TOEIC990点&英検1級の元AV女優・澁谷果歩ちゃんが、
今すぐ使える(?)Hな英会話をデラべっぴんR読者に教えちゃう♥
Hでためになるコラム『かほパイ淫グリッシュ』!
↓前回までのコラムはこちら!
第21回 Hな単語集<エッチなお願いと使役動詞編>
ベッドの中で、相手とどんなお話をしますか?
「痛くない?」「気持ち良い?」っていう確認と、「フェラして欲しいな」や「クンニしてもいい?」などのお願いですよね。
ちなみに今のを全部英語で尋ねると、こんな感じ。
聞かれなくても痛かったらIt hurt.「痛いよ」と、気持ち良ければIt feels great.「とっても気持ち良い」って教えてあげましょう。
フェラには以前出てきたblow jobという単語を使っても良いですが、個人的にgive a head「オーラルセックスをしてあげる」の方が品のある感じなのと、ジェンダーに関係なく誰でも使える言い回しなので好きです。
エッチなお願いは何て言う? 〜許可を求める助動詞〜
Will you~?なら「(あなたが)してくれる?」、Can I ~?であれば「(僕がor私が)してもいい?」。giveをgetに変えてCan I get a head?「フェラorクンニされたいんだけど良い?」というニュアンスにするのもOKです。してあげてばっかりで、「私もされたい!」なんてシチュエーションに合いますね。
ただし普段からその伝え方だと、ワガママに聞こえてしまうかも。I が前に出ると自分中心に喋ってる印象が出てしまうので、Is it okay if I~?「私が~しても構わない?」と後ろに持っていった方が謙虚に聞こえます。
例えば付き合ってもいない相手に「キスしていい?」と聞かれたとしましょう。
前者だと「チャラい!自信たっぷりやな~」と引いてしまうけれど、後者だと「え、丁寧で好きかも」とキュンとなっちゃいます。
ちょっとした言い回しで相手への好感度って変わりますよね。今回のテーマは、おねだりシチュにおけるニュアンスの違いです♪
【使役動詞】を使いこなすには?
【使役動詞】って覚えてらっしゃいますか?
誰かに何かをしてもらう際に使う表現で、以下の4種類があります。
英文法って、不定詞だの準動詞だの分子構文だのお堅い言葉でくくってるから感覚が掴みづらいのだけど、要は【させる動詞】ってこと。なぜ4個もあるのかというと、使い方が異なっているのと、全てニュアンスが違うんです。
まず一番ニュートラルなのがhave「してもらう」で、すぐ後ろにしてもらう相手と、その行動を表す動詞が来ます。
当然 My girlfriend massaged me.「彼女がマッサージをしてくれたよ」でも同じ出来事を指しているものの、させる動詞こと使役動詞を使うと「してもらったんだぜ」感が強い。
また、自慢気に聞こえるだけじゃなく、日常でも使役動詞を使った方がナチュラルな表現もあります。
例えば美容院に行った時。セルフで髪を切るわけじゃないからI cut my hair.だと正しくないし、My hairdresser cut my hair.だと、髪型を変えた自分の話をしたいのに美容師さんが主人公になってしまい変ですよね。実は<have [人物] do>の形、人じゃなくて物でもいいし、doは受け身のdoneでも大丈夫。
じゃあ、突然こう言われたら?
誰に?お店?恋人の趣味?てか、自分で処理しないの?この場合はもっと情報が欲しいですよね。
ただこれを聞いたら、「えー、彼氏に剃られるのなんて嫌じゃない?」と返しちゃうかな。
というのもhaveは「してもらう」、つまり「自分が望んだことをしてもらう」わけなので、趣味嗜好はそれぞれといえど…そんなんしてもらいたいかねと不思議に思うのです。単純に、刃物を大事な部分に当てるなんて怖くて任せられなくない?
しかしこれがhaveではなくletだったら、「あぁ、彼氏さんがそういうの好きなんだ」と受け入れるかもしれません。
<let [人物] do>になると、「させてあげる」というスタンスに変わります。剃毛AVとかもありますし(私は元々パイパンゆえ未経験)、プレイとして需要ありそうですよね。
こちらも自分の意思より「向こうがしたいって言うからさせてあげた」という乙女心が伝わるでしょうか? 無責任にも聞こえますが、相手がしたいことをさせる、それがletの使い方です。
さて、getのみ<get [人物] to do>と形も少しばかり変化します。そして肝心の意味は「どうにかしてやってもらう」、つまり頼みづらいこと、簡単にしてもらいにくいことを説得やお願いして何とかやってもらうというドラマが加わるのです。
大学生の頃に「セックスはしてるけど、彼女が全然フェラしてくれない!」と真剣に悩んでいるクラスメイトがいました。結局は別れたらしいけど、上手くいってればこんな展開になっていたかも?
潔癖症でクンニ嫌いな男性もいますし、誰かが喜んでやるようなプレイが、他の誰かにとっては乗り気じゃないこともありますよね。性癖によってhaveとletとgetをそれぞれ当てはめるとわかりやすいでしょう。
ちなみに一筋縄ではいかない相手の合意を得るというトーンがある使役動詞getは、ビジネス英会話で大活躍。
してもらうことに対する感動は勿論ですが、口説き落とした自分の裁量や努力を称えられる表現といえます。
最後のmakeは<make [人物] do>で「無理やりさせる」、よって強引度が強く合意度がありません。エッチな状況で使うと性犯罪感あってヤバいやつなので、気をつけましょう!
彼女にお願いしたら精子をごっくんしてくれたとして、I made her swallow my cum.なんて言ったら、「嫌がる女にザーメン飲ませてやったぜ。へっへっへ」と鬼畜っぷりが怖い。同性間の下世話トークならともかく、あまり積極的に使用すべきじゃないですね。
こういう場合なら、嫌がってるのを無理に…というケースではあるけれど、自業自得だし仕方ない。
色々な状況を整理してみましたが、“させる動詞”こと使役動詞の違いをわかってもらえたら幸いです。学生の頃はテスト中心の英語勉強法でも、大人になれば「こう言ったら相手にどう伝わるか」というニュアンスの違いを知ることが大切で、文法的に正解不正解かだけの問題じゃない。
会話でこそ生きる微妙なトーンの差を習得して、国際的モテを狙っちゃいましょう♡
T151cm B100・W60・H92
趣味/特技:コスプレ/英検1級、TOEIC990点
元有名スポーツ新聞記者からAV女優に転身、Kカップのおっぱいとロリフェイスで人気女優に。AVを引退した現在も英語を活かして海外でも活躍中!
◉Twitter:@Shibukaho
Does it feel good? 「気持ち良い?」
Will you give me a head? 「フェラして欲しいな」
Can I give you a head? 「クンニしてもいい?」