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【映画「無慈悲な光」完成披露会見レポート!】加藤あやの、あべみかこ、山岸逢花、AIKA、本庄鈴、つぼみ、栄川乃亜、久留木玲、奇跡のキャスティングであの感動の舞台が映画化!

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映画『無慈悲な光』完成披露試写会開催!

20197月に東京・下北沢で行われた舞台『無慈悲な光』は多くの感動を呼び、出演者たちの新たな道を切り開いたことで話題を呼んだ。

https://dxbeppin-r.com/archives/82634

しかし、舞台の映像が残っておらず、観に来られなかったファンからは映像化希望の声が相次ぎ、昨年の10月には映画化の記者会見が行われた。

https://dxbeppin-r.com/archives/97856

そして、ついに映画化のためのクラウドファンディングで約1650万円もの支援資金が集まり、この度、映画が完成。その完成披露試写会が行われた。

映画『無慈悲な光』

会見には監督を務めたお笑い芸人のカジさんをはじめ、出演した加藤あやのさん、あべみかこさん、山岸逢花さん、AIKAさん、本庄鈴さん、つぼみさん、栄川乃亜さん、久留木玲さんが出席。質疑応答に答えてくれた。

まずは「舞台公演と映画作品の芝居の違い」を聞かれると、

「舞台は始めから終わりまで、自分の感情が確実に動いていくんですけど、映像はいきなり〇〇(ネタバレのため伏字に)のシーンから撮影に入ることがあったので、その感情を自分なりに覚えておくことがポイントだった」(加藤あやの)

「イラストをスケッチブックに描く役だったんです。舞台では一枚の絵を舞台中に完成させていたんですけど、映画はそのシーンに必要なイラストを何枚も描くので、その時に描きたかった心情の変化が絵に出ているので、そこはこだわりました」(あべみかこ)

「舞台と少し変わっていたのが、幼少期の描写がしっかりと入っており、そこを踏まえた芝居ができたので、より現実的な芝居ができていたと思います」(山岸逢花)

「舞台はひとつだけの役を演じてたんですけど、映画では回想シーン、クローン役、昔の自分といったキャラクターを演じました。回想、クローンといった違うキャラクターを演じたのでこだわりすぎて、よく分からなくなるときもあり苦戦しました」(AIKA

「回想シーンで昔の自分と現在の自分で違いが大きくあった」(本庄鈴)

「メンバーが増えたことが大きく違いました。舞台のときはめちゃくちゃ孤独でしたが、今回は(マウスではない役が)3人(つぼみ、栄川乃亜、久留木玲)いたので心強かったです」(つぼみ)

「舞台でつぼみさんがやっていた役から分散された医者と看護師という役柄だったので、舞台を見たときにつぼみさんがどんなふうに医者の部分を出していたのかなと考えつつ台本を読んだり、芝居をしたりしていくなかで、医者の冷酷さを少しづつすり合わせをしていきました」(栄川乃亜)

「舞台でつぼみさんが演じていた人格を3人(つぼみ、栄川乃亜、久留木玲)で分けたので、私が演じた看護師は人間らしさを補い演じました」(久留木玲)

8人がこだわった場面を強調してくれた。

また、監督を務めたかじさんは「印象的だったシーンは回想シーンは印象的だったんですけど、舞台では描けていない研究者、医者、看護師の人間としての悩みを描けたのはよかったです。それと8人ひとりひとりの個性をより目立たすことができたのは、今回、映画を撮ってよかったところです。あと、セクシー女優の演技力の高さを観ていただきたいと思います」と見どころなどを語ってくれた。

会見後、行われた試写会では8人の鮮烈な演技が光り、涙を誘うシーンが続出した。その演技からは「AV」女優でも「セクシー」女優もでない、ひとりの「俳優」としての輝きを見せ、8人の未来を明るく照らし出した。

今後、この映画『無慈悲な光』が全国の映画館で上映されることを切に願いたい。

映画『無慈悲な光』
映画ストーリー:無機質な研究所の一室に集められたのは人間と同じ姿をした5匹の実験動物。自分たちを人間だと主張する彼女らに課せられた最後の実験は安楽死。私達は人間です。いいえ、あなた達は実験用マウスです。この物語は彼女らに行われた無慈悲な実験の記録である。
出演:加藤あやの、あべみかこ、山岸逢花、AIKA、本庄鈴、つぼみ、栄川乃亜、久留木玲
監督:カジ
原作・脚本:えのもとぐりむ(マウスの道徳)
制作:アエロ株式会社
制作プロダクション:株式会社ラビットワークス
公式HPhttps://mujihi-na-hikari.com/
公式ツイッター:@mujihinahikari

(写真・取材 神楽坂文人

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