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【 #川上パイセンカウントダウン対談 カウント1】セクシー女優最後の対談相手はベストフレンドの小島みなみちゃんが登場!「当時から、こじといろいろと話していたけど嫉妬をすごいしていた。いま思うと」(川上)【前編】

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死んでもいいから、なにも怖くないから目の前で起きたことをとりあえず120%で返せばいいって思っていた

川上 私は最近、気が付いたことがあって、一番大事なのは自分を愛することなんだって思った。

小島 そう、大事だよね。うん、うん。

川上 そのことをこじは最初から分かっていたの。

小島 そのことに気が付く前は、自分をどう扱っていたの?

川上 自分は本当にいなくていいと思っていた。

小島 えっ!? どういうこと? この世にってこと?

川上 死んでもいいと思っていたから。

小島 すごく明るかったのに!

川上 だからこその爆発力だった。死んでもいいから、なにも怖くないから目の前で起きたことをとりあえず120%で返せばいいって思っていた。

小島 それって無敵だよね。

川上 ある意味、無敵だった。

小島 私は自分が大事だから、「あれはしたくない」、「これはしたくない」、でも「これはする」って決めていたの。でも、みぃななは「なんでもやります! GO!」みたいに、全身で行く感じがすごくしていたけど、その訳が分かった。でも、それってすごいよね?

川上 もう、よくないよ~。

小島 そうかな?

川上 ずっとそれはよくないよ~。

小島 確かに。ははは(笑)。

川上 メリハリがあればいいよ。守られている場所がちゃんと分かっているから、この仕事場では「うわ~!」ってやるのはいいと思う。私が思うに山田孝之さんはそういうタイプだと思う。

小島 そうなんだ。

川上 家庭もあるけど、仕事だとミステリアスでなにを考えているのか分からないイメージなのはちゃんとベースがあるからだと思っていて、でも、私にはそれすらなにもなくて、いつ死んでもいいみたいな感じで、すごく病的だった。当時から、こじといろいろと話していたけど嫉妬をすごいしていた。いま思うと。

小島 え~~! そうなの!?

川上 私にはこうなれないみたいな(笑)。あとはライバル心があった。

小島 確かにデビューした時期もちょっと近くて、メーカーが同じだったから一緒にお仕事することも多かったよね。私はみぃななにライバル心や嫉妬心はないけど、「こんなにかわいい子がいるから頑張らなきゃ」って刺激にはなった。ちゃんと美容院には行こうとか、意識が上がることはアリスた~ず★の時に芽生えたかもしれない。

川上 時間をかける場所がそれぞれ違ったかもしれないね?

小島 おえ?

川上 ははは(笑)。

小島 どういうこと?

川上 私はやっと最近、美容院に行くようになったし。

小島 え? 待って、どういうこと?

川上 ネイルをする理由が分かってきたし。あはは(笑)。

小島 前はしてなかったっけ?

川上 一切しなかった。「ネイルをしないのが私だ」みたいな考えだった。

小島 でも、以前、みぃななの家に泊まりに行ったこともあるけど、化粧水を借りると、見たことがないブランドだけど塗るとすごくいいの。お洋服もすごくおしゃれだし。

川上 ベースは女の子らしいことがすごく大好きなのに、そういうことはどうでもいいと思っていた。

小島 でも、いまはおしゃれだから、目覚めたきっかけがあったの?

川上 この前の浅草ロック座引退公演中にきっかけがあった。

小島 めっちゃ最近じゃん! ははは(大爆笑)。

川上 めっちゃ最近。それってすごくない?

小島 そんな人が10年間もセクシー女優をやって来たってすごくない? 端から見れば浮き沈みもなくて、地に足を付けて頑張っている10年間って思っていたけど、実はそんな感じだったの?

川上 そうなの。よくやれているな、よく生きているなって思った(笑)。

小島 でも、それを感じさせない明るさがあるじゃん。

川上 明るいの。

小島 ライブ中もMCが上手じゃん。

川上 実は無理してたの。

小島 え~! 衝撃の事実!

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