FAプロ作品でおなじみの女優が集結!!FAダンス誕生秘話も
「昭和」の匂い漂う独特の世界観の作品で多くのファンを持つ「FAプロ」。
その設立30周年を記念したスペシャルイベント「ヘンリー塚本の狂い咲きクライマックス」が12月11日(金)新宿・レフカダにて行われた。
イベントのスタートはFAプロ作品にも多く出演した元AV女優のしゅうが司会として登場。
しゅうの紹介から、ゲストの川上ゆう、羽月希、武藤つぐみの三人がステージへと登場し乾杯の後、まずは4人でトークスタート。
「朝、現場に来るときに通った道に、急に(スタッフさんが作った)バス停が出現した」
「泊まり撮影で次の日の朝に、急に(スタッフさんが作った)小屋が立っていた」
「撮影場所がだいたい田舎なので、トイレがおばあちゃんの家でしか見たことのないボットン便所」
「撮影でオシッコをするときは、鉄製のバケツにさせられる」
「アソコを洗うとき、女性は金ダライ、男性はヤカンから水をかける」
「ヘンリーさんの衣装合わせが長い」
など、FAプロあるあるで会場は大いに盛り上る。
お次は、ゲストの三人が初めてFAプロ作品に出演した時の映像が流され、その時の思い出を語るが、ヘンリー塚本監督との”接吻”シーンが大画面で流されると、さすがに三人とも恥ずかしがる。
司会のしゅうがヘンリー監督との”接吻”の感想を三人に聞くと、
「やっぱり上手いです。なんか男って感じでリードしてくれますよね」
「舌が分厚くてヌメヌメしてエロいんです(笑)」
「あと、時々ヒゲがあたるのがいいんですよね」
と大絶賛!
さすが”キス”ではなく”接吻”にこだわりを持つヘンリー塚本監督といったところか。
イベント後半はゲストの三人が軍隊の士官、農家の娘、昭和のボーイッシュ娘とFAプロらしいコスプレで登場!! そしてヘンリー塚本監督も舞台へ!!
イベント後半はゲスト3人がFAプロらしいコスプレで再登場!
川上ゆうは軍隊の士官。
武藤つぐみは昭和のボーイッシュ娘。
羽月希は貧乏農家の娘。
と、それぞれの個性にあわせた(?)衣装。これらの衣装は全てヘンリー塚本監督のセレクトで、着物のつぎあてなど衣装の細かい細工は監督本人が手を入れて作ったのだとか。
そして、いよいよヘンリー塚本監督が登場!
会場は盛大な拍手に包まれた。
ヘンリー監督の最新作「接吻クレイジー」の話題を中心に、FA作品の独自のこだわりや、ゲスト三人についてのトークで盛り上がりつつ、話題はついにあの「FAダンス」の誕生秘話に。
「当時ビデ倫がヘアー解禁になって、なんとかヘアーを上手く見せたかったんです。それと、レイプ物などハードな作品の最後に、みんなで仲良くダンスしてるといい気分で作品を見終われるし、フィクション性を強調できるかなと思ったんですね。
振り付けはぼくが全部考えました。誰でも踊れて楽しい気分になれるような踊りにしたかったんです」
と、そこでFAダンスの音楽が流れ、全員でFAダンスを踊ることに!
生FAダンスを前にお客さんたちも大いに盛り上がった。
御年70歳のヘンリー塚本監督だが、
「次は75歳、80歳と今回のようなイベントをやっていきたいですね」
と作品制作に意欲を燃やしており、今後もまだまだ元気に作品をつくり続けてくれそうだ。
(取材:デラべっぴん編集部)