今夜もシコってますか!? 改めてまして、アダルトビデオ芸人のリボルバーヘッドです。今回のインタビューでは、日本一ハメ撮りをされている売れっ子男優・健太さんに話を伺いました。なんと健太さんはお仕事の9割がハメ撮りで、30現場あったらなんと27現場もハメ撮りをされているプロフェッショナルなのです。そんな健太さんに「通常の作品とハメ撮りの違い」、「ハメ撮りのコツやフォーム」、「ハメ撮りをしてきて印象に残っている女優さん」などの話をして頂いております!ぜひ、最後までお付き合い下さい。(全3回・前編)
「ハメ撮りで一番大切なことは〝女の子が僕を騙してくれること〟だと思います。」
── 初めまして! 好きなトンネルはセイカン(青函)トンネルです。アダルトビデオ芸人の、リボルバーヘッドです。本日はハメ撮りでずっと見続けてきた健太さんにお会いできて光栄です!!
健太 初めまして(笑)。男優の健太です。こちらこそ本日はお会いできて嬉しいです!その前に、汗大丈夫ですか?
── (集合時間にギリギリになってしまった為、この日は7月の中旬で日差しが照りつける中でしたが走って向かったので、夥しい量の汗を額から噴射させながら到着していたのです)
健太 まずゆっくり休んで下さい(笑)。
── すみません……(笑)。ではお言葉に甘えて、3分間放心状態にならせて頂きます。
健太 にしても、本当に心配な汗の量ですね…(笑)。
── 大変お待たせ致しました……(笑)では改めてご年齢、男優歴、経験人数を教えて下さい!
健太 年齢は39歳で男優歴は16年目です! 経験人数はさっきザックリと計算したら4000〜5000人ぐらいでしたね。
── 健太さんは「日本一、ハメ撮りをされている男優さん」だと思うのですが、通常の現場と、ハメ撮りの現場の割合は何:何くらいなのですか?
健太 9:1でハメ撮りです。30現場あったら、だいたい27現場はハメ撮りですね!
── 9:1って凄いですね……‼︎
健太 世の中には、それだけハメ撮りの作品があるってことですね(笑)。
── ハメ撮りが多くなったキッカケはあったのでしょうか?
健太 絡みって早い男優の人だと2年目くらいからやらせてもらえるんですね。でも僕は、初めて絡みをやったのが3年目だったので遅い方だったんです。そんな時に、とある先輩のおじさん男優さんが「ハメ撮りを教えてあげるよ」って言ってくれてので、その人に教わったのがキッカケです。なので初めて現場でハメ撮りをする前に、メモに取っていた教わったことを頭の中でイメージしてやったりしていましたね。
── なるほど。その方の教えもあって、健太さんのハメ撮りは評価されていったのですね。
健太 いや、実はそれはそうでもないんですよ。別に評価はされていませんし、自分の中でハメ撮りに手応えがあった訳じゃないんです。そもそも僕はハメ撮りを見るのは好きじゃなかったので、好きじゃない人間が撮っても手応えなんて感じないですよね(笑)。好きだったら「こう撮りたい!」みたいのがあると思うんですけど、僕は一切無かったので。
── では何故、ハメ撮りのお仕事のオファーがたくさん来るようになっていったのでしょうか?
健太 これは業界の謎なんです(笑)。業界七不思議の八個目ですね。
── ご自身でも理由がわからないのですね(笑)。
健太 現在はハメ撮りに特化してる形なので、それでお仕事を貰えていることも多いと思うのですが、元々は誰からも評価された訳じゃないので、気が付いたら今に至っているって感じなんです(笑)。
── ハメ撮りと通常の作品では、拘束時間に違いはありますか?
健太 作品によりますけど、ハメ撮りだと一日拘束があったりするので長いと思います。でも作品によっては3~4時間ってこともあるので、現場の前に現場を入れたり、後に現場を入れたりすることもあります。
── では、男優さんの動きの違いはありますか?
健太 まずはカメラを持っているので、片手が使えなくなるっていうのがありますね。あと通常の作品だと「こう撮ってきてるから、見えやすくするようにこう避ける」みたいなのがあるんですけど、ハメ撮りはそういうのを全て加味して動かなくてはなりません。「ここでこうしたら、カメラはこっちに置いた方がいいな」みたいに、今やっていることに対して、次の展開を考えて想定しながら動くんです。例えば正常位をやっているとしたら、次に「バックなのか? 対面座位なのか? 騎乗位なのか?」を決めて、正常位をやってる最中にその体位の画角を3個くらい頭の中で想定して、さらに「手持ちなのか? カメラを置くなら位置はどこなのか?」を決めてから、次の体位に移行するという形ですね。
── 将棋のように先の手を読んでいく訳ですね。これは撮影前に、構成を作ったりはしているのでしょうか?
健太 ある程度はしますけど、絵でいうと下書き程度ですね。下書きの状態を、ハメ撮りがはじまって進行していきながら絵の具を塗っていくイメージです。本塗りからしちゃうと、消すのが大変じゃないですか? なので、あえてその場その場で対応していくようにしているんです。上手くいかない時は、いい意味で〝諦める〟ようにしています。
── カメラは持つ時のフォームで意識されていることはありますか?
健太 コツで言うとですね、カメラっていわば重りじゃないですか? 筋トレをしているリボルバーさんならわかると思いますが、重い物って体に近ければ近いほど持てますよね。
── そうですね。なのであえて筋肉に効かせる時は、ダンベルを遠くにしてトレーニングしたりしますよね。
健太 ですよね。なのでカメラをより近い位置で持つこと、もっと言うと、負荷がかからない位置をミリ単位で探して〝支点〟を意識することです。カメラに対して体の向きを変えると、途端に楽になることがあったりするんです。
── プロフェッショナルなお話ですね……‼︎ ハメ撮りのプロの健太さんは、カメラと体は一体化されているようなレベルなのでしょうか?
健太 一体化していると思いますね(笑)。もちろん、ホテルだったりスタジオだったりと環境が色々とあるので、その都度対応していかなければならないのですが、ある程度「この状況だとこのパターン」みたいな引き出しや道筋は持っていますので、それによって自分の体力のバロメーターを測っていますね。
── カメラには回転するモニターが付いていらっしゃると思うのですが、もちろんそれを確認しながら撮られていくのですよね?
健太 普通は確認すると思うのですが、僕はほとんどモニターは見ないで撮っていきます。カメラで撮っている映像が、同じ画角で頭の中でモニターのようにして流れている感じなので、相手との距離感だけを意識していますね。
── 健太さんの目線がイコールで、カメラで撮った映像となっている訳ですね…!凄すぎます!
健太 これは特殊だと思うので、誰の参考にもならないと思います(笑)。
── ハメ撮りの時は、女優さんに対する接し方は変わりますか?
健太 とある監督に「やっぱり君はハメ撮り男優だね」って言われたことがあるんです。理由を聞いてみると「どんな時でも女の子との距離の取り方が、1対1なんだよ」って言われました。なので基本的にはどんな撮影だろうが、僕の接し方は変わらないんですけど、自然とハメ撮りみたいになってしまうんです(笑)。
── 10対10の乱交でもそうなるのでしょうか(笑)?
健太 なりますね(笑)。端っこの方で二人の空気感を作ってやってると思います。僕、協調性が欠けてるんですよね。あと、男優さんが多い現場だと全く力を発揮できず、駆け出しのころの若手時代のような振る舞いになっちゃうんです。
── 1対1を物凄く得意とし、複数を極端に苦手とされていらっしゃるのですね。
健太 そうですね。でも、複数の場合だと、自分が上手く出せない状況になっても「人に任せればいいや」って楽な気持ちもあるんです。
── 長所を伸ばして、短所は完全に切り捨てる。それで必要とされる場所で大活躍されていらっしゃるので、健太さんの生き方は非常に勉強になります!!
健太 気が付いたらこうなっていただけですけどね(笑)。あとこれはいい面でもあり、悪い面でもあるんですけど、女優さんのペースに基本的に僕は合わせてしまうんです。上手く調和が取れればいいのですが、ペースに引っ張られ過ぎてしまう時もあるので、難しいところではありますね。
── ハメ撮りで最も重要だと思うことは何ですか?
健太 〝女の子が僕を騙してくれる〟ことが一番かなと思います。後でどれだけ悪口を言われようが、ハメ撮りをしている瞬間だけでもその気にさせてくれればそれでいいんです。僕は作品が売れても自分の功績とは一切思わなくて、女の子が素晴らしかったからと思っているので。
── なるほど。その空気感が視聴者に伝わるからこそ、売れる作品になるのかもしれませんね! 健太さんの話を聞いていると、ガツガツしていなくて脱力されている印象を受けます。
健太 ガツガツは一切していません(笑)。そうやってやると、負担が全部自分に回ってきて大変で疲れるんです。
── 過去にはガツガツしていた時期はあったのですか?
健太 もちろんありましたよ。今でもガツガツではないですけど、自分が携わった作品には必ず責任感が生まれます。例えば、メーカーを立ち上げたばかりの会社さんや、ハメ撮りをシリーズで持っていきたいと思っているメーカーさんが、最初に僕を起用してくれた時に、女の子が僕を騙せなかったり、相性が合わなかったりした時に、物凄くストレスが生まれてしまうんです。
ハメ撮りは相手があってのものなので、相性というのはとても重要なことなんです。なのでこういう時の為に、元々脱力して色々と考えないようにしているところはありますね。
── 先程おっしゃっていた「上手くいかない時は、いい意味で〝諦める〟」という話と繋がってくる部分ですね。
健太 そうですね。相性が合えば何の問題もないのですが、合わない時は諦めます。でもこれは消極的な意味じゃなくて、僕の諦めるといのは「自分の好みを捨てる」という意味に近いんです。「僕はこう撮りたいけど、相手はこうしてくれない」みたいな負の感情を捨てることによって、相手がやっていることに、後ろからついていこうという気持ちになれるんです。その中で、自分ができることを最大限にやっている形ですね。
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以上、日本一ハメ撮りをされている売れっ子男優・健太さんのインタビュー前編でございました!
ハメ撮りのフォームを教えてもらっている時に、私は無意識でカメラを肩に担いだ状態で「こうですか?」と聞いてしまいました。そしたら健太さんに「それだとただの全裸監督ですよ!今はそんなカメラは大きくありません(笑)。」と笑われてしまいました。もちろんそれは知っていたのですが、前日にNetflixで全裸監督を見たばっかりだったので、全裸監督のハメ撮りの先入観が入ってしまっていて、実に恥ずかしい思いをしてしまいました(笑)。
それにしても今回のハメ撮りの極意は、講習会を開けるレベルに奥が深い内容でしたね。お金を取れるような情報を惜しみなく話してくれた健太さんに改めて感謝です!!
次回の中編では、健太さんが男優になるまでを掘り下げていき、ハメ撮りをしてきた中で特に印象に残っている女優さんのお話を伺います!ぜひお楽しみに!
・子供の頃の健太さんは、デパートによく行き、階段を登る女性のパンチラばかり狙っていたというスケベな子だったことが発覚!?
・健太さんの初現場は、池袋のど真ん中で女子高生の格好をした女優さんを車で拉致するという、なかなかのハード作品だった!?
・特に印象的に残っている女優さんを5名発表!!!そしたらリボルバーヘッドが握手会に行ったことがある女優さんが複数名いて、リボルバーヘッドはテンションぶち上げで喋りまくってしまうといういつもの悪い癖が発動!?
乞うご期待!
健太 @kentaso55
男優歴16年のAV男優。現場の9割がハメ撮りというハメ撮りのプロフェッショナル。経験人数は約4000〜5000人にも及ぶ。周囲から「ハメ撮り男優」と評価されるほどハメ撮りを得意としており、カメラで撮っているものと同じ画角の映像を頭の中で流すことができ、モニターを見ずに撮影できるという特技がある。
リボルバー・ヘッド @RevolverHead01
AVを心から愛する芸人。28歳で既婚者。過去には女優さんのリリースイベントに通っていて、お会いした女優さんは200名以上。過去観た作品は、イチ○ー選手の安打世界記録(4367本)を越える。AVに関するコラム多数執筆中。趣味は筋トレで、ベンチプレスは150キロを上げる。
YouTube:『リボルバーチャンネル』