出会い系に出没する、エロそう、ヤレそうという女子には自然と男のメッセージが集中し、競争率が激しくなるもの。
そんな中、アップするだけで勝手に女子が寄ってくる、そんな魔法の言葉があったとしたら……あなたはどうする!?
エロ行為で捕まる整体師がヒント?
小生、学もなければ甲斐性もなく、気が弱いのに見た目だけはこわもてという不遇の男。当然ですが女子にモテるわけもなく、童貞はソープで捨てたという有り様のしがないライターでございます。
なんですが、こんな仕事をしてるとアンテナが働くもので、最近は意外と素人とセックスできちゃってるんですよ。ついこの間も、出会い系で知り合った五十路の熟女がなかなかのセレブで、死ぬほどクンニしてあげたら超喜びましてですね。「タクシー代です」ってお金までくれちゃったりして。
とはいえ、やはり出会いサイトは競争率が激しいですね。エロそうだったり、可愛い写真をアップしてる女子だったりすると、いくらメッセージを送ってもなかなか返事が返ってこないってのも事実でして……。
そんな中、オレ、見つけてしまったかもしれないんですよ。出会い系で女に「この人に会いたいかも」と思わせられる魔法の言葉を! それってのがタイトルの、
『オイルマッサージいたします』
って文面なんです。オレがこれを思いついたのは、テレビで「整体師が女性客に淫らな行為をして逮捕された」ってニュースを見たとき。バカだねぇ、女がオネダリしてくるまで待てないもんかね。許しもなくオッパイやマ●コに触ったら、そりゃ女性客も警察に駆け込むわ、と思って見てたんです。で、
(あれ、これ使えんじゃね?女性がオネダリしてくるのを待つことさえできれば強姦になんないってことでしょ。しかも、プロのマッサージ師として金取るわけでもないし!)
ちなみに、編集部にお願いして「女性専門エステでマッサージを受けている最中、感じてしまったことがあるか?」というアンケートを取ってもらったんですが、その結果が前頁のグラフ。実に74%もの女性が、マッサージ中に「アン」と声が漏れそうになった瞬間があるという結果になったではありませんか!
エロ出会い系ではヒットしないが?
その結果を受け、オレは通販でオイルマッサージの講習DVDを購入。手順とコツを頭に叩き込み、満を持してアダルト系の出会い系サイトに書き込みをすることに。
「オイルマッサージいたします。趣味ですのでお代はいただきません」
う〜ん、なんか怪しいよなこれじゃ……なんて悩んだ揚げ句、アップしたのが、
「開業を目指してオイルマッサージを勉強しています。どなたか練習させてくれる方はいらっしゃいませんか?」
という文面。ところが、アダルト系は援交目的の女が多く、下心を見透かされたのかメールなんかきやしないんですな。
で、逆に非アダルト系のサイトならどうよ? と同じ文面をアップしてみたところ……キターーーッ、きましたよ、『マッサージに興味があります』という主婦だって女性からメールが!
で、会ってみると普通の三十路の奥さんでエロオーラはゼロだったんですがね……。
くすぐる指先にくねりだす腰!
用意した紙ブラと紙パンツに着替えてもらい、たっぷりオイルを垂らして背面マッサージ開始したオレ。
「力加減はどうです?」
「はい、ちょうどいいです。開業を目指してるだけあってお上手ですね」
なんて感じで最初は背中や腰、腕を真面目にマッサージ。そして、彼女がウトウトし始めたかなぁって頃合いに脚に移動し、太もものマッサージを始めたオレ。すると、指先が紙パンツのキワキワをかすめた瞬間!
「はうっ」
女性が体をビクッと震わせ、小さな声を漏らしたんです。キタキタ、これはキマしたよー。
てことで、そこから脚の付け根を重点的に攻めまくるオレ。相手が拒絶すれば止めるつもりでしたが、拒むどころが女性は勝手に腰を浮かし出す始末で……。
「どうしましょう、一応、性感も勉強してますけど」
「え……は、はい……お、お願いしちゃおうかな」
後はもう、ご想像の通り。指マンですっかりエロスイッチが入った女性からチ●ポをオネダリされてずっぽしファック!
しかも! 大満足で家に帰ってパソコンからサイトをチェックすると、さらに2通のメールがきてたんです!
どうです、「マッサージいたします」作戦、使えると思いません?
(掲載/「実話大報」2017年7月号)