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思い出をたくさん作れたのもひとえに読者の皆様のお陰…長年のご愛顧、本当にありがとうございました!【中年編集部員たちのSEX回顧録】

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職業はエロ本編集です、なんて言うと多くの男性が羨ましがりますが……

確かに美味しい体験も山ほどありましたが、逆に背筋の凍る思いもしてるんです(笑)

スナック妖怪の歯茎フェラ…?

さて、実話大報の最終号にあたり、中年編集部員たちのSEX回顧録として各方面に美味しい体験談を振り返っていただきましたが……。ここからは〝今だから笑える鳥肌体験〟ということで、私エバンス川井と、サウス南(彼は姉妹誌『ズバ王』編集部の人間でもあります)、さらに風俗ライターのカズ宮下氏を加えた座談会をお届けします。さて、どんな恐い話が飛び出しますやら?

川井「一般の人から職業を聞かれて〝エロ本の編集してます〟って言うと、たいていは羨ましがられるよな」

「そうっすね。でも、いいことばっかじゃないのもこの業界じゃないっすか。風俗業界も、まだまだヤ●ザな店って少なくないっすよね?」

宮下「だなぁ。一番まいったのは掲載する電話番号を間違えちゃったときね。川井さんと一緒に謝りに行ったよなぁ。もろアッチ系の事務所に(笑)」

川井「ありましたねぇ。いま思い出しても鳥肌立ちますよ。あ、鳥肌といえば南くん、スナックの怪談話、持ってたよね?」

「怪談って……ま、ある意味そうですけど(笑)。枕営業を黙認してるスナックがあるってんで潜入しにいったら、ホステスがみんな妖怪だったって話でしょ? 確かに、厚化粧のお婆さんが〝私のフェラは気持ちいいのよぉ〟って総入れ歯を外したときはゾッとしましたけどね」

宮下「あはは、それいいね。でも、聞いたことあるけどマジで気持ちいいらしいよ〝歯茎フェラ〟って(笑)」

ハメ獲った主婦のダンナがヤ印!?

「あ、そういえば……宮下さんが謝罪するのに川井さんに着いてきてもらったって話が出ましたけど。川井さんもアッチ系の人とひと悶着ありましたよね?」

川井「だよなぁ、こういう話になると必ず出るんだよ、その話」

宮下「ナニ? 川井さんの口グセ〝私、失敗しないので〟じゃなかったっけ?」

川井「勘弁しくださいよ。でも、あれは不可抗力。ハプバーで知り合った主婦がエロ本に出てみたいっていうんでハメ撮りさせてもらったんですよ。そしたら後日、編集部にダンナから電話がかかってきてさ。この男ってのがヤ印方面だったんですよ」

「で、どうなったんでしたっけ?」

川井「画像データを全部寄越せって。で、編集長に報告したら、モデル代とホテル代、そのほかの雑費を返してくれるならいいって」

宮下「お、板挟みってヤツだね」

川井「悪いのは全部エロい奥さんなんですけどね。10万自腹はヤだったから必死で説明したよ、見た目からして恐いダンナに。奥さんのサインが入ってるモデル代の領収書とホテルとレストランとコンビニのレシート見せてさ。しめて10万1253円のご返金お願いしますって。めっちゃ声震えたけどね(笑)」

「いやぁ、色々ありましたなー。しかし、いいんですか、実話大報の最後がこんな話で(笑)」

川井「いいも悪いも、今となっては懐かしい思い出よ。あ、南くんは引き続き『ズバ王』を担当するんだよな、頑張れよ」

「了解、しかと承りました(笑)」

というわけで回顧録はこれにて終了。これまで関わってくれた皆さま、そして読者の皆さま、本当にありがとうございました!

 
 

 

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