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【AV界のパイオニア! ポルノスター・まりかインタビュー!】日本で人気絶頂中に急遽拠点を海外に移した意外な理由とは?「大島丈さんの姿を見て、私も人間愛を出した作品を撮りたいと思ったんです」(前編)

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今夜もシコってますか!? 改めまして、アダルトビデオ芸人のリボルバーヘッドです! 今回のインタビューは、日本でAVデビューし、現在はアメリカ・ロサンゼルスで暮らしポルノスターとして活躍するまりかさんにお話を伺いました! 

まりかさんは、アメリカでヌードモデルの頂点と言われる「ペントハウス・ペット」を日本人で初めて受賞されたり、昨年おこなわれたアーバンXアワードでは日本人初の殿堂入りをされるなど、初めて日本人としてアメリカのポルノで成功を収めた女優さんなのです。

野球で言うなら、野茂英雄さんのようなパイオニアなまりかさんに今回は、なぜ海外に渡ったのか?、日本のAVとポルノの違い、さらには人気絶頂中に宣告された乳がんのことなど色々とお話頂きましたので、ぜひ最後までお付き合い下さい。(全3回、前編)

 

『撮影終わりに監督から「まりかは本当にいい女優になったよ! もうメジャーリーグ行っちゃいなよ!」って言われたんです』

—— 初めまして! アダルトビデオ芸人のリボルバーヘッドです! 本日は日本とロサンゼルスという距離でのリモート取材になりますが、宜しくお願い致します! 

まりか 宜しくお願いします! リモートは慣れていないので、ログインに時間がかかってしまいすみません……(笑)。

—— だいぶ奮闘されていましたね(笑)。先日まで日本にいらっしゃったそうですが、アメリカに戻って何日目なのですか?

まりか まだ二日目なのですが、時差ボケが超ヤバいんです(笑)。今は夜の22時過ぎなのですが、全然眠くないんですよ……

—— あ、こっちは昼過ぎなので普通にリモートを繋がせてもらいましたが、もうそんなに遅い時間なのですね! 夜分遅くに申し訳ないです! 

まりか 全然大丈夫ですよ(笑) 今までは時差ボケはしない方だったのですが、三年間コロナで日本に帰ってなかったので。

—— 日本では何をして過ごしていらしたのですか?

まりか まず最初の一週間は体を壊してしまって病院に運ばれたりして大変だったんです……(笑)。

—— 病院搬送!? 

まりか アメリカの医者が誤ってしまい、私がアレルギーを持っている成分の薬を処方してしまっていたんです。最悪、死んでしまうレベルのアレルギー反応を起こしてしまう薬なのですが、知らずに飲んでいて、体調をだんだんと壊していってしまって……。
でもまさか医者に処方してもらった薬が原因とは思わないので、毎日その薬を飲んでいたら、相当体に蓄積されていたみたいで、急にぶっ倒れて病院に運ばれたんです。

—— 危なかったですね……

まりか でも脅威の回復力で一週間で治ったんです(笑)! 
残りの一週間は、地元の山口県に帰ったり、宝瀬監督が撮ってくれたドキュメントの上映会に参加したり、あとはテレビが密着してくれていたのでそれのトークの部分を撮影したり、女優友達に会ったりと短い時間の中でギュッと予定を詰め込んで行動していた感じでしたね! 
プライベートでもハードコアなんです! ! ! 

—— ハードコアは撮影だけじゃないのですね(笑)! ちなみに現在海外に渡って今は何年目ですか?

まりか 2014年の4月に渡米したので、8年目ぐらいになりますかね。

—— もうそんなに経つのですね! まりかさんってアメリカに行った最初の頃は色々と奇跡が重なったんですよね?

まりか そうでしたね! 最初はビザとかも取れないって言われていたのですが、タイミング良くペントハウス・ペットになったから急に取れちゃったりしたんです(笑)。
あと英語も全く喋れなかったので、アメリカに行く前、男優の大島丈さんに「駅前留学ぐらいしておいたら(笑)?」って言われたのですが、なんとかなるっしょの精神でアメリカに渡って、それでも奇跡的になんとかなってしまったんです! 

—— 勢いで行っちゃうところが、まりかさんの凄みですよね(笑)! ! 

まりか 今でも私はヤバい人間だと思いますが、当時は若くてもっとヤバかったので、その時のマネージャーに「今日は笹塚で撮影ね!!」ぐらいのノリで「今日からアメリカに行ってね!」って感じで言われて渡米したので、何の準備も無く急遽アメリカに来た感じだったんです(笑)。

—— なぜそんなにも急にアメリカに行こうと思ったのですか! ?

まりか 最近ちょっとアメリカに来て成功したみたいな感じで外から見られているので、取材の時にそれを答えるのが気まずいのですが、本当に何にも考えてなかったんです(笑)。
でも強いて言うなら、私はSOD専属時代は相当な問題児で、かなり舐めくさっていた部分があったんですね。

—— 舐めてたと言うと?

まりか 私はデビュー前にヌードとか着エロとかをやっていたので、セックスなんて適当にやっておけば何とかなるだろと思っていたんです。そうやっていれば映画のオファーがきたり、他にも色々な仕事に繋がると本気で思っていたんですね。
もちろんテクニックが無い中でそんな態度でやっていたので、結果なんて出るわけも無かったのですが、周りにも私の舐めた心は見透かされていたみたいなんです。
それから心を入れ替えてキカタンとしてやっていたのですが、ある時になぜか急にうんこがやりたくなったんですよ(笑)。

—— 突然うんこ! 急過ぎません……(笑)?

まりか 自分では予期せなかったのですが、この頃は周りから〝ハードコア女優〟なんて呼んでもらっていたんです。なので日々「こんなハードなことをした次は何をすればいいんだろう?」と考えている時に、ある現場で丈さんとセックスをしながら汁男優さん50人にオシッコをかけられるという鬼畜な撮影をやったんです。
もちろん丈さんもオシッコまみれになっていたのですが、この姿を見て私は「この人はベテラン男優なのに、なんでこんな汚れ仕事をするんだろう?」と思って、丈さんに聞いてみたんです。
そしたら「まりかちゃん。これは人間愛だよ」と、丈さんはおっしゃったんですよ。

—— カッコ良すぎる! ! 

まりか なので私も人間を愛したいと思ったんです(笑)! それで私のデビュー作を担当してくれた、監督さんのところに行って「人間愛を出した作品を作りたいので、うんこをやらして下さい! 」ってお願いをしたんです。その監督さん、実はそれまでスカトロを専門にやっていた監督さんで、私のデビュー作を撮ったことにより「単体も撮れるんだ!」と、周りから評価をされたみたいで。

—— 自らうんこ志願をしていたのですね(笑)! 

まりか でもデビュー作から撮ってもらっているという関係上、さすがに超スカトロ女優みたいに体中にうんこを塗りたくるみたいなのはやらしてくれませんでした(笑)。
ですが、北条麻妃さんとかもやられている、名前が出ている女優さんが人前で恥ずかしがりながらうんちをしちゃうみたいな作品を撮ってくれたんですね。

—— イメージシーンに、プラスでうんちみたいなやつですね! 

まりか そうですね! でも塗るとかをしなくても、人前でうんこをするっていうのはちょっと世界が違うじゃないですか。一線を越えると言いますか。なので気合いを入れて撮影したのですが、撮影終が終わったときに監督から「まりかは本当にいい女優になったよ! もうメジャーリーグ行っちゃいなよ!」って言われて。
きっと撮影終わりのハイテンションな軽いノリの言葉だったと思うのですが、それを聞いたマネージャーが「それだ!!」と、思ったらしくて、アメリカに行ってこいという話になったんです(笑)。

—— 監督さんのひょんな一言が、アメリカ行きのキッカケだったんだ! 

まりか この時、私はAVのお仕事が楽しくて仕方なくて、「一番にならなくても、一日でも長くAV女優を続けたい」と、日々思っていたんです。
どんな人気の子でも数年で引退してしまう業界ですからね。なので、このアメリカというお話にはもの凄く可能性を感じてワクワクしたんです! 

—— そこから具体的にどうやってアメリカでデビューするまでに至ったのですか?

まりか 最初の渡米はビザとかも何も無かったので、お仕事をするというより、とりあえずアメリカのポルノ業界を見に行ったんです。具体的にはマネージャーが、過去にポルノ業界でライターをやっていた日本人のおじいちゃんを見つけたので、このおじいちゃんが「偶然、同じタイミングでアメリカに行くから、一緒に行ったら現場とかを見せてあげるよ」って言ってくれたので行ったんですね。

—— めちゃくちゃいいタイミングの出会いでしたね! 

まりか それでこのおじいちゃんに大手のエージェントに連れていかれたんです。ここは言い方はアレですけど、穴を持ってたら誰でも受かるぐらいのところだったので、「ここしか入れてもらえるところは無いし、ビザ取ったら戻ってくるって言ってサインしなよ!」って言われたんですね。
右も左もわからない状態でサインをしようとしていたら、そこにたまたま世界的に有名なドイツ人男優が通りかかって、私のことを見て「君はここじゃないよ。ヨーロッパからもアメリカからも一位と言われている、世界一のエージェントに連れて行ってあげるからそこで面接を受けな。君はそのエージェントに入れるオーラがあるし、入るべき人間だよ」って言ってくれたんです。

—— めちゃくちゃ凄い話ですね……! 先見の明がハンパじゃない! ! ! 

まりか でもその時は英語が全く分からず何を言ってるかわからなかったので、「何言ってんのこのおっちゃん?」ぐらいに思っていたんです(笑)。ですが、とりあえず彼に付いて行ったのですが、先程の、サインをしかけたところはガラスバリのビルで物凄くカッコいいオフィスの中にあったんですね。
で、連れて行かれたところは汚いマンションの一室に、クッキーモンスターのようなおっさんが横たわって「ヘイ!!」とか言ってくる感じの対照的なところだったんですよ。

—— セサミストリートの例えは懐かしい(笑)! 

まりか それで内心は「本当に世界一なの?なんか嫌だなー」って思っていたのですが、後でわかったのですが、結局私はここを不合格になっていたみたいだったんです。その場ではこの不合格を意味する言葉さえも理解できなかったのですが、「君は日本では有名なのかもしれないけど、ウチにはアサ・アキラがいるからさ。しかも英語も喋れないしダメだよ。」って言われて落とされてしまっていたみたいだったんです。
アサ・アキラというのは世界一の賞レースを何年も連続で取っていたり、当時のオバマ大統領が公式に応援をしたりと、アジア系とか関係無くポルノ業界でNO.1の女優さんなんです。彼女は日本人の血なのですが、こっち育ちなのでアメリカ人のカルチャーを持っている方なんですね。

—— 映画に出演したり、本とかも執筆されているようなマルチな才能を発揮されているレジェンド女優さんですね。

まりか なのですが、落とされたことはわからないフリをして、もう一度ビザを取ってからそこに行ってみたんです(笑)。もちろんすぐには契約はしてくれなかったのですが、ちょうどこの頃に業界で淋病が流行っていたんですね。
日本だったら病気になった人だけが休業するだけなのですが、アメリカは病気になった人と撮影をした人や、その撮影した人と撮影した人など、かなりの人数がリストアップされて全員の安全が確認されるまで業界は無期限でストップするんですよ。場合によっては数ヶ月止まることもあったりして。

—— 管理の徹底が凄いのですね……! 

まりか そういう状態だったので、私はFacebookでキャバ嬢の営業みたいにポルノ業界っぽい人に「私は日本から来てフリーでやっている者です。良かったら撮影をしてくれませんか?」みたいな感じでメッセージを送りまくって、撮影をしたりしてもらっていたんですね。
そしたら業界は狭いので、落とされていた世界一のエージェントのところまで私の話が伝わったみたいで「君には根負けしたよ。ウチと契約しよう」って言ってくれたんです! 

—— 諦めない精神の地道な努力が実った訳ですね!! 凄い! 

まりか 色々な奇跡が重なって、私は今ここにいると思います(笑)!

———— 

前編はここまで! 話を聞いて、たしかにまりかさんには奇跡がたくさん舞い降りてきたと思いましたが、その奇跡を生んだのは間違いなくまりかさんの直向きな努力と真っ直ぐな人間性があってこそですよね。どんな困難な状況に立たされても、物事をポジティブに良い方向に考えることができるからこそ奇跡は起こるのだとまりかさんを見て思いました! 
中編では、日本の
AV業界とアメリカのポルノ業界の違いや、腕の太さぐらいある鬼の巨根男優さんと絡んだ時の衝撃的なお話をして頂いておりますので、ぜひお楽しみに! 

>>インタビュー中編は明日公開!!<<

 
中編予告
・「日本ではこんなことをやってきましたので、私も撮ってほしいです!」とお願いしたら、爆笑されながら「こんなのじゃ無理だよ!」って言われたんです。
・アメリカにはそもそも凌辱という考えがそんなに無くて、ハードなことをやられたら「ラッキー! ハッピー!」みたいにエンジョイして受けるのが基本
・「細いが正義じゃない」っていうのが大きな違い!?

乞うご期待!

画像

リボルバー・ヘッド @RevolverHead01

ピン芸人。

代表ネタは、山田孝之演じる全裸監督の村西とおるのモノマネ。吉本若手マッチョ部としてクリスタルジムでパーソナルトレーナーも務める。

YouTube『リボルバーチャンネル

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