“映画の祭典”第88回アカデミー賞の授賞式が開催されました。
ならばデラべっぴんも負けてはいられません!
AV業界に精通するライターさん、安田理央氏、大坪ケムタ氏、加藤カジカ氏のお三方を編集部に招き、
2015年AV業界の中からエロ版“アカデミー”賞を勝手に選ばせて頂きました。
さてその結果は!?
記念すべき第1回『AV【勝手に】アカデミー賞』に選ばれたのはこちら!
※すべて敬称略です
ウブデミー賞〜最も活躍した新人AV女優に贈られる
—-まず新人賞から行きますか。
大坪 2014年の年末から2015年にかけてのデビューの子はいい子が多かったんですよね。プレステージの北野のぞみ、エスワンの西原里伊奈、マックスエーの白石みなみ。個人的にハードなAVにちょっと食傷気味というのもあって、カノジョ感の高い可愛い子がよかったなぁ。
加藤 僕は桜ちなみがよかったです。巨乳のギャル系女優なんですが、明るいキャラで、頼んだら気軽にやらせてくれそうな感じがたまらないですね。演技力も高いんですよ。
安田 おれは、ダントツで高千穂すずだな。八頭身だか九頭身だかのモデルみたいなすごいスタイルなのに、顔は田舎の中学生みたいな素朴な感じで健康的に日焼けしてるというアンバランスさが、新世代のロリ女優だと思った。あと、小野寺梨紗もよかったかな。インタビューしたら、すごくテンション高くて面白かったし。
加藤 インタビューして面白いかったといえば、木南日菜ですね。もうヤバイ。死体映画などグロイ話をしたと思えば、急に料理話になり、振り幅が面白かったです(笑)。
大坪 あの子、最初マキシング専属だったけど、アイデアポケットに移籍してキャラ変えたんですよね。『BUBKA』のニコ生に来てもらった時に「体験人数は今まで2人って言ってたけど、本当は10倍です」って言われてどう反応していいかわからなかった(笑)。
安田 あ、そういえば、松岡ちなも2015年1月デビューだから新人枠だな。もうすっかり大物っぽい感じがするけど。
大坪 ああ、2015年を代表する新人という意味では松岡ちな、いいですね。
—-では、新人賞は松岡ちなに決定!
熟デミー賞〜最も活躍した熟女・人妻系AV女優に贈られる
—-続いて人妻・熟女賞お願いします。
安田 これは加藤君の得意分野だな(笑)。
加藤 僕が気になったのは織田玲子ですね。SOD熟女社員だった人が、退社してマドンナ専属になったんですよ。
安田 あ、マドンナ移籍第一弾は見た。ちょっと地味な顔立ちがリアルだったなぁ。
加藤 そうです、少し前の熟女女優の感じなんですよね。そこがよかった。あとIカップ爆乳熟女の三喜本のぞみ。あのおっぱいはヤバイですね。スタイルのよさでいうと水原梨花。ファッションモデル出身というだけあって、スレンダーで綺麗ですよ。
安田 おれは白木優子がよかったけど、特に去年活躍したって印象はないか。あ、そういう意味じゃ川上ゆうは『花と狼』っていういい作品に出たので、推しておきたいな。
大坪 七原あかりもすごく活躍しましたね。でも、あの人は巨乳枠の方がいいのかな。
安田 おお、七原あかり、いいね! 彼女は、だいたい人妻物だから、こっちでいいんじゃないかな。
大坪 でも、今年一番というと、かすみ果穂になるんじゃないですか。
安田 ああ、そうか! かすみ果歩が若妻路線で一気に来たよね。
大坪 西野翔とか吉沢明歩とか初代マスカッツ系の人が、みんなもう若妻路線なんですよね。
安田 じゃあ、それが今年のトレンドということで、その代表として熟女部門は、かすみ果穂に決定!
勃ちデミー賞〜最も活躍したAV男優に贈られる
—-次は男優賞です。2015年一番活躍した男優というと……。
加藤 普通によく見た男優というと、どうしても森林原人、黒田悠斗、しみけんという辺りになりますね。
大坪 AV以外の一般メディアで活躍したというと、しみけんが圧倒的でしたね。本も出したし、BS番組の「地下クイズ王決定戦」でも活躍したし、うんこ味のカレー屋もやったし(笑)。
安田 スカパー!アダルト放送大賞2015の男優賞もしみけんだったっけ。
加藤 ジュノンボーイで男優になった人もいましたよね。
大坪 ジュノンボーイファイナリストだったというYUTAね。でも一本だけで終わっちゃったみたいなんだよね。
安田 すごいなと思ったのが吉村卓。新人女優の二作目って、だいたい「初体験モノ」で、顔射初体験とか、3P初体験とかに挑戦するんだけど、そのうちのワンコーナーが必ずと言っていいほどに吉村卓とのオヤジセックスなんだよね。もう、吉村卓は顔射とかアナルとかと同じくジャンルのひとつになってるの(笑)。
加藤 確かに去年はオヤジ男優が目立ったというのはありましたね。そういう意味じゃ、杉浦ボッ樹が一番目立った気がします。
大坪 ああ、確かに杉浦ボッ樹はすごくインパクトあった!
安田 男優はあまり顔を映さないようにする作品が多いけど、杉浦ボッ樹は絶対に顔を映すもんね。あの顔に意味があるから。
大坪 同じオヤジでも吉村卓はずっと活躍している感じだけど、杉浦ボッ樹は去年一気にバーっと出てきた。実際はキャリアは結構あるみたいだけど、ニューウェーブ感がある。
—-では、男優賞は杉浦ボッ樹!
カチデミー賞〜最も活躍したAV監督に贈られる
—-監督賞はどうでしょうか?
大坪 監督って、去年は本当に困るんですよ。これ面白いな、監督誰だろうって思うような作品がなかったんですよ。上手な監督はいっぱいいるんですけどね。
加藤 表に出てくるのはHMJM系の監督が多かったけど、AV的に去年を代表する監督かというと、ちょっと違いますよね。
大坪 女優がよかったと思う作品はいっぱいあっても、監督がよかったと思うような作品は無かったんですよ。
安田 監督の個性が出てて、自分が撮りたいものをちゃんと撮っているという意味じゃ、山本わかめが目立ったかな。ただAVとしての完成度は、まだまだだしなぁ。個人的に注目してたのは、Hunterの川尻監督。長回しのシチュエーション物が、どれも面白い。
加藤 個人的にいうと、僕はまぐろ物産のMaglow監督なんですけど、偏ってますね(笑)。
大坪 僕は個人的にも、あんまり印象に残る監督はいなかったですね。
安田 あ、去年は真咲南朋か。真咲監督は、すごい伸びたよね。
大坪 確かに。話題作も多かった。レズは去年、すごく盛り上がったから、その代表的な監督という意味でもいいかも。
安田 今、女優がみんな真咲監督に撮られたがってるんだよね。
加藤 真咲監督作品がターニングポイントになったって話もよく聞きますね。
—-では監督賞は真咲南朋に決定!
乳デミー賞〜最も活躍した巨乳女優に贈られる
—-次は巨乳部門です。
安田 これも加藤君の得意分野だ(笑)。
加藤 まず杏美月ですね。
大坪 え? もうベテランだよね。
加藤 HMJMの『あの娘のドキュメント AV女優 杏美月のすべて』の中で、近日中に引退することを明かしてるんですけど、ラストスパートなのか、ここんところすごくたくさん出演してるんですよ。
安田 功労賞的にもいいかもね。
加藤 それから甘良しずく。おっぱいがすごくでかくて、いい意味でビッチ、最高ですよ。
安田 うわ、これはでかいな。120センチKカップか。
加藤 あと新人賞でもあげたけど、桜ちなみも、いいですよね。
安田 胸が大きい子は売れるから、どうしてもダブっちゃうようね。松岡ちなとか、七原あかりも、こっちに入るわけだし。
大坪 僕は長瀬麻美がよかったです。昭和のアイドル顔で、ちょっとゆるい感じの乳のバランスが絶妙にエロいんですよ。
加藤 でも、やっぱり去年で一番というと、澁谷果歩になっちゃうんじゃないですか。
安田 あー、澁谷果歩か。
加藤 おっぱいで完全にくるんじゃう卍字パイズリとかダブル乳首舐めとか、他の子じゃ絶対に出来ない技をいっぱい持ってるんですよね。
大坪 澁谷果歩はおっぱいだけじゃなくて、すごい評価高いんですよね。決まりじゃないですか。
—-では、巨乳部門は澁谷果歩になりました。
(最優秀女優賞、最優秀作品賞は誰の手に!? 後半に続く)