大阪でも有数のピンサロの聖地京橋に摘発の手が!
東京の新橋と共に「飲む・打つ・買う」が揃い、会社員のオアシスと呼ばれているのが大阪の京橋。しかし、そんな町が今、最大の窮地に立たされているという。
「今、京橋は完全に府警の標的になっています。このままだとピンサロ店はもちろん、他の風俗店すら存続が怪しくなってしまっています」
そう語るのは在阪の風俗ライターだ。その最大の理由となっているのが府警による壊滅作戦だ。
「元々、京橋は関西でも有数のピンサロの聖地。ただし、難波を中心とするミナミや梅田があるキタではピンサロ店の締め付けは厳しく、現在でも営業はほとんど許されていない状態で、昔からあったお店はほとんど解体されています。
そんな中で根強く残っているのが京橋のピンサロ。平均価格も5000円~6000円と抜くだけであればホテヘルなんかよりは断然安い。おまけに和装した女性が出てくるお店や熟女系などお店の種類も豊富。何度通っても飽きないのも京橋ピンサロが衰えない理由の一つです」
格安風俗の代表格であるピンサロの根城として東大阪最大のネオン街を誇ってきた京橋だが、今年1月から大阪府警が『スケルトン作戦』と称した一斉摘発を開始。府警が本腰を入れた壊滅作戦だけにピンサロ店も次々と消滅しているというのだ。だが、この摘発、『スケルトン作戦』と命名するだけあって一般的な摘発とは少し内容が異なる。
「摘発の仕方は違法店にそのまま警察が入るのではなく、風俗ビルのオーナーに対して。これまで京橋のピンサロ店は摘発を受けては同じビルに違う店が出来るというイタチごっこを続けていました。いわゆる居ぬき営業です。これには理由があって、お店が摘発で消えても部屋の内装は変わらない。ビルのオーナーも仕切りやベッドの処分に困り、そのまままた別のピンサロ業者に貸すという負のスパイラルが続いていたんです」