今夜もシコってますか!? 改めまして、アダルトビデオ芸人のリボルバーヘッドです。今回のインタビューでは、女の子を可愛く見せることに定評のあるAV監督・TODOさんにお話を伺いました。TODO監督は「S級素人・宇宙企画・レアルワークス・SCOOP」などで毎月数多くの作品をリリースされていながら、ご自身のYouTubeチャンネル「TODOオンザラジオ」では、毎回撮影現場よりゲストにセクシー女優さんを迎えてプライベートトークを配信されるなど、幅広くご活躍される売れっ子監督さんなのです。そんなTODO監督に前編では「天才的と言われる主観モノを撮るコツ」や「AV監督になった理由」をお話頂き、中編では「特に注目している女優さん」を挙げてもらいました!ぜひ、最後までお付き合い下さい! (全3回、中編)
■インタビュー前編
本当にホラーみたいな作品『肉便器これくしょん』
—— 前編ではパッケージのこだわりについてお話頂きましたが、こだわって撮った作品で特に印象的な作品はありますか?
TODO監督(以下、TODO) クリエイティブなことをやり続けた結果、売れなくてめちゃくちゃ落ち込んだ作品があるんです(笑)。本当にホラーみたいなのが撮りたくて『肉便器これくしょん』っていうシリーズを撮り始めたんです。製作費が無かったのでユニットバスに呪文のように文字をいっぱい書いて監禁するって話だったんですけど、全然売れなかったですね(笑)。
シン・肉便器これくしょん美少女監禁シリーズComplete Memoria…
—— AVとは思えないホラーですね。お客さんからはどんな声があったのですか?
TODO 「文字が気になって抜けなかった」というお声を頂きました! スタッフ総出で、何時間もかけて書いたんですけど……。この経験で、やり過ぎちゃうとダメなんだっていうことを学びました!
—— AV作品というのはクリエイティブな部分と、エロの抜ける部分のバランスが難しいのですね!
TODO この時期はホラーで抜くのにハマっていて、この作品は物凄く凝っていたんですけどね。ストーリー的には、兄によってユニットバスに監禁されている妹の話なんですけど、実はこの子は病み過ぎてて、監禁されていながら文字は全てこの子が書いてるっていう裏設定があって。
—— 怖っ!
TODO 特攻の島という、魚雷に乗って死んでいくストーリーの漫画があるんですけど、この話に出てくる人が、魚雷が壊れてずっと魚雷から出れなくて精神が崩壊していくっていうのが元ネタなんです。僕が撮った「肉便器これくしょん」は、特攻の島の要素を結構詰め込んでいて、これ必要? みたいなものも入れ込んで凝って制作しているので、皆さんにぜひ見てもらいたい作品なんですよ。突然笑い出したり、手が痙攣するように震え出したりと、よく審査通ったなって(笑)。
—— すぐ見てみます! このシリーズに出演した女優さんで印象に残っている方はいますか?
TODO 南梨央奈ちゃんの危機迫る、迫真の演技は素晴らしかったですね。
肉便器これくしょん(肉これ)僕の肉便器十一号機ヤンデレ女子校生 りおなちゃ…
—— 〝みなりお〟の愛称で親しまれる、王道ロリ美少女ルックスながら、ハードなドMプレイをNG無しでこなしてしまう南梨央奈さんですね! 「AV大喜利」というイベントで南さんとはご一緒させてもらったのですが、ワードセンスが抜群で大喜利がお上手だったのを思い出します!
TODO 彼女の役への入り込みには驚かされましたね。凄いの一言です! 彼女の表現力は抜群だったんですけど、レビューで書かれたのは「後ろの文字が気になって抜けない」でした…(笑)。
実はもっと細かいことをこの作品ではやっていて、後ろの文字には作品のネタバラシが書かれていて、冒頭にそれが映るカットがあるんです! これを見つけてくれれば、全てが女の子の自作自演で、男の妄想に合わせた女の子の話ってことがわかる作りになっているんです!
—— 急にゾッとする話!
TODO もっと売れなかった話をすると、個人的にハマったコンテンツのパロディをやった時は売れなかったですね……。半沢直樹が好き過ぎて「やられたらやり返す! マングリ返しだ! 」っていう作品を撮ったら一切ダメでした(笑)!