――2016年頃はショートカットの作品も出ていましたよね。あの時はウィッグですか?
古川:ウィッグです。急にショートカットの話が出たみたいで、誰がやるのかってなったら「古川でいいんじゃない」ってなったみたいで、「3本だけショートカットお願いします」ってなったんです。
髪が眉毛の上じゃないですか、この時も恥ずかしすぎて前を向けなくて鏡の前では本当に死ぬかと思いました。懐かしいです。
――この当時はAVでショートカットブームでしたよね
古川:へえ、そう言えば増えた時期がありましたよね。夏目三久さんに急激に寄せられました(笑)。レビューでもそう書いてあったらプロデューサーは「よく分かっている」って嬉しそうでした。
――そっくりですね。
古川:だから『古川いおり 人気女子アナのエロすぎる素顔 清楚で知的な美人アナウンサーは、プライベートでは超ヤリマン女』という女子アナ作品も出たんです。
――ははは(笑)。そして9周年作品の『運命を絶頂で変えろ!大好きな彼に告白するため学生時代にタイムリープしたのに同級生とSEXしてしまう流されやすい私。 古川いおり』は久々の女子校生役ですがどうでしたか?
古川:これで制服姿は卒業らしいですよ。もうこれ以降は制服を着ないらしいです。
――この作品はどういった内容ですか?
古川:タイトル通り人気漫画のオマージュ作品です。
――原作漫画は読みましたか?
古川:この作品のためにアニメを観ました。『東京〇リベンジャーズ』を参考にした作品を撮ったって言ったら、みんなに「不良したの?」って言われました。イメージはそっちなんだなって思いました。
――前にヤンキー役もやりましたよね?
古川:『古川いおり 生意気なヤンキーギャルが弱味を握られ強〇服従!嫌々犯〇れていたはずが快楽に負けチ○ポ堕ち!』で不良役をやりました。あれはあれで楽しかったです。私この9年間で不意に変な役をやっていますよね。
――器が広いからじゃないですか?
古川:関西出身だから「おもろいやん、やろう」って、楽しくやっちゃうんでしょうね。売れる売れないは一切関係ないソフト・オン・デマンド(以下、SOD)らしいスタイルだなって思いつつ(笑)。
――売れる売れないは言われるんですか?
古川:売れれば「数字がよかったですよ」って言われます。
――ショートカットやヤンキー役はどうでした?
古川:売上は分からないですけどパンチは強いですよね。ショートカットに関しては新鮮さもあったし、手に取られることは多かったと思うんです。売れた売れないよりも「これはウィッグって言っていいんですか?」って確認していることの方が多かったんです。
ヤンキー作品に関しては、イメージが逆すぎるので楽しんで撮影していました。だから、この作品をユーザーさんから誉めてもらった時はめちゃめちゃ感動しました。イベントで着たら評判はよかったです。
――そのイベントもコロナ禍でここ1、2年は全然できないですよね?
古川:数カ月前に埼玉でやったのが1年7カ月ぶりでした。9周年イベントを秋葉原でするんですけど、秋葉原でするのは7周年イベント振りで東京では2年していないです。だから、緊張しかないです。
――イベントや撮影がなかった時期はなにをしていたんですか?
古川:犬と戯れYouTubeを観ながら、おうちでずっとトレーニングをしていました。
――筋トレですか?
古川:筋トレばかりしていました。
――体力はつきましたか?
古川:全然つかないです。
――ははは(笑)。
古川:筋肉はつきましたけど、有酸素運動は全然しなかったので階段や坂道では死にそうになるので、そっちの体力は全然ついていないです(笑)。
(インタビュー:デラべっぴんR編集部 撮影・構成:神楽坂文人 インタビュー協力:ソフト・オン・デマンド ティーパワーズ)