カメラ目線に興奮してね私の瞳で吸い込んであげる
──AVの仕事で、まだやるのに躊躇してるプレイはあるの?
波木 レズはやってないんですけど、それは嫌いだからじゃなくて、入ったら戻れなくなってしまいそうで、怖いなと思って。
──病みつきになっちゃいそうな自分が想像つくの?
波木 そうなんです。私、プライベートで男性の友達まったくいないんですよ。
──それは意外。
波木 女の子の友達はいっぱいいて、告白されるくらいのコもいて。
──バイセクシャルの友達から?
波木 はい。手をつないで買い物に行くくらいなんですけど、すごい落ちつくし、いいなと思う気持ちがある。だからこそ、レズ物をやってしまったら戻れないぐらいに思って、今は躊躇してますね。
──じゃあ、ワンナイトラブの相手以降は男性と出会えてないんだね。
波木 そうなんですよ。合コンに行ったし、街コンにも行ったんですよ。
──へえ。街コンは、波木はるかになってから?
波木 はい、去年。いい人と出会いたいから友達と行ったんですよ。20人20人で計40人の。あんまり話が弾まなかったんですけど、連絡先の交換は平等にするんですね、20人分の。私、20人にちゃんと「今日はありがとう」みたいに返したのに、次の日が月曜だったんですけど誰からも1回も連絡来なくて。
──嘘?
波木 火曜日に1人から連絡来たんですよ。そしたら「あなたってサクラなの?」って。
──あー、主催者側が用意したサクラだと僕も疑うかも。こんな美人が来るのは不自然だって。
波木 そうなんですかね。「そんなわけないよ、私出会いたいのに」って返したのに、既読つかなくて、それからは何もないです。
──へえー、美人もつらいんだね。当分はVRの撮影の疑似恋愛で我慢するしかなさそう?
波木 ですね。でも、AV女優っていいですよね。性欲を発散できて、自分らしさも出せて。
──彼氏がいない以外は、だいたい満足できている日々?
波木 今はお仕事が楽しいので、彼氏いなくてもいいかなと思ってます。エッチできるし、気持ちいいし。
──じゃあ、まだはるかちゃんを知らない人に向けて、私の売りなどを。
波木 はい。私は、VRでもDVDでも目線を外さずがっつりカメラ越しに見る人なので、私を見て興奮してほしいですね。瞳がチャームポイントなので、波木はるかの瞳に吸い込まれてほしいです!
■ほんわかした高い声も可愛く、笑顔を絶やさず、素直でポジティブな「はるるん」にヤられてしまった。正直、惚れました!(沢木毅彦)
(掲載:「月刊DMM」2016年10月号 インタビュー:沢木毅彦)