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【AVマイスター・東風克智さんインタビュー】AV芸人リボルバーヘッドが最も尊敬する、AVをこよなく愛する東風さんに、レビューへのこだわりを聞いてきました!「〝点が線になる〟瞬間があるんだよね」【前編】

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今夜もシコってますか改めてまして、アダルトビデオ芸人のリボルバーヘッドです。今回のインタビューでは、私が最も尊敬しているAVマイスター(ライター)・東風克智(こちかつとも)さんにお話を伺いました!月に100本ものAVを視聴し、一言一句女優さんの台詞をノートに記し、常軌を逸したAV愛と徹底的したこだわりでAVレビューを執筆する東風さんに〝AVレビューの極意〟を教えてもらっております。

前編では、「AVとの出会いの話」、「ナイツ塙さんらと共に所属していた、落研時代の話」、「AVマイスターになったキッカケの話」などをしてもらっておりまので、ぜひ最後までお付き合い下さい!(全3回、前編)

「俺の一番の読者は俺だからさ。まあ、リトル本田的なことかな(笑)。妥協して自分に嘘をついた記事は書きたくないからね」

── お久しぶりです! 本日はお忙しい中、お時間を作って頂きありがとうございました。(この取材の後に東風さんは、美谷朱里さんとの7時間半にも及ぶツイキャスを控えていた)

東風克智(以下、東風)久しぶりだね。アレ? またデカくなった(笑)?

 

── はい!増量中なので、週7で筋トレをしています!!

東風 凄いね(笑)。ってか結婚もしたよね。おめでとう! そう言えば、Twitterに投稿しているフリップとかヨンコマ漫画って、奥さんに書いてもらってるんだっけ?

 

── そうです(笑)! 自分だと何にもできませんので

東風 いい奥さんだね。俺も大学の落研時代に付き合ってた彼女がいたんだけど、コントの時に音響を頼んでいたなー。でも別れてからは、自分で全部やらないといけなかったから地獄だったよ(笑)。だから、奥さんのことは大切にしなね!

 

── はい!妻を一番に大切にして、AV愛を爆発させていきたいと思っております。本日は「AVレビュー」をテーマに、お話を伺わせてもらいと思いますので、宜しくお願い致します!

東風 よろしくね!でも、土曜の昼のファミレスだから、内容的に声は小さめにしようね(笑)。

 

── ではまず、AV視聴歴から教えて下さい!

東風 初めて観たのが小学校六年生で、1990年だったから今年で31年目になるかな。作品は、二番目の兄貴が持っていた、星野ひかるさんのやつだね。星野ひかるさんとか全然知らないでしょ(笑)?

── もちろん名前は存じてますが、僕の生まれる前なので

東風 だよね。VHSの時代だからね(笑)。それ観てハマって、中学生の時にテレ東で「ギルガメッシュないと」が始まって、飯島愛さんにハマってって感じだったね。

 

女尻 飯島愛

── 最初にAVを買ったとか、借りた時の思い出はありますか?

東風 最初は、兄貴の会員証を持って行って借りたね(笑)。でも田舎だったから、高校一年くらいでも私服を着て行けば普通に売ってくれたんだよ。地元のコンビニみたいなのがあって、そこに一本3000円ぐらいで、偽物っぽいコピーしたようなやつが売ってたから買ってたね。

 

── 高校生で3000円はかなりの出費だと思うのですが、お金はどうしていたのですか?

東風 俺の家はテストでいい点を取ると、お小遣いを貰えるってシステムだったから、AVを買う為に一生懸命勉強していたんだよ(笑)。

 

── ハッハッハ(笑)。どうしてもAVが欲しかったのですね!

東風 100点取れば5000円くれたから、AV買う為に必死になって勉強したね。モチベーションがあればやるよ、勉強は(笑)!

 

── ガッツリAVにハマって、たくさん観るようになったのはいつ頃ですか?

東風 ガッツリは、大学生の頃だね。上京して東京に来てみたら、レンタルビデオ屋がめちゃくちゃあったんだよ。昭島に住んでたんだけど、昭島にあるレンタルビデオ屋全部と顔見知りになってて、100円レンタルみたいなやつを片っ端から借りまくってたね(笑)。

 

── 全てのお店と顔見知りって凄いですね(笑)。

東風 一回、新人のバイトの子が俺の接客で手間取ってたら、店長が出てきて「この方はお得意様だぞ」って怒られてたこともあったよ(笑)。
あと、川島和津実さんって子が1998年から1999年までいたんだけど、その子が人気過ぎていつも借り出されていたから、毎回借りれなくてガッカリして帰ってたんどけど、そんな俺の姿を見て、店長がこっそりキープとかしてくれてたりもしたね!

抱きしめたい 川島和津実

── ガッカリした背中が、相当悲しそうに映ったのでしょうね(笑)。

東風 なんかそうゆう、人情的な感じが好きだったんだよね。脱サラかなんかわからないけど、昔はおっちゃんが個人経営でやってるようなAVショップがたくさんあってさ。そこのおっちゃん店長と話すのが好きだったんだよね。仲良くなったら、破棄する予定だったAVをくれたりしてさ。

 

── その頃は大学生の落研に入っていて、お笑いをやられていたんですよね?

東風 そうだね。一個上にはナイツの塙さんがいて、同期にはつっちー(土屋伸之さん)がいたりして一生懸命お笑いはやっていたけど、全然AVの方が好きだったね(笑)。

 

── AVを観てる時が本来の姿で、お笑いをやっている時は仮の姿って感じだったのですね(笑)。

東風 学生お笑いは下ネタ禁止だっから、一切本領発揮できなかったよ(笑)。学校内でお笑いをやる時は「東京師弟コンビ」って名前でやっててそれは全然ウケなかったんだけど、学校の外でやる時は「ぶたとんぷう」って名前で、ちょっとエロ要素とかも入れてやってたりしたね。

 

── 「ぶた☆とんぷう」って、東風さんの最初のライター名ですよね?

東風 そうそう。この名前は塙さんが付けてくれたんだよ。由来は、相方が太ってたからブタで、俺が東が付く名字だから、「その二人が巻き起こす風」っていうのと、塙さんはYMOの「東風」って歌が好きだったから、この名前を付けてくれたんだ。

 

── ちなみに最もウケたネタと、スベったネタは何ですか?

東風 ほとんどスベったからスベったネタはいっぱいあるよ。ウケたのはエロネタじゃなかったけど、「アンパンマンの家が火事になって、ジャムおじさんを助けに行こうとして扉を開けたら、バックドラフトが襲ってくる」っていうコントかな(笑)。
これを見た、元ラーメンズの小林賢太郎さんが「君らの時代は10年後に必ず来る」って言ってくれたんだよ。で、ちょうど10年後にAVライターになったんだけどね!

 

── なんか凄いお話ですね(笑)。その後は何故、お笑いを続けられなかったのですか?

東風 周りには塙さんとか、モンスター級に面白い人ばっかだったからね。お笑いは続けようかとも思ったんだけど、ある日に塙さんとシアターDでやってた500円ライブっていうのに行ったら、全員めちゃくちゃ面白いのに全く売れてないっていう現実があってさ。特に「この人達で売れないなら無理だろ」って思ったのが、アンタッチャブルさんだったんだけどね。それ見て、もう俺にはお笑いは無理だなって思ったよ。逆に塙さんは、やる気になっていたけどね!

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