ねぇ、ダメ?」
ということで、ホテルに移動して一発。積極的なアラフィフ熟女相手に激しいセックスを楽しませていただいた。
過労でイライラ…次第に不仲に?
今回、在宅介護の裏事情を明かしてくれた紀子さん。もうひとつ、介護業界の裏話を聞かせてくれた。
「介護業界って、圧倒的な人不足じゃないですか。とくに若い人材が育たない、というか入ってこない(笑)。仕事はキツいしお給料が安いから仕方ないんですけどね」
しかし、そんな中でも奉仕の精神で頑張っている若いコたちはいる。が、そこでくっついてしまう男女を見ていると、彼らの未来が心配になって仕方ない、と紀子さんは言うのだ。
「辛い職場で働く者同士、気持ちが共鳴するんです。で、それが恋愛感情に発展しちゃうんだと思うけど……いいことないと思うんですよねぇ、ぶっちゃけ」
その理由を、介護業界で働く男性は体のどこかを故障しがち。そして女性は精神を病みがちだからだ、という紀子さん。
「認知症のご老人の介護はとくに、みなさんが思っている以上にキツいですから」
さらに給料を含め、ブラック企業並だとも言われる職場の環境が改善されないかぎり、同じ介護業界の者同士で結婚してもどちらが一方が破綻する。
「仮に女の方が倒れて働けなくなったとしますよね。普通なら夫の稼ぎで節約しながら生活しようってことになるけど……40代でも手取り20万なんてことがざらですからね、介護業界は。残業代? 出るわけないじゃないですかー。そんな状況だと夫婦ふたりでもキツいのに、子どもなんて作れないですよね。で、お互いが過労でイライラするし、だんだん不仲になっちゃうんですよ。で、女は外で浮気するようになるんです(笑)」
ナースと同じく、職場の辛い現状、ストレスから逃避するために、介護業界の女性もセックスに走りがちだという紀子さん。
「私もそうですから(笑)。ま、私の場合、職場の同僚男性には女としてみられてませんから? 相手は元気なオジイちゃんか出会い系の男になっちゃいますけどね」
介護業界の恋愛、セックス事情……意外に闇が深そうだ。
(掲載/「実話大報」2018年8月号)