ゴーゴーバーの白人客が指名した女のコ見て笑
新型コロナもおおかたおさまり、ゴールデンウイークには海外に出かけるという読者も少なくないだろう。
これは以前、仲良くさせてもらっていた編集プロダクションが、社員旅行でタイのプーケットに行くというので一緒に行ったときの話だ。
宿泊最初の夜、遊び足りずに筆者ひとりで歓楽街を散歩しているとき、ぶらっとゴーゴーバー(ビキニやミニスカ姿で踊ってる女のコと一緒に飲んだりお持ち帰りできるバー)に寄ってみた。
前の座席には白人男性が座っているのだが、指名した女のコが、完全にオカマちゃんなのだ。隣に座らせて腰に手を回し、嬉しそうにコーラとビールで乾杯している。
「あのオッサン、ホテルに連れて帰ったらチンチンついてて、びっくりするんだぜ、フッフッフ」
後ろの席で筆者は、ひとりそう笑っていた。
もちろん、筆者が選んだコは紛れも無い女性。さりげなく腕を触ったり、腰に手を回したりして女の身体だということを確認してからホテルにお持ち帰りした。
お持ち帰りしてびっくり!ついてる女のコ
服を着たまま彼女とベッドに横たわり、イチャこき始める。スレンダーな彼女の肩を抱き、細い腰に手を回してチューを。
ほどよい酔いと南国の空気、エキゾティックな彼女の目に下半身はビンビンに。
抱き寄せておっぱいをモミモミ。ジーパンを脱がしパンティの上から股間を撫でてみると、
(あれ?)
なぜか少しゴワゴワしているのだ。
なんだろうこの感触は。ヘアーでもないしパンティの飾りや刺繍でもない。
違う意味で少しドキドキしながら、小さなパンティに手をかけて下ろしてみると、股間にべったりとガムテープが貼られている。
(???……‼︎)
そう、チ●ポを前から股のうしろに向けて、ガムテープで貼り付けてあるのだ!
「レ、レディボーイ?」
そう聞くとカレシはニコッと笑うのだった。
カノジョはカレシ…。あれだけ用心して確認してお持ち帰りしたのに。連れて帰ってびっくりするのは、前の席の外人じゃなく、オレだった…(号泣)。
その夜は、初の海外AF、とはならず、手コキで慰めてもらうのだった…。
いないところで大爆笑!編集長が連れ出したオンナ
そしてその翌夜、編集長がどこかからお持ち帰りしてきた女の子を見て、社員もオレもクスクス笑いが止まらなかった。その子もどう見ても、オカマちゃんなのだ。
「昨夜のオレと同じで、ベッドに入ってからびっくりするんだぜ(笑)」
編集長のいないところで、みんなとそう笑って飲むビールはサイコーに美味かった。
そして翌朝、フツーに朝飯を食べている編集長にそれとなく話を振ってみると、ニンマリと笑うその顔には満足そうな表情が。
ということは、彼女は下半身も女性になっていたということか? それとも、編集長にそっちの趣味が?
南国・タイは美女で溢れている。夜遊びされる予定の方は、目と肌と心眼で女の子を確認してください…。
ちなみにタイは、LGBTの方達が一般社会に溶け込んでいて、風俗店とは限らず、街や商店で見かけることが非常に多い。本稿も、LGBTの方達への偏見ではなく、風俗店での一体験談として読んでいただきたい。
(写真・文/松本雷太)
執筆歴22年、風俗ライター、風俗史研究家。