キャバクラが密集する都内の某繁華街に「アフターするとフェラしてくれるキャバ嬢がいるらしい」という情報を聞きつけ、おとり捜査を開始した記者。
果たして、そんな女が実在するのか!?
フェラ抜きするキャバ嬢のウワサ
「お前、エロ本の記者やってんだよな。S(都内某繁華街)にアフターでフェラ抜きしてくれる頭のユルいキャバ嬢がいるって話、知ってる?」
にわかには信じ難い情報を提供してくれたのは記者の飲み友男性、N。夜な夜な飲み歩き、キャバの客引きとも仲がいい、一般人ながら夜の事情通と記者が勝手に呼んでいる人物だ。
そんな男の情報だけに信憑性はなくはない。しかし、キャバ嬢と言えば男を焦らしに焦らすのが仕事。不景気で枕営業するキャバ嬢もいるにはいるが……。
「その女、めっちゃいい女らしいんだよ。その割に勤めてるのは1時間6000円の安めの店なんだって。俺が確かめてくるからさ、取材費よこせよ(笑)」
と冗談めかして笑う彼。しかし、これはネタとしては非常に興味深い話だ。
「分かった、1時間分だけ俺が出すよ。その代わり、後で店の名前と源氏名、ちゃんと教えろよ」
「マジで、オッケー、まかせといて」
ということで、まずは情報元であるNに、ことの真相を確かめてもらうことにしたのだ。そして翌週……。
『場所と女、簡単に割れたよ。馴染みの客引きにこっそり教えてもらったんだ』
とNから事後報告が。聞けば、深夜1時に店に入り、例の女を指名して閉店の3時まで粘り、アフターにこぎ着けたというN。1時間ほどバーで酒を飲んだ後、彼女に腕を組ませて歩きながら切り出したそうだ。
痴女のようにチンポを擦り…
「そういえばアケミ(仮名)ちゃん、フェラ好きなんだって?」
「えー、なにそれぇ」
「俺の知り合いがさ、アケミちゃんとアフターしたら舐めてくれたって」
「えー、だれぇが言ったのぉ。信じらんなーい、内緒にしてって言ってるのに」
「やっぱやってんじゃん」
「あ、ばれた?」
「ねぇ、俺のも舐めてよ」
「やーだー。ラブホとか行かないしぃ」
「じゃあ……」
そこできょろきょろと辺りを見渡したN。すると、雑居ビルの非常階段が目に入った。すかさず彼女の手を引き階段の陰に入り込み、スーツの上着を脱ぐN。
「5分で終わるよ、オレ早漏だから。ほら、スーツを頭に被せれば、何してるか分かんないでしょ、見られても」
「えぇ、まじでぇ、どうしよっかなぁ」
どうしようかと言いながら、彼女はニヤニヤ笑いながらNににじり寄り、
「もう勃起してるのぉ、変態なんだぁ」
と痴女みたいなセリフを口にして、ズボンの上からペニスをさすってきたそうだ。
『やばかったねぇ。美形のキャバ嬢に、しかも外でしゃぶってもらうなんてな。フェラも上手かったよ、恥ずかしながら3分でイカされちまったよ』
電話口で延々と自慢げに話すNをさえぎり、店と源氏名を聞いて電話を切った。
《次ページへ続く》