本格的に襲来した寒さにブルブルと震えているAV廃人、くろがね阿礼です。皆様いかがお過ごしでしょうか。今回はSODstar特集をお送りいたします。
今年のSODstarは面白いとあちこちで聞きます。あくまで僕から見た感想に過ぎませんが、ベースは変わっていないのにかなりパワーアップしているようにも見えるところもあります。よく戦略の成功の条件として「天の時、地の利、人の和」なんて言いますが、今年のSODはどこか良い星回りに恵まれている、そんな気がしています。今回の特集は今のSODstarの面白さ、AVを愛する皆さんの叩き台を自認いたしますAV廃人くろがね阿礼の視点と切り口で一つ今年のSODstarの面白さを素描していきたいなという試みです。
例によって、
1 ユニバーサルな才能 市川まさみ & 羽田あい
2 ビューティアイコンが来た! 本庄鈴 & 成宮りか
3 清純派~それぞれの着地 桐谷まつり & 加藤ももか & 竹田ゆめ
4 新旧AVOPイメージガール 白石茉莉菜 & 戸田真琴
5 ヤバい美女 古川いおり&小倉由菜
6 SOD流痴女の流儀 紗倉まな&唯井まひろ
という6つのキーワードで切り込んでいきたいと思います。
最後までお付き合いいただけたら幸甚でございます。
1 ユニバーサルな才能
愛称「いっちー」で親しまれている市川まさみは、モデルのような縦長のスレンダーなスタイルの平成美女。
僕から見るとSODというよりアイポケのコンテンツがばっちりハマりそうな業界屈指の綺麗なお姉さんです。
眼鏡萌えにはたまらないシャープな美形、サバゲーを嗜むのにBB弾の痕が一つも無い綺麗な肌、恵比寿マスカッツを率いるリーダーシップと知性(地理は苦手みたいですが)、全てがバランス良く揃っている美女です。
2018年のSODstarの良い星回りを象徴する筆頭が、4年目のベテランの市川まさみだと僕は考えています。
ところでタイトルにありますユニバーサルな才能と言いますのは、SODの枠を超えてどこのメーカーに行っても専属がやれそうな人という意味合いがあります。
そう言えば彼女のSODstarデビュー作のパッケージ、とってもアイポケ感がありました(笑)。
市川まさみは僕の好きな女優さんで、特集が書けそうなくらい彼女の作品は見ていますが、特に印象に残っているのは「朝から晩まで毎日ヤリまくりラブラブ同棲日記」(キョウセイ監督)です。
市川まさみ 朝から晩まで毎日ヤリまくりラブラブ同棲日記
彼女は主観モノが物凄く上手です。キョウセイ監督はご存じのとおり多くのメーカーで主観作品を撮っている主観の巨匠ですが、SODで撮る時は、女の子が初めて同棲する時の決意の重みが滲むような演出になります。
彼女自身が持っている「妙齢の綺麗なお姉さん」の雰囲気に負う部分は大きいのですが、いざ二人だけの世界になった時の彼女の弾け方もすごくリアリティがありますね。
この作品を見て僕は、市川まさみって何でもできる人なんだなという印象を持ちました。彼女はどこのメーカーに行っても専属の女優として活躍できるユニバーサルな才能を持った女優だと僕は考えています。
ここでご紹介するのは、「もしSOD女子社員時代の後輩男性に口説かれたらどうする?」(赤井彗星監督)です。
「本当に真剣?冗談じゃない?」と相手の気持ちを確かめ自分からチューしにいくいっちーが見られるというだけで妄想ネタとしては最高なんですが、もう一回チューをせがむ後輩に「私からはしない。」と言ってニヤけるいっちー、蟻地獄のような女です。
彼女こういう風に男を狩ってるんですねぇと思うとおじさんフル勃起です。
及び腰の男を拒否するでもなく受け入れるでもなく、ダメ、ダメと言いながらじわじわ受け入れていくいっちー、やはり蟻地獄のような女です。後輩くんさっさとヤっておしまい!とドロンジョ様でなくても言いたくなるほど焦れったい展開ですが、じっくり我慢すればいっちーのうねうねとした見事な腰使いの騎乗位がみられます。
まったくイイ女だぜ(笑)。
この作品がで2018年の成績全体を牽引する結果となって彼女のFANZAでのベスト5作品お気に入り数のアベレージは3,000を超えています。文句なしのガチ勢入りです。彼女の3度目のノミネートは十分考えられるんではないかというのが僕の予想だったりします。
今年市川まさみが大きく躍進した理由は、手堅く一本一本の作品を当ててきていること、元々主観モノが得意だった彼女がVR作品を軒並み当ててきていること、そして「SOD女子社員時代の後輩男性に口説かれたら・・・」 の大ヒットです。
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じっくり育ててきた4年目のベテランが満を持して花開くって専属単体女優のヒットパターンとしてはとても稀なことですが、そんなことが可能になってしまうのが今年のSODstarの星回りなのかも知れません。実はその市川まさみと非常に似たタイプのユニバーサルな才能がSODstarに戻ってきました。
SODstarとして20本以上、アイポケでも20本以上の作品をリリースし、アイポケのプロデューサーが愛した9人の美女にも名前を挙げられている羽田あいです。
正直に申し上げて、今なぜ羽田あい?と思わないではなかったのですが、とんでもありませんでした。
ここでご紹介するのは「撮影場所はマイホーム 旦那に見つかったらいい訳出来ない 自宅でドキドキ3SEX」(ながしめ監督)です。
さすがはSOD、「ママは満足」シリーズを生み出したダイトリの魂が憑依したかのような見事なハメ撮り作品でした。「羽田さんのことファンなんですよ」「これはちょっと僕の無理を言ってあれをして・・・」作った現場だと告白するながしめ監督、「嬉しいじゃないですか」と笑顔で応じる羽田あい、あなた絶対つゆダクになってますよねみたいな素敵なお顔になってます。マイホームの玄関でそんな顔しちゃダメですよ(笑)。
50分を超える長尺のねっとりセックスで中出しフィニッシュの後、おかわりをねだる彼女がたまらないですね。SODでデビューして、アイポケでも愛された女優がまたSODに戻ってきた意味はこの作品を撮るためだったのかとすら思います。
二人でホテルに入った時に来た旦那からの電話に出た罰でキュウリオナニーを命じられる羽田あいが見られるなんてアイポケ時代には考えられませんでした。そしてそのキュウリを旦那さんに食べさせることまでお仕置きに含まれているというのがエグい(実はそのキュウリ、ホテルで食べちゃうんですがそれもまた良し)。
最後は複数プレイの途中で旦那帰宅、慌ただしく去る撮影陣にバルコニーから手を振る羽田あいという締めくくりでした。
あえてこの二人を並べて取り上げましたのは、どこのメーカーへ行っても成功しそうな市川まさみと、実際にSODとアイポケで成功を収めた羽田あいというユニバーサルな才能がSODのコンテンツで今年は色を出せているということを言いたかったからです。
専属単体女優のビジネスモデルは、結局のところその女優の個性に頼るところが大きく、ユーザーはその女優だから作品を手に取るという傾向があります。しかしながらSODのように企画でひと工夫すると、見慣れてしまったはずの超ベテランでも大きなヒットが出せるということが稀にあります。そんなことが可能になっているのがSODの今年の星回りであるようです。