18歳でスカウトされ、1991年9月にV&Rプランニングの新人専用レーベル「Virgin」から専属女優第1号としてデビューした「沢口まりあ」。その後、業界からフェードアウトした彼女だったが、2018年に25年ぶりに「綾瀬麻衣子」の名でSODクリエイトの女子社員としてAVに復帰し、業界を騒然とさせた。そんなレジェンドがこのたびマドンナに移籍し、本格的に熟女女優として始動。筆者・沢木毅彦は27年ぶりに再会を果たしたのですよ!
16歳で処女を失った後、たて続けにいろんな人とエッチしまくったんです
── こんな日が来るとは夢にも思っていなかった。27年ぶりに会えるんで昨日からドキドキしてたんですよ。
綾瀬 私も夢にも思ってなかったですよ。普通みんな引退したら、ひっそり暮らしてますよねー。
── 引退作も残さず、いつの間にか消えたからねまりあちゃんは。
綾瀬 すいませんでした(笑)。
── まず驚かされたのは、2018年に綾瀬麻衣子の名でSODからの女子社員AVデビュー。そこで「沢口まりあでした」と告白したこと。25年間まるで変わってない若々しさ。カプセルで冷凍保存されてた!? というくらい。
綾瀬 成長できなかったんですよ。中身が大人になりきれてなくて。熟女って言われると申し訳なくて。
── そういう40代50代ってどこにもいて、危うい魅力がおじさんたちの財布のヒモを緩めさせるんですよ。
綾瀬 ほんとですかー? 私、小学生の頃からそういう才能は発揮してるんですよ。同級生のコにアレ食べたーいっておねだりして駄菓子屋でごちそうになり、親戚のおじさんにはお小遣いをねだってもらってましたね。
── 今も、そういう危険なロリ熟女な香りがあるってわかるでしょ?
綾瀬 たしかに、ロリ熟女ですよね。
── で、沢口まりあ時代は、スポニチに載ったのをお父さんが読んでバレちゃったんだよね。
綾瀬 そうです! よく憶えてくれてましたね。
── 当時の文献がネットで出てくることはないので、あらためて、アイドルAV女優・沢口まりあ誕生から伺いたいと思います。
綾瀬 私、実家が厳しいことが理由で、制服を持って家出してたんですよね。
── 高校生の頃ね。
綾瀬 お友達の家から学校に通ったりとか。
── 生活エリアは東京だったんだね。
綾瀬 あの頃は福島出身にしてましたけど、おばあちゃんの家が福島だから、親にバレないようにごまかしてたんです。それで、家出中の17歳の時に新宿でスカウトされたんですよ。アルタの横の道で。
── スカウトマンが大勢いたよね、あそこ。
綾瀬 18歳になってないのか? って言われて。その頃、完全に新宿が地元になっていたので通るたびに会うし、「もう18になった?」とか言われ続けてて。
── 手ぐすね引いて美少女が18になるのを待ってたんだね。
綾瀬 それで「18になったよ」って言ったら、その人に「3日で100万円以上もらえる仕事と、1カ月で100万円以上の仕事どっちがいい?」って言われて。
── 景気のいい話だなぁ。
綾瀬 私もう聞き終わる前に即答で「3日で100万」って。生活費が欲しかったので、すぐやりたいって言ったんです。
── 怪しい話じゃないかという警戒心はなかったの?
綾瀬 ないんですよ。そのスカウトマンさんと1年以上かけて信頼関係を築き上げちゃってて。
── それでV&Rプランニング専属になって『当然ワイセツ』(1991)でデビューしたわけだ。そりゃ1年かけて口説き落としたくなるアイドル系だったもんね。
綾瀬 そうやって沢木さんとかがAV誌に書いてくださってたから、世の中が認識してくださったんですけど、実際はあばずれだったんですよ。
── そういうAV女優さん、むちゃくちゃ多いよね。一番遊んでいた時代っていつなの? デビュー前なのか、V&R専属の沢口まりあ時代なのか、引退後なのか、SOD女子社員時代なのかを教えてください。
綾瀬 一番遊んでたのはV&Rの頃ですね。ディスコで遊んだりするのに夢中になってたんです。イケイケのコはみんなそうだったと思うんですね。その反面、「この人はどういうエッチをしてくれるんだろう?」っていうことにすごい興味があったんです。
── そういう年頃だよね。
綾瀬 16歳で処女を失った後、そのまんまたて続けに2、3カ月でいろんな人とエッチしまくって、目覚めちゃったわけですよ。みんな違うって思って。
── チンポの形も、セックスのやり方も。
綾瀬 そうなんですよ。彼氏いたんだけどつまんないんですよ、1人としてるだけでは。
── いろんなチンポを知っちゃうと、性欲の暴走は止められないよね。
綾瀬 止まんなくて、誘われるとすぐ行っちゃうコになっちゃうんですよ。