クンニ中に頭上からイビキが?
で、いたたまれなくなった田所さんが避難するようにトイレに立つと……店員さんが駆け寄ってきて、
「ほかのお客様もいらっしゃいますんで、もう少しお静かにお願いできますか」
って……そりゃそうだわな。こんな下品な会話、エロ本編集者だってドン引き。回りのお客さんたちは迷惑だったでしょうねぇ(笑)。
「で、いくら大声を出してもいいようにと2次会はカラオケボックスに行ったんです。そこでなんとなくカップルができあがって……」
お開きになったのは夜中の2時。田所さんはオキニの香織とラブホに泊まって、普段はさせてもらえないセックスを堪能したそうなんですが……。
「ほかのふたりは女のコに帰られちゃったそうなんだけどさ、俺はラブホまでいけたんだよね」
後日、友人のひとりから報告を聞いた田所さん。
「よかったじゃん!」
と友人の幸運を喜んだそうですが……。
「それがマグロでよぉ」
「え、そうなの?」
「〝普段サービスしてばっかだから、プライベートで色々すんのヤなんだよねぇ〟って言うんだよ。でも、感じさせれは大丈夫だろうと思ってさ……長々とクンしてやったんだよ」
ところが、アン、ともハァンとも言わない風俗嬢。
「挙げ句の果てに、イビキが聞こえてきてさ……爆睡してやんの。ホテル代払ってご奉仕して、セックスできないなんて最悪だろぉ?」
と……延々と恨み節を聴かされたという田所さん。
「それ以来、香織は僕が指名して遊びにイクと必ずセックスさせてくれるようになったので……僕としては万々歳なんですけどね」
合コン会場では店中がドン引きする嵐のような下ネタ大会に加え、さらにはラブホ代をださせておいて、自分はイビキをかいて爆睡……いやぁ、風俗嬢との合コンは、一筋縄ではいかないようですな(笑)。
(掲載/「実話大報」2017年11月号)