『処女 最後の日 まどか』(無垢)
雑誌版『デラべっぴん』の伝説企画“オナマイド”を生み出した名デザイナー・ほうとう氏が選ぶAV秀逸パッケージ♡
デラべっぴんR編集部から『オナマイド』の新作制作の依頼の折に、「
「なるたけ新しいAVから選んでほしい」という依頼ですので、
これは要するに多くのAVユーザーが「
そんなやり方で、今回「お!?」と目に留まったのが、この『処女 最後の日』というシリーズものの1篇です。
まず、ちっちゃなサムネールで観ても見過ごすことのできない、
調べましたら、このシリーズは、
なんといっても背景のグリーンのボケ具合と露出加減から感じられ
まどかちゃんの頭頂部の白いフレアによる「神々しさ」と「
そして、首部の咽側は、髪の毛の黒みでエッジが立ち、
実に見事です!
さらに唸らされたのがこの『処女 最後の日』というタイトルです。
『名詞+最後の日』という文字面から漂う古色蒼然とした響き! ぼくは思わず『ポンベイ最後の日』(1935)や『
これこそ天才の仕事です。
ほうとうひろし◎エロメディア活動歴28年のエディトリアル・デザイナー。 雑誌版オリジナルの『デラべっぴん』には、 同誌創刊2年後の1988年ころから参画。 同誌名物となったエロ紙工作企画「オナマイド」 を10年以上にわたって連載した。 「オナマイド」 の連載を再構成した単行本は計4冊出版されたが、すべて絶版。 その企画の成り立ちや、当時の『デラべっぴん』 編集部の事情に関しては、 有野陽一氏の取 材によるインタビュー集『エロの「 デザインの現場」』(アスペクト・刊)に詳しい。