大人数物の撮影は共演者のスタンスをまず観察する
── 作品の話に戻りますが、こういう集団ものの撮影ってどう?
推川 最近多くなってきたんですけど、初めの頃は苦手でした。率先して話しかけることができなくて。最初のシーンは共演者のエッチのスタンスを観察しながらやっていって、シーンを重ねるごとに会話も多くなって、撮影の合間も話をして、作品がいい形になっていくなというのを毎回感じてます。
水野 私も、共演者との最初のエロシーンは様子をうかがう。今回のは、みんな同じ立場(妊娠したい人妻)だから、足並みを揃えなきゃいけないというか、自分だけ目立ってもいけないなとか。
── ここでの神宮寺ナオ、愛花みちるというキャリアの浅い後輩は、集団のエロシーンでは遠慮がちになったりしてた?
水野 そうですね。同じフェラをやるにしても、順番が後ろのほうになっちゃいますよね。
── 先生役の君島みおがお手本を見せて順にフェラをするというね。順番は厳密に決まってなかったの?
水野 はい。行かないの? じゃあ私が行っちゃうよ、みたいな。
推川 先生がやって、水野さんがやって、次に彼女たちが入るか私が入るかが、形的にはいいかなってだんだんわかってきて。
水野 ヘンに順番を決めちゃうと、「しまった、次は私がフェラなのに乳首(舐め)のほうに来ちゃった」みたいに思って動きがヘンになっちゃう。チンポに近い所にいる順に舐めたらいい。
── たしかに、こういうAV見ていて段取り通りやってると感じると、冷めたりするもんね。これは戸惑っている男を責める系の仕事だけど、仕事でビンタされるとただムカつくという自称Sの水野さんからしたら、楽しめた部類?
水野 やりやすかったですね。スパンキングされることもなく(笑)。
── 推川さんは、公開調教物などM側の仕事が目立ちますが。
推川 受け身に見られやすいんで、初めは凌辱物が多かったんですけど、Sな部分もあるなとわかって、そっちを活かしたこういう仕事が好きになりました。あまりにもいじめられると、水野さんと一緒でイライラしちゃう(笑)。
── ヨガ教室でもスポーツジムでも、おっぱいにロックオンした男のエロい視線を感じるのってどうなの?
推川 私は人がいない時間帯に行って端っこでやってます。24時間行ける会員制のジムに行く時は。でも私、生活してる中で、自分が胸が大きいという意識がないんです。高校の時から周りが胸の大きい人ばかりだったということもあって。
── 女子校の軟式テニス部だよね。
推川 はい。今回の共演作ぐらいの胸の人たちが先輩にもけっこういて。試合の時も胸揺れるわ揺れるわが当たり前だったんで、今も胸を見られてるという意識はないです。撮影で着るようなタイトな服は着ないし。
水野 ジム行く時は、ローラがインスタに乗せてるようなキャミソールみたいなウェアは着れない。
── ローラはヘソ見せ仕様のとか着てるよね。
水野 あんなの無理。
推川 私もジムはTシャツに短パンでなんだけど、男性のトレーナーさんから、トレーニングに合ったウェアを着ようよって勧められて、送られてきた画像が、ローラさんが着てるようなセクシーなウェアだった。
水野 私ならそういうの勧められた時点で、撮影?って思っちゃう。どっちかというと私はサウナスーツを着たい派なんで。
インタビュー後編は明日公開!!
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1990年11月12日生まれ 東京都出身 B型
趣味・特技:料理、サイクリング、バスケ、弓道、水泳
◉Twitter:@mizuno_asahi プロフィールおしかわ・ゆうり
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1990年6月13日生まれ 大阪府出身 AB型
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