やっぱ私は汗だくになる情熱系のSEXが最高! 腰振り騎乗位最高!
── そこは変わったんだ?
希崎 今は、受け身じゃなく、自分からやってあげたいっていっていうふうになったので。
── 「ドMじゃないので男優さんがオラオラなのは苦手」とも話してました。
希崎 オラオラとチャラチャラはずっと嫌です(笑)。
── そこは変わってないト。AVのカラミそのそもはどういうシチュエーションが最も燃えるの?
希崎 やっぱり、汗だくになってSEXに没頭する情熱系が好きですね。そこも昔から変わってません。こんな言葉を喋ったほうがいいかな? とか考えなくていいじゃないですか。
── 汗だくの腰振り騎乗位はジェシーの大きな売りだからね。
希崎 体位は、やっぱりジコチューで動ける騎乗位が一番ですね。絶対イキますから。
── 汗はかかない人はまったくかかないけど、ジェシーの場合は、汗を求められる時は水分を多く摂るなどはしてるの?
希崎 いえ。そんなの関係なくほんとに汗っかきなんで。素人の時から自分は汗っかきだと思ってたので、デビュー作を撮る前日は水分をあまり摂らなかったんですよ。汗をかいたらメイクも崩れちゃうし、ひどいことになるっていうのがわかってたので。でも、汗かいて、潮も吹いて。
── デビュー作から資質が開花していたわけですね。(急に思い出し)ていうか、中学卒業直後の15歳の初体験の日に、「身体をチョー洗って、新しい下着着けて、それで汗かかないようにゆっくり歩いて彼の家へ向かいました」って2011年にインタビューさせてもらった時、言ってたよね?
希崎 そうですそうです! もうあの頃から汗を気にしてましたね。
── まさか将来、汗でゼニを稼げるなんて夢にも思わず。
希崎 当たり前ですよ(笑)!
── (お別れが近いと思って泣きそうになっています)では、『FIRST IMPRESSION』デビューの後輩がこの先もどんどんデビューします。新人の女優さんたちにジェシーから何か助言をお願いします。
希崎 私もそうだったんですけど、好きな女優さんに憧れて業界に入る人がますます多くなってますよね、ツイッターとかSNSが広まったおかげで。
── ですよね。
希崎 「有名になりたいんです」って言って入ってくる人がほんと多くなりましたよね。みんな、こころざしが高いし、そういう気持ちの部分も含めて完成されてる人が多いから、私は何も心配してなくて、これからも業界を盛り上げていってくださいって、これだけです。
── でも、可愛いだけとかおっぱいが大きいだけじゃ長く続けられる仕事ではないでしょ? 何かしらのスキルがないと。
希崎 あー。なんか、誰かがこうやってるから私もやらなくちゃって、真似をして苦しくなっちゃうともったいないんじゃないかなって思うんですよね。
── 見た目の部分で?
希崎 みんなロングの茶髪だから私もやろうとかね。人気ある人の真似をすることによって、その人のよさが潰れちゃうことがあると思うんです。みんなその人その人の個性があるんだから。
── ジェシーに憧れてデビューするコは、ロングの茶髪にしそうだよね。
希崎 やらなくてもいいし、汗だくになろうと思って無理して水飲まなくてもいいし(笑)。
── ハハハ。汗かける人がうらやましいっていうコはいるからね。
希崎 自分にしかない強みっていうのは必ずあるし、コンプレックスがプラスになることも絶対にあるので。
── 胸がコンプレックスっていう場合でも、「爆乳」でも「貧乳」でもそっちでトップ取れるわけだからね。
希崎 そうそう。私もデビューするまでは大きなお尻がコンプレックスだったわけですからね。要は個性を大事にしてほしいです。ファンになる人って、その人のコンプレックスの部分が好きだったりするから。自信は最初はみんなないんだけど、続けていくうちに自信は出てきますから。
── お言葉をありがとうございました。じゃあ最後に。復帰の可能性はあるんですかね?
希崎 ないと思います。希崎ジェシカ、完です。完結の完です。
── ほんと、11年間お疲れさまでした(拍手)!
希崎 こちらこそ、ありがとうございました!
(インタビュー 沢木毅彦)
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