AV業界に入って一番最初に折れたのは…
── 本日は、アイエナジーの方がいらしているので、栄川乃亜さんを専属にした理由を聞いてみましょうか。
乃亜 おお、それは聞きたい! 重要ポイント!
アイエナジー そ、それは僕の口から言うんですか?
乃亜 そりゃそうでしょうよ(笑)。なんで私が自分の口から言うのよ(笑)
アイエナジー もともと弊社は、栄川乃亜さんをたくさん撮影していたんですよ。
もう他に撮るパターンがないぐらいの勢いで。
そのときに、栄川さんのほうから、「私、アイエナジーさんの専属になりたいんだけど」って言ってきたんです。
どうしようかと悩むよりも、ウチは、栄川さんのこと大好きだからなぁということで決定しました。
乃亜 これは本当の話なんですよ。
たぶん、普通の専属女優さんって、メーカーさんが気に入って、メーカーさんからオファー出すというのが結構あると思うんですけど。今回は、私が動いているんです。こっちサイドから動いて、やってもらっているお話なんです。
他にもお話はあったんですけど、アイエナジーさんにお話を持ちかけると、一番、気に入ってくれているって分かっていたんですよ……こんな重要な話をしているときに、アイエナさんは、ケータイを弄ってるけど(笑)。
アイエナジー いや、今はさっき撮影した写真をTwitterにアップしているところで(汗)
乃亜 ちゃんと聞いてくださいね(笑)。
栄川乃亜のイベントを、3カ月ぐらい連続でイベントを開催してくれるぐらい、分かりやすく、栄川乃亜への愛を伝えてくれていたんですよ。アイエナジーさんは。
それで、こっちから持ちかけたときに、「乃亜たんだったら良いよ」って快諾してくれたんです。
── 今の話を聞いていると、「彼女になって」と言えなくて、女子から言わせる男子のような展開を想像しちゃいました(笑)
「お前、私のことが好きなんだろ! 分かってるんだよ! 付き合ってあげる!」という昨今ありがちな、恋愛ドラマストーリーみたいな(笑)
乃亜 あっはははははは(笑)確かに!
── それでは、男らしく、アイエナジーさんから、栄川乃亜さんの魅力を語ってください。
アイエナジー ……え? ええと……(熟考中)
乃亜 悩んでる、悩んでる、悩んでる(笑)
── そんな悩まずに(笑)。シンプルにここが好きという部分で構いませんから(笑)
アイエナジー ちっちゃ可愛いのが好きですね。
乃亜 あああ(納得)
アイエナジー そして、大きなお尻が好きですね。
乃亜 おおおお(笑)
アイエナジー そしてとっても小さい手が好きですね。
乃亜 マニアックですねぇ~手ねぇ(笑)
乃亜 改めて見てみると、確かに小さいなぁ(笑)。
ファンのみなさんは、握手したときとかに、改めてご確認ください。
相手にばかり言わせるのもなんですから、乃亜ちゃんが印象に残っている、アイエナジーさんの過去作を教えてください。
乃亜 ええと……新婚生活のやつ!
アイエナジー ああ、2018年3月リリース「栄川乃亜 教え子と子作り新婚生活」ですね。
乃亜 あれって普通、新婚生活だったら、JKじゃないじゃないですか? それをJKでやっているのがよかったのと、ああいうブリブリの少女マンガみたいなストーリーが好きだから、やっていて好きでしたね。
── 大昔にあったんですよ。「おくさまは18歳」というテレビドラマが。原作は少女マンガです。
乃亜 そうなんだ~あれ、すごい面白いなと思いました。普通の新婚生活でも、大人の女性じゃないですか。あれは面白いなと思いました。
── 内緒事にしているから楽しいとかでしょ。
乃亜 そうそうそうそう! 相手も先生ですもんね。
── 設定がモロに一緒なんですよ(笑)70年代にあったんですよ。
アイエナジー 乃亜たんの作品の設定を決めたのはウチですから(笑)
── あれは主観映像ですよね。得意だよね。
乃亜 今となっては好きですけど、私がAV業界に入って一番最初に折れたのは主観です。できなくて悔しくて泣きました。
── それはどういう系の内容だったの?
乃亜 ええと、「朝勃ちしたチ○ポをペットのように可愛がり愛撫してくるけど僕の事は全く興味無いJK妹 栄川乃亜」(ムーディーズ)でしたね。
── アドリブセリフが言えなかったとか?
乃亜 いや、その子は、お兄ちゃんが好きなんじゃなくて、朝勃ちしたお兄ちゃんのち●ぽが好きなの。意味が分からなくない? でもそれを一番最初に来た主観作品がそれだったんですよ。
お兄ちゃんが手を出そうとすると、「お兄ちゃんは黙ってて!」みたいな感じです。
それが私には分からなくて。結構、最初の頃だったし、主観は初めてだったし。「ええと、人間じゃないモノにどうやって話たらいい?」ってなってきちゃって。
お兄ちゃんには、「うるさい!」だけど、ち●ぽに対しては、「好きだよ」じゃないですか。もう、「どうしたらいいんだろう!」みたいな。
── ややこしいツンデレってことで考えればよかったんだろうけどね。
乃亜 今、冷静に考えればですけど、それが私には難易度が高すぎて! 初めて心が折れて、現場で泣きましたね。でも現場で泣いたのは未だに、あの撮影だけです。
でも、「ウワアアアア!」って泣いたんじゃなくて、「言われていることができてない」と思っていて、悔しくて泣いたんです。本当にあれだけ、1回だけです。そういう作品を乗り越えて、今となっては主観が好きですけど。VRとかね。
主観っていうのは、慣れてきたら楽しくなるんですよね。「今回はどうやってストーリーを作ってやろうか」という感じです。
アイエナジー 乃亜たんだと、なんじゃこりゃというような設定とか、下手な子がやったら、ただのイタい子だなというような女の子でも、彼女がやっていると、リアリティーが出てくるんですよ。自然にやっている。「もしかしたら、こういう子はいるかも」とか思えてくる。
ウチの「栄川乃亜 教え子と~」だって、「先生、いっぱい中出ししてよ!」という女子って、イタい子だったりするじゃないですか。
── 確かに冷静に見たらそうなります。
アイエナジー それを、可愛らしい奥さんだなと思わせる感じがありますね。
── AVでやっている女の子の役柄を冷静に見ちゃったら、どれもこれも、イタい子ですから。
乃亜 真面目に考えちゃったらね(笑)。「朝勃ちしたち●ぽが好きってどういうこと?」だからね(笑)
── 「中出しして」って女子はそうそういないですからね。
乃亜 いやいないよ、いない! 「大丈夫、ピル飲んでるから」なんて子、アブナイわ(笑)
── 主観もそうですけど、不得手がないじゃない? 栄川乃亜ってAV女優は。
乃亜 私は、AV作品を知らずにこの業界に入ってきてしまったので、どういうアドリブというよりもまず、「アドリブって何?」という状態でした。何より引き出しが何もかもがないし。
「主観ってこういうものだよな」というのを知らないでやっているから、全く何も出てこなくて。通常の撮影だったら、教えてもらったりしながらできるけど、主観だと全くそういう対応ができないじゃないですか。本当に難しかった。
── 昔はカンペが出て、女の子の目が、その方向にチラッチラッと動くのが分かる作品がありましたね。
乃亜 私はカンペなんか全く無かったです。
その後に、私が泣いた現場の監督さん(ZAMPA監督)に、半年だか1年だか経ったときに会ったんです。「あのとき、私のこと、泣かせましたよね」と言ったら、頷いていたんですけど(笑)。
「でもあれは今思えば、デビューしたばっかりの女の子にやらせる内容ではない」って言ってました。「難しいもん」って(笑)。「でしょうね、泣きましたから!」って(爆笑)
── 監督面接のところで、できそうな雰囲気があったんじゃない?
乃亜 いや無いですよ! 無いですよ、たぶん。
── でもそういう空気を出しそうじゃない? 負けず嫌いだし。
乃亜 そう! 負けず嫌いなんですよね。負けず嫌いだから、できなくて自分に対して悔しいんですよね。
でも、そのときに監督さんに、「悔しくて泣いている子は伸びるから大丈夫。あなたは続けられるよ」って言われました。それを言われて、「絶対にやってやる!」って。あれがあったから、ある意味、今でも続いているんだなって思います。
>>明日公開のPart.2では、キカタンAV女優・栄川乃亜が
なぜ単体女優になったのかをもっと詳しく語ってもらいます。
T147cmB79W62H83
1997年12月25日生まれ。血液型A型。
趣味/特技=食べること(イチゴ大好き)/寝ること
◉Twitter:@Noa_Eikawa
◉instagram:noa_eikawa
セクシーアイドルユニット「ルルディ」として、霧島さくらとともに活躍中。
◉ルルディ公式Twitter:@official_luludy
(取材/写真:麻雅庵)
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栄川乃亜、というヒト。
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