OP PICTURES+フェス2019『平成風俗史』舞台挨拶レポート!
8月23日から9月5日まで、東京・テアトル新宿で15作品が上映されている、R15ピンク映画の祭典「OP PICTURES+フェス2019」がいよいよ折り返し地点に!
今年のフェスは出演者、制作者などが映画館前でフライヤーを配布するなど、広報活動が盛んに行われているためか連日超満員。ここ数年でいちばんの盛り上がりをみせています。
その「OP PICTURES+フェス2019」も後半に突入。今回は8月30日に上映された『平成風俗史』(竹洞哲也監督)の舞台挨拶をレポートします。
今回の舞台挨拶は超豪華!
出演者のなつめ愛莉ちゃん、卯水咲流ちゃん、若月まりあちゃん、東凛ちゃん、辰巳ゆいちゃん、脚本を担当した当方ボーカルさんらが登壇し撮影秘話などを語ってくれました。
先輩後輩のOL役を演じたなつめ愛莉ちゃんと卯水咲流ちゃん。なつめ愛莉ちゃんの印象を「撮影の日が初対面でしたけど、すごく愛嬌があるかただったのでやりやすかったです」と語る卯水咲流ちゃん。
なつめ愛莉ちゃんは「私の役が(撮影の)2日か3日前に急に決まって、急に台本を覚えるってなってすごく不安だったんですけど、みんな明るい方ばかりで楽しくやることができました」とコメント。
今作はセリフよりもモノローグ(独白)が多く、上手くいったか聞かれると「楽勝でした」と笑顔で答えるなつめ愛莉ちゃん。また、なつめ愛莉ちゃんは今回フェスで公開される15本中、4本に出演。さながら「なつめ愛莉フェス」の様相を呈しています。
ショートカット姿で登壇した若月まりあちゃんはモノローグについて聞かれると「全然、慣れないです」とコメント。本人は活舌がよくないと言ってましたが、それが逆に評判がいいと言われ、「嬉しい」ですと笑顔をみせてくれました。
作品の思い出を聞かれると「竹洞監督の作品は3作品目なんですけど、全部の作品で走っているんですよ。なので、今回も走ったなあっていう記憶がございます」とコメント。すると脚本を書いた当方ボーカルさんが「竹洞監督も私も基本的には走っている若い女の子が好きなんです」と説明してくれました。
東凛さんはVHS時代のAV女優役を演じ「昭和のAV女優さんになりきるのが大変だった。時代感を出してというお話があったので、時代感を出したら私だけ浮くという(笑)」とコメント。
辰巳ゆいちゃんは先日まで行われていたSOD女子社員舞台で熱演したため声を枯らしての登壇。ピンク映画の撮影は慣れたか聞かれると「そうですね。早く撮影を終えて、早くお酒を飲む時間を作ってあげる」とコメントし会場の笑いを誘いました。
今回は5人もの出演女優が舞台挨拶に登壇。「OP PICTURES+フェス2019」の折り返し地点を盛り上げてくれました。
この「OP PICTURES+フェス2019」は9月5日まで2本ずつ上映中。出演者が舞台挨拶に立ちこのように撮影秘話などを語るほか、上映後にはサイン会とミニ撮影会も開催。本当にお得な上映となっています。
連日、超満員を記録しますます勢いに乗る「OP PICTURES+フェス2019」。開催はあとわずかですが、ぜひ、テアトル新宿に足を運びピンク映画の世界に浸ってください!
▶http://www.okura-movie.co.jp/op_pictures_plus/
(写真・取材 神楽坂文人)