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【「このエロVRがすごい!2021年監督部門1位」を獲得した、VRの革命児・矢澤レシーブ!】〝領域展開〟という新手法が誕生した経緯とは?「上の空間にもう一人いたら面白くなるのに…」がキッカケでした(前編)

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今夜もシコってますか!? 改めまして、アダルトビデオ芸人のリボルバーヘッドです。今回のインタビューでは、先日発表があった「このエロVRがすごい!」において、2021年上半期、下半期監督部門で1位を獲得されるなど注目を集める、VRのヒットメーカー・矢澤レシーブ監督にお話を伺いました! そんな矢澤監督は「地面特化・領域展開」などなど、画期的なVRの撮影手法を次々と編み出されている革命児なのです。ということで今回の前編では、新技術「領域展開」についてお話頂き、さらには私が特に好きな矢澤監督のVR作品のお話もさせて頂いております。ぜひ、最後までお付き合い下さい!(全3回、前編)

 

『「展開」という独自の編集方法を取り入れたのですが「これはさすがに近過ぎるだろ!」ってめっちゃ怒られたんです(笑)』

——初めまして!アダルトビデオ芸人のリボルバーヘッドです。本日はVRでいつも大変お世話になっております、今最も熱いと言われるVRの人気監督・矢澤レシーブ監督とお話ができて光栄でなりません……

矢澤レシーブ(以下、矢澤)いやいや、そんなことをおっしゃって頂き嬉しいですし、いつもリボルバーさんの記事は読まさせて頂いておりますので、本日はお声をかけてもらえてこちらこそ光栄です! ファンです! 改めましてAV監督の矢澤レシーブです。本日は宜しくお願い致します!

——ファンだなんて(笑)。お世辞でも嬉しいです!

矢澤 いや本当にめっちゃ見てます! その前に戦争がヤバいですね……。それが心配になってしまって全然台本が書けないんです(笑)。

——たしかに連日の報道は心配になりますよね。矢澤監督はニュースは結構気にされるのですか?

矢澤 かなり見ますね。基本的にSNSはずっとチェックしていて、結構それがAV市場に影響してくることがあるんです。まあ純粋にそういう世の中の情勢が気になっちゃうだけではあるんですけど(笑)。

——例えば最近だと、どんなことがAV市場に影響をもたらせましたか?

矢澤 コロナ禍で風俗が行けないので、ピンサロモノが売れたり、あとは旅行にも行けないので温泉モノも売れたりしましたね。僕は0から作品を作っていくタイプではなく「今、皆さんが求めているものはこれかな?」と分析をして、それに向かって走るタイプなので、常にアンテナは張っているんです!

——改めまして、ご年齢、監督歴、撮ってきた本数を教えて下さい!

矢澤 年齢は33歳です。監督歴は業界に入ったのは9年前なのですが、最初の頃は全然ダメで作品を撮らせてもらえなくてAD3年間ぐらいやっていたので、監督歴で言うと6年目とかになると思います。撮ってきた本数は2D40本ぐらいで、VR160本ぐらいです。

——やはりVRの方が圧倒的に多いのですね!現在の撮っている割合は、VR作品と2D作品だと何対何ぐらいですか?

矢澤 7割がVRで、3割が2Dですね。SODにいた時もこんな感じで、VR以外はデビュー作や企画モノをちょこっと撮らせてもらっていました。

——まずは「このエロVRがすごい!2021年上半期、下半期監督部門1位」を獲得されましたが、率直なお気持ちを聞かせて頂いても宜しいでしょうか?

矢澤 正直、受賞されると思っていなかったのでビックリしましたね(笑)。そもそもSODの作品はFANZAとかに出ていなかったので、見られる機会が少ないと思っていたんです。なのでこの賞はガチで採点しているんだなって思って、とてもありがたかったですね。

——しっかりと内容が評価されての受賞ということですもんね!!

矢澤 自分には関係ないと思っていたので、名前が載っていた時は綺麗な二度見をしちゃいました(笑)。純粋に嬉しかったです!

——そんな中でも特に投票が多くて、私もヌキまくらせて頂いた作品のお話をさせて下さい!まず『【VR】《領域展開/地面特化×天井特化》究極4P密着サンドイッチセックス。 3人の小悪魔ヤリマンJ●に前後左右に完全包囲されパンチラ&キス100回以上エンドレスで射精してもやめてもらえない絶頂射精HOTEL沙月恵奈×枢木あおい×高山すず』が最高でした!!

矢澤 見て頂いていたのですね!ありがとうございます!

——「領域展開」という、地面特化と天井特化を利用してスペースを作り、そこに人を配置し挟まれた空間を生む新しいVRの演出があったので、上を向いても、下を向いても、左を向いても、右も向いても、ロリっ娘が小悪魔責めをしてくれるという臨場感と密着感がハンパじゃなくてヌケました!

そんな中でも私が最も興奮したのは、恵奈ちゃんとすずちゃんが唾液を飲ましてくれている時に、パッと上を向いたらあおいちゃんがドSな視線で見つめていて耳元で「変態♡」などと淫語を連発してくれるシーンでした!二人の唾を飲むことに入り込んでいる中で、不意に我に返して客観視をさせて辱めたあおいちゃんはやはり天才だなと思いましたね。

矢澤 熱量たっぷりですね(笑)。嬉しいです!

——この作品はどのようなテーマで撮られたのですか?

矢澤 初めて「領域展開」というのを押し出そうとして、初めて三人でやってみたバージョンだったので、最初はどうなるのかわからない状態だったのですが、枢木さんら先輩女優さんが引っ張ってくれたので良い作品になりましたね。3Pとかハーレムモノって初期の段階から劇的に変わったことはないと感じていて、人が変わるだけで同じ画になるというか、顔が並んで写真みたいに前後が入れ替わるぐらいだと思っていたんです。

——従来の複数モノはそのような演出だった為に、自分が顔を動かさなくても成立するような映像で進んでいましたよね。

矢澤 そうなんです。でも僕はそれだけじゃ面白くないなって思っていたんですね。基本的にVRって円形の映像を自分で見えるように変換して、立体視をするものなんです。なので僕は現場含めて円形の映像で見ていたのですが、これだと上がガラ空きで、小一時間誰もいない空間ができちゃうじゃないですか。

——確かに34Pモノでは上部が弱くて、下に三人女の子が集まって責めているみたいな映像はよく見ますよね。

矢澤 なので「ここの空間にもう一人誰かがいたら面白くなるのにな」と、思ったことから領域展開が生まれたんです。後ろから来るみたいなのを一度やって、今回が初めての三人モノだったんですよ。

——試行錯誤があって、矢澤監督が領域展開というモノを開発されたのですね!!!

矢澤 やはり並んで何かをやると2Dとあまり変わらなってしまうので、この上の空間を使って「前を見てもエロをしてるし、上に首を振ってもエロをしていてヨダレとかも垂らしている」みたいにしたら臨場感が生まれて、上手いことハマってくれた感じでしたね。

——たしかにこの作品で上を見たら枢木あおいちゃんがいて、エッチなことをしてくれていたことに迫力を感じました!!

矢澤 去年に天井特化という手法が生まれて、その後に僕が地面特化を開発させて頂いて流行ったので、この領域展開という手法はまだ海外ではやっている人がいないので、ぜひ流行ってほしいなって思いますね。

——ちなみにこの作品は女優さんのバランスが抜群に良くて、経験豊富な枢木あおいちゃんが作品をリードして展開を作り、その中でキカタン転校後に再ブレイク中の中堅・沙月恵奈ちゃんが楽しみながら自分の持ち味をしっかりと発揮し、笑顔が可愛過ぎるルーキーの高山すずちゃんが先輩たちが作ってくれているやりやすい土俵でニコニコしながらエッチを堪能していた印象があったのですが、キャスティングで意識された点はありましたか?

矢澤 この作品に限らずハーレムモノを撮る時は、いつもドラえもんを意識しているんです(笑)!

——興味深い!! ぜひ詳しく聞かせて下さい(笑)!

矢澤 引っ張っていくガキ大将のジャイアンがいて、それに付いてくるスネ夫がいて、二人には無い性格を持ったのび太という存在がいて、この三人は上手く回っているじゃないですか? なのでここに当てはめるようにキャラクターを選んで女優さんはキャスティングさせてもらっていますね。

——なるほど!たしかにジャイアンが三人いてもダメですし、バランスが重要ですよね!

矢澤 なのでジャイアンが枢木さん、スネ夫が高山さん、のび太が沙月さんという役割で撮ったら、しっかりとハマってらっしゃっいました!

——枢木あおいちゃんを撮ってみてどのような印象を受けられましたか?

矢澤 基本的にニュアンスだけを伝えれば彼女はアドリブでできてしまうんです。いつも現場で僕が指示語を言おうとした瞬間に、彼女も被るように何かを言ってくれるんです(笑)。感覚が研ぎ澄まされてらっしゃいますよね。

——演者ながらも監督目線も持っているのですね!!

矢澤 持ってらっしゃいますね。僕が思った同じタイミングでやってほしいことをやってくれるので、客観視が凄い方です。

——沙月恵奈ちゃんはいかがでしょう?

矢澤 彼女は戦闘員として自分でグイグイ行くタイプの女優さんでしたね!

——たしかに前へ前へ行って楽しむ姿勢がめちゃくちゃエロくて、ラストの覆い被さり視点で、気持ち良過ぎて思わず素の表情で笑って感じている恵奈ちゃんはスケベでしたね!

なかなかVRだと女優さんは役に入り込んでいる為、二人っきりの空間のような笑顔は見せられませんが、恵奈ちゃんは完全に二人っきりでいるかのようなリラックスした笑顔を浮かべていたのは凄いなと思いました!

矢澤 まさにそれがあって、VRっていうのは台本に沿って台詞を言いがちなのでフィクションって思われている部分があると思うんです。でもそれだと感情がこもっていなくて面白くないので、台本はありながら、いかに合間でアドリブを入れてドキュメンタリー性を持たせるかっていうことを意識しているんです。その点、沙月さんは理想的な感じで演じられるのでハマっていましたよね。

——高山すずちゃんはいかがでしたか?

矢澤 高山さんは逆に素直と言いますか、ちゃんと台本を覚えてくれるタイプだったんです。なので枢木さんと沙月さんはパフォーマンス良くアドリブでやってくれているところに高山さんが台本通りにやってくれたので、上手いこと台本から逸れずにできたので、バランスが本当に良かったです!

——フリーなお二人だからこそ、すずちゃんの忠実さが光った訳ですね!! 私がすずちゃんで最も興奮したのは、恵奈ちゃんがハメて楽しんでいる時に一瞬チンポが抜けた瞬間があったのですが、それまでは耳元で囁いていたすずちゃんが、すかさずチンポを奪うかのようにしゃぶりついた瞬間はエロ過ぎてフル勃起させて頂きました!! あれも台本通りですか??

矢澤 いや、あれは彼女のアドリブです(笑)!

——あれはアドリブなのですね!! だったら尚更、興奮するお話です(笑)! ちなみに矢澤監督はどこまで台本は書かれるのですか?

矢澤 ガッツリと作り込むっていうことはなくて、意図的に遊びを作るようにしているんです。台本通りに進み過ぎていると思ったら、途中で台本には書いていない台詞や動きを入れるんです。そうすると、さら地に立たされると言うか「どうしよう……?」ってなるじゃないですか。そこからその女優さんが、本線に戻していく過程がドキュメンタリー性になると思うんです。

——なるほど。あえて台本で本線を意識させて、そこから急に外すことでリアリティを演出されているのですね!凄い!!!

矢澤 これは全ての現場でやっていますね。こうするとアドリブっぽくなって、臨場感が生まれるんです!

——お次は『【VR】【フェス帰り×夜行バス】ライブで意気投合した小悪魔美少女にゼロ距離密着ささやきされ続けた新潟新宿間宮島めい』もドエロかったです!夜行バスの座席という自然と密着感せざるを得ない距離感と、声を出せない状況でセックスをする臨場感を素晴らしく演出されていたのは、やはりさすがだなと思いました!

矢澤 色々と見て頂き嬉しいです(笑)!

——矢澤監督の作品は大好きなので!!!
この作品は周りに声を聞かれちゃいけない状況なので、めいちゃんはセリフを耳元で囁くように演じていましたが、これがゾクゾクしてたまらなかったです……。ちなみに互いに愛撫している時にペットボトルが落ちて、一瞬緊張感が走る演出があったと思うのですが、これは台本ですか?

矢澤 いや、まさにそのペットボトルを落としたのは、先程言った台本に無い動きでしたね(笑)。

——だからめいちゃんのビックリするリアクションがリアルだったのですね!!!

矢澤 エキストラさんにお願いして思いっきり叩きつけてもらったんですよ(笑)。

——この作品は夜行バスで周りに人がいるという設定を上手く利用していて、密着感がハンパなかったのですが、意識されたことはありましたか?

矢澤 距離感は意識しましたね。よくジャケットに「密着」と書いてありますが、だいたいその密着というは離れているんです。傍から見たら密着していないように見えるけど、VRで見たら密着してるっていうのがVRの撮り方では主軸としてあるんですね。

でもあの作品は本当に狭かったので、本当に密着していたんです。なのでこの作品用に「展開」と言って、独自の編集方法を取り入れたんですよ。

——え!? 新しいやり方を発明されたのですか?

矢澤 そうですね! でも、SODにVR技術の長がいるんですけど、その方に「これはさすがに近過ぎるだろ!」ってめっちゃ怒られたんです(笑)。

——そうだったのですね(笑)。新しいことに挑戦すると、そういうことも付き物ですよね……

矢澤 僕はずっと動画編集をやっていたので、昔から「こうやって編集すれば、展開で綺麗になるんだろうな」っていうのは頭にあったんです。それで近過ぎる素材を撮りながら「多分、イメージ通りにやればできるから大丈夫だ。」と思ってやってみたら、偶然なところもありましたが、思い描いていた通りにできましたね。

——それは業界にはまだ広まっていない技術ですか?

矢澤 そうですね。このやり方は完全にセオリーを無視しているので、現場でやったら「近過ぎるよ!」って怒られて嫌われると思うんです(笑)。

——なるほど(笑)。ということは、技術的には秘密ということですよね?

矢澤 まあ秘密っていうことではないですが、かなり手間がかかるので、そもそもやる人がいないと思います(笑)。

——至近距離での撮影だったので、めいちゃんの滴る汗が鮮明に映っていてとても色気を感じましたが、これは意図的ですか?

矢澤 いや、車内はシンプルにビックリするぐらいの暑さだったので、ガチ汗です(笑)。

——これまた朗報です! 帰ってもう一度、ガチ汗ということを意識しながら見させて頂きます!!めいちゃんを撮ってみてどのような印象を受けられましたか?

矢澤 彼女の初VRを僕が撮らせてもらったのですが、その時から主観モノが上手いなっていう印象がありますね。勉強しててくれたのかはわかりませんが、距離感が完璧でした!

——ユーザー目線でもめいちゃんの距離感は抜群だと感じていましたが、矢澤監督から見てもそうなのですね! 具体的に「主観モノが上手い」という女優さんの条件とは何なのでしょうか?

矢澤 まず第一条件は「アドリブができる」ってことですね。やはりカメラの前に立つと、台本の台詞しか言えなくなってしまう方もいるのですが、彼女は台本にプラスしてちょい足しのアドリブができるんです。あと「男好き」、もしくは「男慣れしている」というのも大切で、これがある方は自然といい感じの距離感を作るんですよ。

——それがちょうどVRに適した密着した距離感になる訳ですね!!

矢澤 これは宮島さんがやっていたということでないのですが、初めからVRが上手いなっていう方は、風俗だったり、キャバクラだったりのお水関係のお仕事を経験していた方が多いんです。隣に座ってすぐに、素で手を握ったりと、無意識でスキンシップが取れますからね!

—— VRあるあるなのですね(笑)!

矢澤 そこはあると思いますね(笑)。宮島さんに関しては天性の人なつっこさや、距離感がったのかもしれませんが、距離感がお上手でした!

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以上、画期的な撮影手法を次々と編み出されているVRの革命児・矢澤レシーブ監督のインタビュー前編でございました!
VRは歴史がまだまだ浅い分、次から次へとアイデアが加わっていって進化していくのが見ていて楽しいんです!その最先端をひた走る矢澤監督は、先日SODを退社されましたが、今後フリーになって様々なメーカーさんや女優さんと組んだ時に、どんな化学反応を起こしてくれるのかが楽しみで仕方ありません!次回の中編では、VRを撮る時のこだわりを徹底的にお話頂き、さらには理想系の未来のVRのお話などなどマニア必見な内容でお送り致します!ぜひお楽しみ!!!

中編予告
・アメリカでも流行った「こっそりVR」を世界で一番最初に撮ったのは矢澤監督だった!?
2016年に美咲かんなちゃんが撮ったことから始まったAV界のVRの歴史を、現在までの進化と共に細かく振り返って頂きました!
・最近撮ったイチオシVRをご紹介して頂きました!矢澤監督が「距離感、台詞選びには感動した!」と、賛辞を送ったのは〝VRクイーン〟と呼ばれる、デビュー作で「送りバントボケ」をしたあの女優さんだった!!
乞うご期待!
 
 
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