【桜空もも「月で逢いましょうvol.84」ライブレポート!】
今年の7月にワンマンライブを開催した桜空ももちゃんが、半年ぶりに「ミルキーポップジェネレーション」のステージに帰ってきました!
待望のライブ「-月で逢いましょう- #84桜空もも」が12月11日、東京・三軒茶屋グレープフルーツムーンで行われましたのでレポートします。
前回同様、ピアノに平方元さん、ギターに福田正人さんを迎え、ももちゃんをバックアップ。
会場は後方までびっしりとファンで埋まり、レポート写真を撮影するスペースが固定されるほどの大人気でした。
これまた前回同様、ももちゃんはライブ開始、数分前にステージに登場します。これはどうやら、ステージに慣れておくためのようですが、逆に開始まで時間があり「緊張する」を連発。するとファンからは「かわいい!」の声が飛び、ももちゃんをリラックスさせます。
さらに、ももちゃんのライブはMCが少な目で座って歌うところも特徴。意図はしていないのでしょうが、こういったナチュラルな演出は印象に残るため、他のライブとの差別化が図られ印象に残ります。
まずは『貴方の側に。』(りりあ。)からスタート、ももちゃんの声質の特徴である、丸くて温かみのある優しい声が1曲目から冴え渡ります。続けて『コネクト』(ClariS)を軽快に歌い、早くもファンの心を惹きつけます。
2曲連続で歌った後も、「緊張した!」と言いますが、見ている側は堂々と歌っている姿にしか見えないので、ももちゃん安心してください。
続けて、「緊張しました(笑)。ずっとジェットコースターのてっぺんで寸止めされている感じでした(笑)。『貴方の側に。』と『コネクト』を歌ったんですけど、『貴方の側に。』はネットフリックスで最近ハマったアニメの主題歌だったんです。『わたしの幸せな結婚』というアニメの主題歌で、すごく心がフワっとなる曲だったんです。なので、歌ってみようと思い、この曲をオープニングにしました」と選曲理由を説明。
「『コネクト』は大好きなんです。まどかちゃん(魔法少女まどか☆マギカ)が好きなんです。私にはすごくキーが高い曲だったんですけど、このために練習して、やっと歌えて、いろんな意味で達成感があります」とこの曲への思いを伝えてくれました。
そして、「次の曲の『ヒッチコック』(ヨルシカ)は、ライブのために覚えたんですけど、リズムやメロディが好きで歌ってみようと決めました。緊張するけど頑張ります」とコメントし、同曲をリラックスした様子で歌ってくれました。
ここからは連続で『アイのうた』(ふくい舞)をエモーショナルに、『片想い』(miwa)を甘い声で思いを込めて歌うももちゃん。こういったラブソングはももちゃんの声質に合っています。
曲後は、「ちょっとバラードを歌ってみました」と言うと、平方さんから「思わず俺からも拍手が出たよ」と絶賛されます。
「『アイのうた』は携帯小説が流行っていまして、その時から知っていた曲です。当時から思い入れがある曲で、懐かしいなと思い歌ってみました。『片想い』はドキドキしました。冬なのでバラードを多めにしました」と楽曲への思いを伝えてくれました。
6曲目に歌う『春泥棒』(ヨルシカ)は「渋谷の交差点で初めて聴いた時に、『すごい! なにこの曲!?』となって調べて歌詞を見たら、音楽はすごいなって思わされたんです。これを聴いて、『また歌をやってみようかな』というきっかけになった曲の一つで、いつかみなさんの前で歌えたらいいなと思っていたんです」と、同曲に出会った時の衝撃を話し、歌に入ります。
『春泥棒』を力強く歌ってくれた後は、『君じゃない誰かなんて ~Tejina~』(DEEP)で、みたびバラードを披露。ファンの心に歌声と歌詞の内容が突き刺さります。
ライブもいよいよ佳境を迎え、「あっという間ですね、歌ってみるとあっという間だ。もう一回って思っちゃいますね。こうやって時間て進んでいくんですね」とコメントし、ライブが終了に近づいていることに名残惜しさを感じるももちゃん。
そして、「カラオケで練習していると『まだまだ時間があるぞ』って思うんですけど、こうやって、みなさんの前で歌うとあっという間です。ビックリです。次の曲で最後になります」と言うと、会場からは「え~~!!」の大きな声が上がります。
最後は平方さん、福田さんと一緒に、『WINDING ROAD』(絢香×コブクロ)を文字通り熱唱。
素晴らしいハーモニーを奏でます。3人の見事な歌声に曲後、会場が揺れるほどの拍手と大声援が送られます。
その余韻を感じながら3人はステージを去りますが、アンコールを求める大きな手拍子に応え再び登場。
平方さんからも、「過去最高の拍手を最後にいただいた気がします。84回やっていますが、みなさんの熱気を一番感じた気がします」と先ほどの拍手を喜ぶ姿が見られます。それを聞いたももちゃんは「嬉しい!」と笑顔。
アンコールでは『チェリー』(スピッツ)を歌いますが、「この曲も思い出があり、高校生の頃、学校帰りにギターが弾ける友人と歌っていたことがあるんです。『高校生の頃に歌っていた!』と思い、私の中ではしんみりするんです。なので、最後に歌いたいと思いました」と高校時代の懐かしい思い出話を語り、同曲に入ります。
ももちゃんは「しんみりする」と言いましたが、聴いているファンはその前向きな姿に感銘し、勇気をもらいました。
今回も優しい歌声で、時にファンを癒し、時に勇気づけたももちゃん。今年は2回のワンマンライブを行ってくれましたが、来年もさらなるライブ登場を期待したいと思います!
(写真・取材 神楽坂文人)
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